神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

嗚呼、ミレーヌ・ホフマン………

岩佐真悠子が芸能界引退を発表 17年間に感謝「今後は介護の仕事に携わりたいと思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a84c7de99f8e82ad123ae87251dba9061d43b94f
 
 今日、このニュースを見てまず思い浮かんだのは『009ノ1』のこと。本作で彼女は主人公のミレーヌ・ホフマンを演じ、あの、一度見たら忘れられない、サイボーグヒロインの鑑ともいえる大胆な赤のコスチューム姿を披露してくれた。
 
 
 そんな彼女が表紙でポーズを決める、件の『009ノ1』を中心に古今東西の石森系特撮ヒロインを網羅した名書「THE WOMEN FIGHTERS ~ミレーヌ・ホフマンと石ノ森正太郎が生んだ闘うヒロインたち~」は未だ我が家の“家宝”である(;^_^A
 
 
 そういえば、先日「ヒロインとブーツ 昭和ヒロイン編」という題でブログを書いたが、このミレーヌ・ホフマンは赤を基調としながらも、露出度の高い赤のレザーボディースーツに赤いレザーグローブ、そして超ミニスカに真っ赤なニーハイブーツ(あいにくレザーじゃなさそうだけど……(;^_^A)と、これもまた、原作の時代から飛び出したような、昭和の趣を感じさせる“古めかしくてそれでいて新しい“コスチュームだといえる。
 

 

 このスチールの表情は、葛城アキとなんとなく面影が似ている……なんてね(;^_^A
 
 ところで、この1本の映画とコスチュームで、岩佐真悠子は日本SFヒロイン界のレジェントの称号をもらったはずだった。それ故、これからもずっとこの種の奇抜なヒロインを演じてほしかった。だってまだ33歳でしょ! ヒロインアクション的にもこれからじゃない。それよりも彼女のSFヒロイン像がこの一本限りでついえてしまうことが何とも惜しい!

 

 現金なもので、彼女が自身のインスタグラムで芸能界引退を示唆したその日のうちに、彼女のwikiの記事は既に「元女優・元タレント」って表記されていた。まあ、芸能界引退後は介護の仕事に関わるというプランも持っているようだから、それはそれで彼女の人生だから、今は今後の活躍を祈ってエールを送りたい。それよりも、そこに記載されている彼女の膨大なフィルムグラフィーを見るにつけ、確かに彼女は文字通り芸能界を駆け抜けたのであろう。せめてその中で見つけた興味深いタイトル『美しき女豹 BODYSNIPER』を何とか観賞できるよう努力してみよう(;^_^A

 
 女優でタレントの岩佐真悠子(33)が1日、自身のインスタグラムを通じて、芸能界を引退することを報告した。今後は、介護の仕事の道に進むため引退を決断。所属事務所とは円満退社で「新しい道に専念して精進したいと思います」と決意を新たにしている。
 岩佐は「世の中や自分を取り巻く環境も大きく変わってきている今。自分自身と向き合う時間が増えて、今後の事なども色々考え、新しい事への挑戦をしたいという気持ちからこの度引退を決意致しました」と説明し、今後は「微力でも直接社会や人様の役に立ちたいという思いから介護の仕事に携わりたいと思います」と伝えた。
 最後は「まだまだ未熟な私なので、新しい道に専念して精進したいと思います」とし「今まで応援し支えて下さったファンの皆様、並びに関係者、スタッフの皆様。17年間本当にありがとうございました」と感謝の言葉で結んでいる。
 岩佐は、1987年2月24日生まれ、東京都出身。2003年に『ミスマガジン2003』に選ばれ芸能界入りし雑誌グラビアを中心に活躍。04年、ドラマ『Deep Love ~アユの物語~』の主役を演じ、女優デビュー。同年、『第42回ゴールデン・アロー賞』グラフ賞を受賞。その後、グラビアアイドルから女優に転じ、テレビドラマ、映画、CM、舞台に多数出演した。