神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2009-01-01から1年間の記事一覧

今年のヒロイン映画

ブログ再開後、すぐに年末を迎えた次第だが、こうしてこの09年を振り返ったとき、今年は1本も“ヒロインアクションムービー”を観ていなかった、という驚愕の事実に気づいた。 強いて云えば志穂美悦子の『華麗なる追跡』はCSを録画したもので観たが、これは…

放置自転車は違法です(笑)

などと、のっけからバカなこと書いてますが……(笑) 全く“放置自転車”の如く、葉月よりずっと更新できないまま、とうとうブログ開始元年である2009年も残り僅かで過ぎ去ろうとしています。もはや感慨に浸る暇もないくらい……その間にも多くの方々がこのブログ…

広島(中国)限定ヒロイン!

若手アイドルの成長株、水沢奈子嬢。なかなかの清純派アイドルだ。確か最新版の「3年B組金八先生」にも生徒役で出演しているらしい。 そんな彼女が、かの陸上第12回世界選手権で男子マラソン6位入賞を果たした佐藤選手の所属する中国電力のイメージキャ…

ヒロインアクション、観賞ならず……

この里帰りの期間中はPCが全く使えない(よってネット接続も不可)環境なので、ここぞとばかりに手に入れた未見の“ヒロインアクションムービー”DVDを観ようと、多くの作品を持っていった。『ペルソナ』『お姉チャンバラ』『ICHI』『女子高生は改造…

アカネ隊員

『キャプテンウルトラ』の紅一点ヒロイン“アカネ隊員”(城野ゆき)の故郷へしばらく里帰りしていました(これホント)。長らく不在していましたが、このブログを再開します。どうぞよろしくお願いします。

あずみ

上戸彩が戦国時代の女戦士を演じると知った時は、大変期待した。きっと可憐でかっこいい、典型的な“ヒロインアクションムービー”になると思ったからだ。しかしながら見終わった後は、またもや何ともいえない感慨に包まれてしまった。 「戦乱の世を平定するた…

女バトルコップ

かつて一世を風靡した「東映Vシネマ」。結果的にこの“オリジナルビデオ”というジャンルが“B級プログラムピクチャー”に取って代わった訳だが、その創生期にはきちんとフィルムで撮ったV“シネマ”の名にふさわしいものも数多くあった。そんな「東映Vシネマ…

最終兵器彼女

大分前にDVDで観た『最終兵器彼女』という映画、今思い起こしても、何とも云えない作品だった。 自分なりにストーリーを掻い摘んでみると、主人公の高校生が一目惚れした女子高生が、実は自衛隊(日本軍)の要職に何故か懇願されて人体改造された完全無比…

アメリカの“志穂美悦子”?

タランティーノの『キルビル』2部作は、邦画派の私にとっても、とても好きな映画だ。勿論、香港クンフーにオマージュを捧げた“2”よりも、東映アクションを始め往年の日本アクション映画に思いを馳せた“1”の方が断然好きだが。 特に“1”には“ソニーチバ”こ…

真琴、かく闘う!

今回、久々に舞台観劇としゃれ込むことができた。その舞台とは、「親の顔が見たい」(演劇ユニット体温)。『天使諜報★神宮寺真琴』で主人公のヒロイン・真琴役を熱演した山田明奈さん出演の公演である。物語は、とある私立女子中学で生徒の自殺事件が発生し…

“真琴”の顔が見たい?

『天使諜報★神宮寺真琴』シリーズで、主人公のヒロイン・真琴役を熱演した山田明奈さんが主演する舞台「親の顔が見たい」を観てきました。 この場を借りての宣伝をしなかったのは、チケット売り出しから好調に売れ始め、早くからsold outの回が出るほどの人…

大散財!

“広島発ヒロインアクション”もののDVD制作に欠かせないプリンターの印字機能がとうとう駄目になって(それでも実働2年半位なのに……)、しかも修理に関しては内容の如何を問わず一律10000円以上も取るということなんで、泣く泣くプリンターを買い換えまし…

ヒロインアクションの矛盾

世の男たちが弱くなったせいか、はたまた本当に女性が強くなったのか……志穂美悦子の時代から今日に至るまで、“ヒロインアクション”ものの隆盛は後を絶たない。しかもこの種の作品を望むのは、実は男性であるという矛盾。はてさて、男たちは“強い女”に何を求…

全部刑事(デカ)

その主人公は、現役高校生。般若の面を脱いでも般若なマネージャーか、もしくはかつて名を馳せた往年の名刑事の指示の許、特命刑事として学園に巣くう巨悪を暴くべく活躍する。 戦闘時には白いセーラー服(冬服で真逆の色彩)を身にまとい、ドライビンググロ…

まだ観ぬヒロインアクションの傑作

やや“ネタ切れ”感のあったこの“ヒロインアクション”ブログだったが、考えてみれば巷に新しいネタはあるわあるわ(笑) 映画の世界でも、山崎真実の『ペルソナ』を筆頭に、綾瀬はるかの『僕の彼女はサイボーグ』『ICHI』、柴崎コウの『少林少女』、そして…

怪獣使いの少女

これはヒロインアクションとは一線を画すかも知れないが、生身の人間がロボットなどに乗り込んで闘う、というジャンルがある。主に永井豪氏の作品によく登場するが、主役級のロボットをサポートする女性型ロボット(と敢えて書く)として登場することが多い…

1000アクセス御礼

ブログを初めて3ヶ月、50回の節目に1000アクセスに到達しました。 ここまで“特化”したブログを見に来てくださった皆様、有り難うございました! この種の内容で書き続けると、流石にネタ切れの感もありますが(笑)、何とか次の作品(おそらくまたヒロイ…

セーラー服の解放

「セーラー服は学園の戦闘服だ!」……これを究極的につきつめたものが『美少女戦士セーラームーン』だろう(笑) まだ若い頃、初めて『セーラームーン』なるアニメが始まることを知り、そのキャラクターの画を見たとき、えもいわれぬ“いかがわしさ”を感じてし…

セーラー服は学園の戦闘服?

セーラー服……このフレーズに甘酸っぱい青春の思い出を想起させる者も、邪な思いに駆られる者も、それぞれいると思う。実際このフレーズはピンク業界の格好の題材にされた挙げ句、今や風営法によってその種の映画では一切使用不可の用語となってしまっている…

ミスマッチの妙

少し前の話題だが、『メイド刑事』なるドラマに南野陽子がゲスト出演して、往年の“ヨーヨー”さばきを披露する、という企画があったらしい。私は残念ながら拝見することは叶わなかったが、ネット上でヨーヨーをかざす凛とした表情の南野陽子の姿が公開されて…

変身するヒロイン

今までは主に「等身大」と言おうか生身のヒロインアクションについて書いてきた。また私自身が撮ってきた“ヒロインアクションもの”も、どれも破天荒な(物理的に不可能な)展開はあるものの、一応生身のヒロインが活躍する“非SFもの”ばかりだった。 だから…

12チャンネル、恐るべし

ここ最近、時代劇専門チャンネルで立て続けに『大江戸捜査網』を観る機会に恵まれた。今は松方弘樹篇が放映中だが、驚いたのは殺陣の迫力。松方篇のクライマックスの“チャンバラ”を初めて観た時には、「これはスペシャル版か?」と思わせるぐらい、緻密にか…

広島市民球場 最後の勇姿

『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』の舞台となった旧広島市民球場で、今日高校野球広島県予選の準決勝2試合が行われた。第2試合は戦前より広島を2分するほどのライバル関係にあった広陵vs広島商業という伝統の一戦。試合結果は2-1の…

プリンターとDVD

上映会を前後して、PCとプリンターの具合が悪くなった。特にプリンターは、インク交換をしてからどうもまともに印刷されない。インクタンクを何度も入れ直したり、ヘッドのクリーニング(そして“強力クリーニングも)やヘッド位置調整など、色々チャレンジ…

映画への衝動

“広島発ヒロインアクションの夕べ”こと『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』上映会が終わってから1週間が過ぎてしまった。思えば5月の『狙われた生徒会長』上映会の準備を3月末から初めて以来、先週までずっと気を揉みながら日々を過ごし…

『緋牡丹博徒 花札勝負』!

件の「広島市民球場映画祭」の広報をする際、「この作品はアクションコメディーですよね」と関係者から言われて、つい「はい」と答えてしまったことがあった。勿論、ストーリーも作り手の熱意も決して“コメディー”を目指したものではなかったが、どうしても…

何といっても「危機“一発”」でなくちゃ!

ブルースリーの“ドラゴン”以来、アクション映画(ヒロインも含む)の続編は「ききいっぱつ」と相場が決まっている。それも「危機一髪」ではなく、かのマイク水野大先生が“007”(“ゼロゼロセブン”って読んでね 笑)で命名した「危機一発」と漢字を当てるの…

『七変化諜報★八代忍~父の敵は奈落に落とせ!~』

『天使諜報★神宮寺真琴』を企画した頃は、その存在(というかタイトル・主演)だけしか知らず、第1作『狙われた生徒会長』を撮り終え、第2作に着手して後に拝見し、その作品世界の素晴らしさ、私の感性へのシンクロ度合いに思わずのけぞってしまった(笑)…

ネーミングの“何故”

映画を撮るときに悩むのが、登場人物のネーミングをどうするかだ。少なくとも特殊な場合を除いては、出来るだけ自分の身の回りにいない(変に名前から人物を連想しなくていい)名前をつけるように心がけているが、時にはある種の“遊び心”をもってネーミング…

『スケバン刑事』的『快傑ズバット』?

さて、昨日はまだ観ぬ新作の夢を書いたが、今日は過去の『天使諜報★神宮寺真琴』2作品について振り返ってみたい。 元々、四半世紀前に頓挫した企画『スケバン刑事広島篇』に端を発して始まった『神宮寺真琴』の第1作『狙われた生徒会長』。これは元ネタか…