神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

リトマス試験紙(笑)

こういう画像に心ときめくか否か、というところが“昭和ヒロインアクション”に思いを馳せているかどうかの“リトマス試験紙”になるだろう(笑) 私の場合、正直グッときますね(爆) 竹井みどり嬢演じる、東映特撮ドラマ「大鉄人17」の佐原ルミの画像だが、こ…

バーバレラに憧れて

ロジェ・バディム監督の『バーバレラ』にオマージュを捧げる劇場映画がある。それが『CQ』だ(下がその劇場版ポスター)。 監督はコッポラの息子で、それはそれでしっかり『バーバレラ』をリスペクトして創られた映画ではあったが、如何せん、同じように本…

バーバレラ

かつて、「これこそヒロインアクション」と、見る前から異常なぐらい関心を持っていた映画があった。そのタイトルは『バーバレラ』(笑) 。かのジェーンフォンダ主演のスペースオペラである。 元々は下記のポスター画像を何かの本で見たことがきっかけだっ…

そぞろ神②

幸運にも、昨晩の忘年会では“ハリケーンを吹かす”こともなく、何とか大事に至らず会を終えることが出来た。飲み放題でもないのにしこたま呑み上げて、ちょっと顰蹙を買ったかも知れないが……(苦笑) ※下の写真は、昨晩一番呑んだであろう、ハートランドの生…

憂鬱なハリケーン

往年の日活アクション『東京流れ者』(1966年)。その主人公“不死鳥の哲”(渡哲也)は、「三度転んでダメだと解ると、きっとハリケーンを吹かす」と云われる強者だ(下の映像の2:10辺りにその台詞がある。 だが厄介なことに、自称“広島インディー界のマイト…

敗北主義

昨日の日記の続きになってしまうかも知れないけど…… どうも物事をネガティブにしか考えられない気質が染みついているらしい。例えば昨晩の日記を考えても、ポジティブ思考で考えれば、とても都合のいい話じゃないか。 まずは“個人の妄想”という形でスタート…

映画に関する喜ばしくない雑感

去る10月16日の『天使諜報★神宮寺真琴~シンデレラの懸賞金~』上映会に前後して継続更新を再開した孤のブログも、諸事情あって2度目の“お休み”となってしまった。前回は娘たちの“七五三”の帰省のためやむを得ない中断だったが、今回は何の事はない、つい居…

広島弁を喋らない“広島発ヒロイン”

思えば、“広島発ヒロインアクション”と銘打ちながら、『天使諜報』シリーズの主人公・神宮寺真琴も、マネージャーの真船桂も、一切広島弁を口にしない。それ以外のキャラクターが殆どコテコテの広島弁で喋るため、その違いは顕著だ。 そういえば、上映会のア…

ヌードな昼

こういうタイトルにすると“ツラれて”観てくれるかとも多いと思うが……半分本当の話(笑) 我が映画制作団体イチヱンポッポフィルムの斉藤克幸監督が08年に撮った短編映画『ワタシノキライナモノ』に、監督からのオファーを受け、不肖私めが出演した。それも主…

先立つもの(時)

実は毎年大変忙しい11月。今年も、職場のイベント、部のロケ、そして"スケバン刑事”等(笑)の七五三の祝いと、例年になく慌ただしい。思えば一昨年は、この時期に『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』の旧市民球場ロケを入れたりしたもした…

そぞろ神

気がつけば、街はもう、秋といおうか冬のたたずまい。衣替えの時期もとうに過ぎ、街ゆく人々の装いも、すっかり冬めいてきた。 この時期は女学生のセーラー服も、より"戦闘服"に近い冬服になるし(夏服の薄い半袖じゃ露出部分が多過ぎて、とても戦闘に適さ…

君こそ"広島のヒロイン"!

フジテレビは、思想的には嫌いだけど、何と云っても80年代東映系ヒロインアクションの金字塔『スケバン刑事』を放映したテレビ局だ。 そこの局アナでもある長野翼嬢。君こそ次代の"広島のヒロイン"にふさわしい、その素質を持った方だ。熱烈な広島東洋カー…

トリコロール

今日、たまたまCATVで大映特撮映画『大魔神怒る』を最初から最後まで観賞した。 この作品はうんと前、それこそVTRもなかった学生の頃に一度観て以来だったので、細部に関してはよく覚えていなかったものの、アラカツマ像が爆破されるシーン、藤村志保…

天使諜報のテーマ

シリーズ3作を数え、徐々に“ギャグ度”が増してきたのが『天使諜報★神宮寺真琴』シリーズだが、そのテーマ曲(タイトルバック)は意外にも、勇ましい中に幾ばくかのもの悲しさも感じられる曲に仕上がっている。それというのも、第1作『狙われた生徒会長』で…

映画制作の原点

今は広島で“ヒロインアクション”のシリーズを粛々と撮っているが、元々映画制作を始めた動機は、ご多分に漏れず、80年代自主映画人の憧れだった、広島出身の抒情派・大林宣彦監督の“尾道三部作”(初代)に触れてからだった。 たまたま「広島(尾道)で撮ら…

神宮寺真琴の立ち位置

先ほどまで、2泊3日の小旅行にいっていまして……久しぶりの更新です。 今回の旅行は、旅行とはいうものの、別に観光地を回るわけでもなく、旅館に宿泊するわけでもなく、ちょっとした家族の“イベント”のための、殆ど“オヤジ”の出る幕のない旅でした。そこで…

緋牡丹お竜論

先に書いた『戦う女たち――日本映画の女性アクション』だが、これが実に面白い! 中でも斉藤綾子氏による「緋牡丹お竜論」が素晴らしい内容だ。 私も「緋牡丹博徒」シリーズは、第一級のヒロインアクションムービーと認めている(特に第3作『花札勝負』は最…

戦う女たち

今、勇んで読んでいる本がある。その名も『戦う女たち――日本映画の女性アクション』!(笑) これは、日本の映画・ドラマに特化した、古今東西のアクションヒロインを解説した、まさに私の私による私のためのような本で(笑)、なかなかの高額だったが、半ば…

荒唐無稽なヒロイン像

ここ最近、寒さに導かれて(?)またぞろ新作映画のことをあれこれ考え始めたが、もし仮に新しいネタで撮るならば(それも同じヒロインアクション系ならば)、今度はうんと荒唐無稽な作品も面白いのではないか、なんて考えてみたりもする。 今までは『チャー…

寒くなると動き出す……

今日は例年よりも3℃以上寒い一日となってしまった。ついひと月前までは、あまりの暑さに「果たして寒い日なんて訪れるのだろうか?」なんて危惧していたが、それも杞憂。というか今からこの調子では、本格的な冬は大変なことになるぞ、と、只でさえ昨今の気…

高層ビルの片隅で迷子の恋を抱きしめる……

何て云うか…… 昨日の仕事を終えてから、無性に“学園アクション”が撮りたくなったぞ(笑) 殺陣さえしっかりつけてやれば、高校生でも出来そうだし……学園を巣くう悪に挑む話でもいいし、学園を転々とし事件を解決する話でもいい……ってそれじゃ、モロ80年代…

疲れた! 痺れた! 興奮した!

今日は朝早くから晩まで仕事。自分にとっては余り実りのない一日だったが、仕事仲間で『天使諜報★神宮寺真琴』を観てもらったことのある方から、作品への賛辞を頂き、その事は嬉しかったかな(笑) そんなわけで、又もや観戦が遅れた日本シリーズは、これ又…

手に汗握って!

全然ヒロインアクションじゃないけど……(笑) 今日本シリーズ観戦中だけど、何とも大変な展開! まさに身震いし手に汗握って画面に見入っている。 勿論マリーンズ応援で!

映画を撮っている!

映画の内容云々はともかく、今こうして自主映画が撮れるのは、ひとえに収入源があるため。 今日はその収入源に関わる大切なイベントがあり、夕刻仕事を終えて参加した。 仕事のこと、家族のこと、そして多くの人が口にする“私の力量”などの諸条件で、中々気…

ヒロインとプロ野球

“天使諜報”シリーズの主人公・神宮寺真琴は野球ファンだ。しかもパリーグ! これはシリーズ第2弾『市民の敵は場外へ飛ばせ!』の中でも、広島市映像文化ライブラリーのイベント(09年11月)とこの度の「広島発ヒロインアクションの夕べⅡ」のみで上映さ…

上っ面の“ハッピーエンド”

過日、『レディウェポン』なるヒロインアクション映画を観た。 これは、幼少期に誘拐され、女暗殺者として育てられ鍛えられた主人公が、その“悪の”任務の過程で、愛や親の情によって改心していくストーリーだった。ただ、その愛も成就することなく、結局ラス…

“勧善懲悪”ヒロイン考

“善”と“悪”との境界線が全くもって曖昧な現実社会において、“勧善懲悪”ほど胡散臭い言葉はない。 ただ非現実世界である映画・ドラマの世界、殊に“ヒロインアクション”の世界においては、非現実的なほど“勧善懲悪”のドラマであることが望ましいと思っている。…

闘え! セーラー服⑤

実は、予てより撮りたかった“ヒロインアクション”は「キューティハニー」と「チャーリーズエンジェル」だった(笑) これは、『天使諜報★神宮寺真琴』シリーズを撮り始める直前の監督作品『AGAPE』(これはアクションとはまったく無縁の“闘病もの”)の…