神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

マギー! マギー!

『エクスペンダブルズ』といえば“男の男による男臭い物語"のイメージが強い。だから第一作では、主人公のバーニーとつかの間に恋に落ちるヴェレーナの将軍の娘・サンドラ(ジゼル・イティエ)ぐらいしか女性キャラとして印象に残る者はいなかった。 しかしな…

エクスペンダブルズ ツゥ!

スタローンが往年のアクションヒーローを“かき集めて”往年のスペクタクル映画ファンを狂喜させた『エクスペンダブルズ』。その続編として、「さらに」どころか「2乗3乗」スケールアップしたのが『エクスペンダブルズ2』だ。 本作の魅力は何と言っても、19…

『猿の惑星』初代の設定

確か、5部作の初代『猿の惑星』シリーズでは、猿が人間に取って代わって地球の支配者になった理由について、以下のように説明していたと記憶している。 「地球上で、犬や猫に感染するウィルスが大流行し、犬猫が絶滅。そのためそれに代わって人間たちがペ…

映画を矯めるべからず

今年公開されたハリウッド(2014年)版『GODZILLA』。本作についてはいろんな意見、アプローチが成されているが、語弊を承知で書くならば、私には『ゴジラミレニアム』のリメイクに思えたね。もっとも未だかつて同様の意見を見聞きしたことは皆無だけど…… そ…

『ガッチャマン』   行きがかり上「科学忍法火の鳥」

実写版『ガッチャマン』をようやく観た。公開前から何かと批判の対象となる「不遇な作品」というイメージが強い。その矛先の多くは、白鳥のジュンを務めた剛力彩芽に向けられているようで、「プロダクションのゴリ押し」キャスティングとの理不尽な批判が目…

広島アクションの行方

写真はご存じ、茶房こもんの名物ワッフル。大林宣彦監督の一連の尾道ファンタジーに何度も登場する有名な店の人気商品だ。 さて、近年の広島映画といえば、前述の大林監督をはじめとするファンタジー系作品や、やはり“ヒロシマ”のメッセージに根ざした反核…

「妖怪ウォッチ」のチバチャン?

最近どうも『妖怪ウォッチ』なるアニメ(漫画?)が流行っているらしい。私には殆ど知識がないが(“妖怪ウォッチ”ってそもそもタイトルなの? キャラ名なの? それとも商品なの?)、娘たちの小学校の運動会でも「妖怪ウォッチ体操」(だったかな?)なるダ…

アクション映画の醍醐味とは

昨日は『ガッチャマン』、今日は『子連れ狼 冥府魔道』と、立て続けにアクション映画を観た。内容に関してはあれこれあるものの、やっぱりアクションのそれも劇場公開映画を観ると気分が高揚する。 アクション映画を観る醍醐味は、何と云っても主人公の圧倒…

原泉!

今日はNPBのドラフト会議の日。我が母校出身の今回のドラフトの目玉、早稲田の有原投手の獲得権は、残念ながらカープではなく、ファイターズに決まったが、パシフィックだったからまあよしとしよう……… さて、帰宅した頃には、既に5巡目以降の指名になっ…

映画製作に向けて

こっちがウロウロしている間に、OGが新作をこしらえてしまったよ。これはそろそろ本気で映画を始めなければ、との思いに強く駈られるね。 最近いろんな映画を断片的な視聴も含めてたくさん観てきたけれど、やはり「考えないでイイ、単純明快・勧善懲悪・気…

『最後の手紙』を観て

過日、「大学サスペンス映画『最後の手紙』公開!」と称して大学祭でのドラマ上映を紹介したところ、何と407という今まで考えられないくらいのアクセスをいただきました。ビックリしています。それだけこの作品上映への関心度が高かったのでしょうか? とい…

『刑事物語 潮騒の詩』

今日はCSで『刑事物語 潮騒の詩』を放映していた。何を隠そう、かの“東宝シンデレラ”沢口靖子のデビュー作である。実はこの映画、封切り当時劇場で観賞している。しかし何故本作を観に行ったのか、今思うと全く不明であり、同時上映だったはずの『夏服のイ…

「怪獣使いの少女」逝く……

中川安奈の訃報を知った…… 以前、当ブログで「怪獣使いの少女」のタイトルで彼女を話題にしたことがあった(http://blogs.yahoo.co.jp/jinguji_ipf_s1986/4901444.html)が、やはり中川安奈嬢といえば、『ゴジラvsキングギドラ』における未来人エミー・カノ…

大学サスペンス映画『最後の手紙』公開!

放送部OGが1年生ながら脚本・演出を務めるサスペンス映画『最後の手紙』が、本日18日(土)、いよいよ公開の運びとなりました。所属するキネマ部のツイッターでも紹介されているようです。 高校時代より「魅せる」「楽しんでもらう」ことを意識した映画作…

『子連れ狼 親の心子の心』

CSの劇場版『子連れ狼』シリーズもいよいよ後半。今日は第4作『子連れ狼 親の心子の心』が放映されていた。 今回のターゲットは自らの汚名と怨念を雪ぐべく、尾張藩を脱藩した雪という手練れの娘。その彼女、腕を見込まれて、尾張藩の“上様”の女護衛に任…

やつれた女の夢を見た

ここ数日はCSの特集で「あしたのジョー」の劇場公開版がアニメ・実写含めて一挙放映されておる。昨日はジョーが“真っ白に燃え尽きる”ホセ・メンドーサ戦をメインにしたアニメ版『あしたのジョー2』が流れていたが、今日は3年前公開の実写版『あしたのジ…

10月15日かあ……

いろんな意味でむなしいCSが始まる今日は10月15日。それから遡ること40年前のこの日、広島県下は歓喜の渦に沸いていた。広島東洋カープがセントラルリーグペナントレーズ初優勝に向けて、そのマジックを「1」とし、東京後楽園球場での対読売最終戦を行…

『エクスペンダブルズ』

『エクスペンダブルズ』をようやく“正式”に観賞した。そのタイトルの意味と我が境遇を照らし合わせて、勝手に感情移入していたのに、肝心の作品は以前地上波で放映されていたときにラスト辺りを観ただけ。そんなわけでDVDで最初からしっかり観させていた…

『最後の手紙』

在校中に本格学園ホラーやSFジュブナイル、戦隊パロディーなど「コンクール度外視の“娯楽映画”製作に腐心した」、放送部24期の卒業生の一人が、この度進学した大学のキネマ部に入部後、部内オーディションで自作の台本が採用されたこともあり、脚本・演…

箱書き

現在、新たな活動に向けて台本を鋭意執筆しているのだが、実は先々日、久しぶりに“映画の神様”が微笑んでくれたのか、画期的なストーリー展開の知恵が浮かんできた。しかしながら、その選択をすると、どうしても元々考えたストーリー上、つじつまが合わなく…

『銀座旋風児』を観た!

今日はBSで“CS”を観戦していたが、相変わらずのふがいなさに“CS”を諦めBSのチャンネルを切り替えたところ、何と『銀座旋風児』を放映しているではないか! 勿論そこからはエンドマークまでただひたすらマイトガイの勇姿を堪能したね 『銀座旋風児』…

マイトガイの『多羅尾伴内』!

片岡千恵蔵御大の名演技で、大映から東映へと制作会社は移り変わりながら、戦後の邦画界を支えた超大型娯楽シリーズだった『多羅尾伴内』。時代劇の『雪乃丞変化』に端を発し、その後、天知茂主演の「江戸川乱歩美女シリーズ」、志穂美悦子主演の『華麗なる…

おお 菊池俊輔!

マイトガイ版『多羅尾伴内』の劇伴を聴いているうちに、「これは木下忠司かな」なんて思って、改めてタイトルバックを見てみると、作曲はかの菊池俊輔氏。そこで思い立ってwikiで検索したところ、案の定、氏は件の木下忠司氏に師事していたことを知った。 さ…

さりげなく『オン・ザ・ロード』

CSで江戸川乱歩美女シリーズ『化粧台の美女』を観ていたら思いがけないものが……! 映画の撮影所を舞台にした回だったんだけれど、撮影所の廊下にさりげなく『オン・ザ・ロード』のポスターが貼ってあったよ(^^) 東映(新東宝?)や日活(アクションからロ…

『多羅尾伴内』の素敵なフォーマット

最近、BSで愛川欽也が警部役を務めるドラマが放映されていたが、その劇中、彼の部下が携帯電話の着信を受け、「もしもし………何! ○○町で○○が刺し殺されたって!」って叫ぶシーンがあって、大いに驚いてしまった。件の部下は、電話口で「もしもし」の後に電…

人生の真実が、犯罪という光でしか映し出されない世の中が続く限り……

遂に小林旭版『多羅尾伴内』2部作をDVDにて完全観賞! いやぁ面白かった! 感激した! このキザなかっこよさは、『渡り鳥シリーズ』『ギャンブラーシリーズ』『銀座旋風児シリーズ』と続く一連のマイトガイの演技の集大成といってもいいくらいの作品群だっ…

地方も舐められた?

かなりショックな現実…… 過日、広島のバルト11で『少女は異世界で戦った』を鑑賞した際、期待したパンフレットが販売されなかったことをブログにも書いた(http://blogs.yahoo.co.jp/jinguji_ipf_s1986/26585747.html)。当時は、「元々パンフなんて生産され…

故郷は広島

東映Vシネマ25周年記念企画として、CS(クライマックスシリーズじゃないよ)で放映されることが決定した『女バトルコップ』は、『ロボコップ』の女性版、というよりは“東映メタルヒーローシリーズ”の系譜をより強く受け継いでいるように思える。そんな“メ…

東映Vシネマ25周年!

先ほどまでCSで、東映Vシネマ25周年の話題を放映していた。つい数年前我が映画製作団体イチヱンポッポフィルムは25周年を迎えたばかりだが、「もう東映Vシネマも四半世紀か」と感慨もひとしおだった。 所謂“プログラムピクチャー”の位置にあったB級(SP)映…

バルト11の夢

個人的なブログながら、昨晩は大変な誤報を載せてしまいまして……広島バルト11における『少女は異世界で戦った』一週間限定緊急レイトショーは、昨日ではなく今日10月3日が最終でした。もし昨日のブログにアクセスされた60名の方の中で、この記事を読んで観…