神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

これもある種のインディーズ版“メディアミックス”?(;^_^A

 先の「ひろしま映像ショーケース2020」において22年ぶりの公開となった拙作『シューリンクス』。本作はレトロな雰囲気漂う8ミリフィルムの作品ながら、実は今でいう所の“メディアミックス”もどきの活動をした作品でもあった。

 

 

 本作の撮影は1991年ながら、なかなか上映機会に恵まれず、公開はそれから4年後の1995年、それも当団体6年ぶりの「第2回午下がり上映会」での初お披露目だった。その前年、まだ公開前に本作のシナリオを大幅改変して、「シューリンクス~或る夏の女神~』のタイトルで、その年の「第十三回市民文芸作品募集」の「シナリオ部門」に応募したところ、思いがけずシナリオ部門2席を頂いて、広島市発行の「文芸ひろしま」13号に掲載して頂く幸運に恵まれた。

 

 

 しかもこのことは、当時の広島の高校演劇界にも知られ、有難いことに本作を演劇で公演したいとのオファーを頂き、急遽舞台用に台本を書き改め、その台本を元に、某市立高校が校内公演はおろか、その年の広島市立高校総合文化祭でもこの台本で発表してくれた。後にも先にも、私の台本が演劇で公演されたのは、この『シューリンクス』が最初で最後である。

 

 あいにくこの演劇用台本はワープロのフロッピーに収められているので再見は不可能であり、かつ当時の舞台を記録した媒体もない。今となっては冒頭に掲載した「校内公園」のチラシの画像でしか当時の面影を辿る術はない。

 

 もっとも、その唯一のチラシに、当時の高校生たちの精一杯の思いが垣間見られ、それ故唯一残ったこのチラシは、私にとって終生の宝物である。「初めてのオリジナル」の惹句も、見ていると熱いものがこみあげてしまう(;^_^A

 

 インディーズの映画って、所詮は撮って公開して終わりなんだけど、そんな中で本作のように、多くの方の支持を受け、いろんな形で、そしていろんな人の手にかかって利用されているのは、何とも有難い限りだ。

 

 そう思うと、そんな思い出を先の「ひろしま映像ショーケース」でもっともっと話せばよかったよ……劇中登場する「プレイボーイ」誌の表紙が「島崎和歌子」だったって、しょうもない笑いを取るくらいならば……( ノД`)