神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『映像研』に『手を出』した! その② ~観賞レビュー「不条理劇が愛くるしさに変わる時」~

“映像研”というタイトルといい、乃木坂46の綺麗どころ3人を主人公に据えたキャスティングの妙といい、早くから興味・関心が尽きなかったのが、「月に一度は劇場で映画観賞」の9月作品に選んだ『映像研には手を出すな!』だった。このタイトルとキャスティ…

『映像研』に『手を出』した! その① ~仕事帰りの観賞劇~

本来『みをつくし料理帖』とは順番が逆だし、且つもう一か月前の話になってしまったけど………長月最終週に、『映像研には手を出すな』をついに観賞。今まで劇場で好んで観てきた洋画の、それもSFスペクタクルか(ヒロイン)アクションのような作品とも違う、…

『みをつくし料理帖』 ~やさしさに包まれた一大感動スペクタクル!~

70~80年代の邦画界を席巻した「角川(春樹事務所)映画」。個人的にも、多感な青春期の自分に多大な影響を与えてくれた(とりわけ第2弾の『人間の証明』に出会えなかったら、今の職も今の趣味も手に入れることが出来なかった)、その「角川映画」の総帥に…

MX4Dで『みをつくし料理帖』を観る!?

霜月11月の足音が聞こえ始めた先週土曜日の24日、ようやく「月に一度は劇場で映画観賞」10月の作品、『みをつくし料理帖』を観賞した。 前の週末3日間で46億円を稼ぎ出した『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の余韻と熱気がシネコン全体を包む中、11時半の回の…

榊原郁恵 永遠のヒロイン

先日も話題にした、CS歌謡ポップスチャンネルの「70年代女性アイドルソングベストテン」で、麻丘めぐみに続いて特集されたのが榊原郁恵。彼女も70年代の一時代を築いた、ていうか還暦を過ぎた今も大活躍の女優である。 デビュー当時は、あの底抜けに明るい…

「アルプスの少女」

過日、CSの歌謡ポップスチャンネルで「70年代女性アイドルソングベストテン 麻丘めぐみ」という番組があった。麻丘めぐみといえば、1970年代前半にデビューした典型的なアイドルだった。良しにつけ悪しきにつけデビュー以来着実にキャリアを重ねて行き、決…

沖雅也と森田健作~これも昭和の徒花~

先日AXNミステリーで『赤かぶ検事奮戦記』(フランキー堺版)の放映が始まった。当初は、各時間枠が5時間程度と長く、「もしかしたら『火曜ミステリー劇場』枠のスペシャルをまとめて放映するのかな?」なんて思ったけど、実際は第一シリーズから順番に…

これもある種のインディーズ版“メディアミックス”?(;^_^A

先の「ひろしま映像ショーケース2020」において22年ぶりの公開となった拙作『シューリンクス』。本作はレトロな雰囲気漂う8ミリフィルムの作品ながら、実は今でいう所の“メディアミックス”もどきの活動をした作品でもあった。 本作の撮影は1991年ながら、な…

“5人”のワンダーウーマン

今月刊行の「映画秘宝」の巻頭特集は『ワンダーウーマン1984』。6月の復刊後、本作が本誌の表紙を飾るのは2度目で、「映画秘宝」の「ワンダーウーマン」推しが伺えて嬉しい(^^) さて、そんな『ワンダーウーマン1984』特集で、興味深い記事を見つけた。“幻”…

「ガル」と「リンダ」 ~『ワンダーウーマン』古今東西~

『ワンダーウーマン1984』の“ぬか喜び”の上映予定日(10月9日)が過ぎて久しい……。「本当だったら、もうここにレビュー書いてるはずなのに……」なんて思うと残念な限りだが、一応12月25日(金)という正式な日程も発表されていることだし、後2か月、心待ち…

「近鉄の火」

先日、“近鉄戦士”の見出しが躍る記事が立て続けに掲載された。 岩隈に坂口「お疲れ様」残る近鉄戦士は近藤と2人にhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b1d005e25221e91e0d4b56c8ae787d68560ef363 残り2人の“近鉄戦士”ヤクルト坂口が通算1500安打 巨人岩隈の…

髪は長~い友達。

入浴を済ませ、鏡に向かって髪を乾かしながら「そろそろ散髪にでも行かんとなぁ」なんて思った直後、ネットを観たら、今日は「頭髪の日」なんだそうだ。 もっとも、自分のことを書くと、髪の長さより、今は髪の量や色の方が心配だ(;^_^A ここ十年くらいの間…

何をおっしゃいますやら、広瀬さん!(;^_^A

何気にネットニュースを見て、聞き捨てならぬ……否、“見”捨てならぬ記事を見つけた。 広瀬アリスの訴え、セーラー服衣装は「スカート長めで…」https://www.excite.co.jp/news/article/Narinari_20201009_61872/ この記事によると、今年26歳になる広瀬アリスが…

“角川商法”健在なり!!!

一昨日、ついに『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が公開された。何故「ついに」なのかというと、娘たちがこの漫画原作にすっかりハマり、この公開を指折り数えて待っていたからだ。流石に封切日の16日は平日故、観賞は叶わなかったが、それでも翌日の、満員が…

今こそ、カラオケ文化の継承を!

今日は「カラオケ文化の日」なんだそうな…… カラオケなんて、すっかりご無沙汰になってしまった。昔は、職場の2次会などで行くことがあったが、最後に行ったのが、おそらく7年前だったかな? 新婚当時は旅先で家内と一緒にカラオケボックスに顔を出したり…

「角川映画」と角川春樹氏の弁明

今、『みをつくし料理帖』に注目している。 現在、2年かけて継続している「月に一度は劇場で映画観賞」は、昨年4月の『キャプテンマーベル』以降、先月まで欠かさず続いている。しかし、今月(10月)の最有力候補だった『ワンダーウーマン1984』がまさかの…

3年間 、待ちに待ったゼ! 『夜霧の慕情』!!

「石原裕次郎が主演した全作品をDVDで網羅する」との触れ込みで、2017年7月13日発売の創刊号『嵐を呼ぶ男』から始まった「石原裕次郎シアター DVDコレクション」。この存在を知った時、真っ先に(そして唯一)期待したのが、『夜霧の慕情』のソフト化で…

“プログラムピクチャー”を地でいった『愛と平成の色男』

過日、日本映画専門チャンネルの「日曜邦画劇場」の枠で、森田芳光監督作品の『愛と平成の色男』が放映された。平成元年に制作・公開された本作は、元号代わりのタイミングといい、あたかも“金爆”の「令和」同様、企画からして“エクスプロイテーション”臭満…

2代巨匠による最強タッグの2本立て!

気が付けば日本中をシネコンが席巻し、かつては大都市中心だった劇場における指定席・入れ替え制が常識となり、一日中映画館に居座って同じ作品を延々観続けるなんてことは“過去の出来事”と化してしまった。中二の頃に今は亡き新天地の広島東宝で市川崑監督…

パンフに見る和製スプラッター映画の徒花『死霊の罠』

最近、自室にしまっていた往年のパンフレットを整理したんだけど、その中で“マニアック”という意味では究極といえるのが、この『死霊の罠』のパンフだろう。1988年……つまり実質的には昭和最後の年といっていい63年に公開された、最初から和製スプラッターを…

ヒロインのウィンク

今日10月11日は「ウインクの日」だそうで……どうもこの数字を横に寝かせたら、ちょうどウインクの仕草になるんだとか……(;^_^A そんな訳で、今日の「お題」はウインクで……… インディーズとはいえ、今まで23本の映画を撮ってきた(うち9本はヒロインアクション…

銭湯と「ハレー彗星」

今日10月10日は「銭湯の日」だそうで………そこでそれにまつわる我が思い出を書いてみたい。 私が人生で一番銭湯を利用したのは1985年度。かのハレー彗星が地球に最接近した年だ。当時大学4回生だった私が3軒目に選んだ下宿は、あいにく内湯がなく、毎日銭湯…

トラック野郎への共感と注文

今日10月9日は「トラックの日」なんだそうだ。まあ、「10=トウ」「9=ク」の語呂だろうから、実に分かり易い(;^_^A さて、「トラック」と聞けば、まず思いつくのは、何といっても敬愛なる鈴木則文監督と文太兄ィ・キンキンの仲良し三人組がタックを組んだ…

「木」といえば“ダッシュ4”!!

今日10月8日は「木の日」なんだそうだ。「木」といって、昭和世代がまず思い浮かぶのは、かの川内康範先生原作によるSF特撮ドラマ『愛の戦士レインボーマン』の“木の化身”こと「ダッシュ4」ではあるまいか?ヾ(- -;) この『愛の戦士レインボーマン』の…

“ぬか喜び”の『ワンダーウーマン1984』

先週末からいよいよ神無月10月を迎えた。待ちに待った『ワンダーウーマン1984』の公開月だ。はっきり言って今年の超目玉映画といえる。 本来ならば昨年末に公開されているはずだった。憎むべきは新型コロナウィルス禍。このウィルスが世界で猛威を振るってし…

未来のヒロイン企画を“妄想”する(;^_^A

一昨日は「ヒロインの日」(「10(テン)4(し)=「天使」=「ヒロイン})にかこつけて、我が“広島発ヒロインアクションムービー”の変遷について書いたが、今日は「過去」ではなく「未来」について、つまり新たな作品の構想について簡単に思いつくまま挙…

「ヒロイン」の日

「天使行動」と書いて「ヒロインアクション」と読ませる……香港映画のとある作品タイトルからそんなイメージを持った。ところで、もう日付は変わってしまったんだけれど、昨日の10月4日は、「10(テン)」「4(し)」の語呂で「天使の日」なんだと教えても…

ボスレーよ、さらば………

今やすっかり「ドラえもん」の顔となった、水田わさび(何とカープファン!)。すでに先代の大山のぶ代に迫る勢いの認知ぶりだ。だが昭和世代にとっては、やはりドラえもんは大山のぶ代でなくちゃ、って回顧している人も多いと思う。 ところで、そんな大山の…

嗚呼、ミレーヌ・ホフマン………

岩佐真悠子が芸能界引退を発表 17年間に感謝「今後は介護の仕事に携わりたいと思います」https://news.yahoo.co.jp/articles/a84c7de99f8e82ad123ae87251dba9061d43b94f 今日、このニュースを見てまず思い浮かんだのは『009ノ1』のこと。本作で彼女は主人公…

ヒロインとブーツ 昭和ヒロイン編

昨年度末辺りから書き始めた、ヒロインとアイテム(武器・装備品など)に特化したシリーズ記事の一環として、「ヒロインとブーツ」を過去3回テーマにした(「ヒロインとブーツ」「ヒロインとブーツ 番外編」「ヒロインとブーツ インディーズ編」)が、掲載…