神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2016-01-01から1年間の記事一覧

万感2016

嗚呼、万感の思いと共に2016年が幕を閉じようとしている。ホント"嗚呼"と嘆きたくなるくらい、今年は訪れる直前から「何かをしなくては!」と心に強く念じて迎え、今こうしてラストを終えようとしているに至り、いろんな意味で「何かをしたな」と思える1年3…

2016年、感謝の30&10

今年もあと1日を残すのみとなりました。先日は「広島のこの一年」という意味合いでブログを書きましたが、今回は私及び私の身の回り、特に広島のインディーズムービーに関わる部分での総括をしてみたいと思います。 地方の大学生時代から映画制作に関わり、…

2016“広島バブル”

もう2日で今年も去ろうとしているのに、未だ年賀状の準備さえままならない……大丈夫か、自分?ヾ(ーー ) というわけで、もう今年もあと僅か。そんな2016年は、いろんな意味で広島が全国から全世界から注目された特別な一年、っていうか、まさに“広島バブル”と…

突風!ミニパト隊アイキャッチ・ジャンクション

過日『テラフォーマーズ』についてレビューを書いたが、その演出を務めた三池崇史監督の監督デビュー作(らしい)のが本作、『突風!ミニパト隊 アイキャッチ・ジャンクション』だ。かれこれ四半世紀も前のVシネマだが、当時、後に当団体の『令嬢探偵★モロ…

“稀代の職人”鈴木則文監督に学ぶ

『電光石火☆八城忍』の命名の元ネタとなった『華麗なる追跡』の主人公“八代忍”だが、このネーミングに関しては、憶測ながら、当時同じ東映制作の『夜の歌謡シリーズ なみだ恋』で“八代”亜紀が主題歌の「なみだ恋」を歌い、その歌詞の中に「“忍”びあう恋 なみ…

命名にだって“思い”はある(;^_^A

もう年の瀬ですねぇ……来週の今頃は“NEW YEAR”ですよ!(;^_^A そろそろ当団体イチヱンポッポフィルムが30周年を迎えた2016年の総括も徐々に始めていかなければならなくなったけど……今日は最近活動の中心になっている“広島発ヒロインアクションムービー…

“記念日映画”で悪ノリヾ(ーー )

今日はクリスマス。先程この日の早朝(深夜)恒例のミッションを終えてきたばかりだ(;^_^A さて、偏狭な映画マニアとしては、ことクリスマスが訪れる度に、サンタクロースよりも『サタンクロース』の方に思いを馳せてしまったりするヾ(ーー ) これはかのモンス…

『ヌイグルマーZ』は『死霊の盆踊り』の忠実なリメイク?

この映画はまさに“ヒロインアクションムービー”の直球ど真ん中な作品といえるだろう(^^) 主人公のロリータ娘(娘と呼ぶには微妙な線だが……(;^_^A)・鮎川夢子(中川翔子)と宇宙生命体ブースケ(声はやっぱりこの人、阿部サダヲ!!)が憑依した縫いぐるみが…

『暴力街』 カタルシスなき実録シリーズ

東映任侠映画と実録シリーズとの決定的な違いは、カタルシスを感じるか否かに尽きるのではないか、と思う。任侠映画は何といっても高倉健・鶴田浩二・藤純子といった、仁義に忠実な主人公が、非道の限りを尽くす敵側の組長・政治家といった輩の悪行三昧に堪…

『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』

“平成ガメラ"シリーズならば『~レギオン襲来』、“VSゴジラ"シリーズならば『ゴジラvsビオランテ』、『仁義なき戦い』ならば『広島死闘篇』、『男たちの挽歌(英雄本色)』ならば『Ⅱ』、『緋牡丹博徒』ならば『花札勝負』、『直撃地獄拳』ならば『大逆転』…

150000アクセス感謝!

一昨日2016年12月19日、当ブログ「神宮寺真琴のつぶやき」は晴れて150000アクセスの王台に乗りました(^^) いつもいつも、当ブログを御覧いただいている皆様には感謝! 感謝です!!m(_ _)m ここ最近、おかげさまで100近いアクセスをいただき続けておりました…

『惑星大戦争』と『宇宙からのメッセージ』 日本特撮陣の心意気

昨晩のチャンネルNECOは19時台から東宝の『惑星大戦争』、そして20時半から『劇場版 宇宙からのメッセージ銀河大戦』を放映した。分かる人には分かると思うが、この2作品(例え『宇宙からのメッセージ』オリジナルではなく『~銀河大戦』の方だったにし…

“平和都市”とアクションとの相性は……?

ファミリー劇場で放映中の「西部警察PART3」。昨晩は広島のお隣岡山ロケの回だったんだけど、ラスト、犯人にジャックされた下電の路線バスが、追走するパトカーを犯人らのダイナマイトで蹴散らしながら港湾内の路上を暴走した挙げ句、港湾施設の燃料貯蔵庫…

ヒロインの“女性らしさ”

昨晩、地上波で放映していましたね、『バイオハザードIV アフターライフ』。私の『バイオハザード』歴は、「(便宜上)1」は残虐シーンの連続に観賞途中で頓挫、「Ⅱアポカリプス」は何とか観たものの、「Ⅲ」は未見。そんな状況で、しかも観賞できたのは前半…

嗚呼、スペースワールド……(TmT)

映画の話題ではないけれど、これはかなりショッキングな出来事だった………スペースワールドがなくなるなんて……(TmT) 北九州といえば、高速を使ったら日帰りでいける距離。100万都市ながら古くは「楽々園」「ナタリー」から「呉ポートピアランド」へと、近郊…

ヒロインは黒歴史?

「スカッとJAPAN」の天然系意地悪娘“りなっしぃ”役でプチブレイク気味の中村静香。そのせいか、近頃バラエティなどにも良く出演し、今日も朝の番組の旅企画で元気いっぱいの姿を見せていた。 さて、そんな彼女も、かつては『THE MASKED GIRL 女子高生は改造…

『コマンドー』 予定調和のヒーロー

ハリウッド映画の魅力は何といっても「何も考えなくていいスペクタクル」にある……なんてことを以前このブログで書いたことがあるが、そんな意味では“王道”である初期のシュワルツェネッガーのアクション大作のうち、そんな“予定調和度”“勧善懲悪度”が半端な…

『オリオン座からの招待状』

当ブログの体裁からは意外かもしれないけど、昨晩は『オリオン座からの招待状』を観賞。まあ、CSの日本映画専門チャンネルでたまたま放映されていたから観ただけなんだけれど……たまにはこんな映画もいいいもんだ(;^_^A 物語は映画産業が花形だった昭和30年…

『テラフォーマーズ』に“仮面ライダー”(初期及び“真”)を見た!?

日本を代表する豪華キャストに恵まれ、かの三池監督の手によって描かれたSF超大作ながら、「ちょいとこざかしい映画をよってたかって糾弾する」“自称”良識派のバッシングにさらされてしまった感のある『テラフォーマーズ』。本作品をようやくDVDながら…

ケレン味溢れる「ゴジラ」はどっち?

ギャレス版『GODZILLA』とその2年後に公開された『シン・ゴジラ』の日米組み合わせは、同様のエメリッヒ版『GODZILLA』&『ゴジラ2000』のそれと比べたら、実に幸福な評価を受けたと思う。実際“ギャレスゴジ”と“シン・ゴジラ”は、今まで不…

「シャークトパス」こそ「ゴジラ」の正式な後継者だっ!ヾ(ーー )

先日、TSUTAYAの「準新作レンタル100円セール」でつい借りちゃったんですね、『シャークトパスvs狼鯨』っていう作品。こういうタイトルからしてバカっぽさが伝わると思うんですが、これかまたタイトルのまんま「シャークトパス」と、シャチと狼の遺伝子を組…

東宝特撮映画に於ける「ケレン味」とは

昨晩のCATVでは、午後7時頃から『宇宙大戦争』と『エクスペンタブルズ2』とが、また9時台には『惑星大戦争』と『エクスペンタブルズ3』とがバッティングするという、アクション・特撮の好きな自分にとっては、身体もチューナーも2つほしいくらい、ある…

超大作のケレン味

最近、角川映画の『復活の日』をホント久しぶりにTV観賞したんだけれど、やっぱ半端ない超スペクタクル映画だった。まさに日本映画史においても、同じ小松左京原作の映画『日本沈没』(もちろん1973年版のオリジナル)に匹敵する無二のパニック超大作だった…

ちょっと真面目に「娯楽映画」について考える

かの悪名高きナチ宣伝相ゲッペルスが当時のドイツ映画に求めたのは、あからさまなプロパガンダ映画ではなく、むしろ予定調和な娯楽映画だったそうだ。それも“現実逃避”させるような。だからドイツ国内が空襲を受け、国民が過酷な生活を強いられているときで…

続「広島発ヒロインアクション」の行く末

どうも昨日の記事を読み返したら、あまりにも舌足らずな内容……ヾ(ーー ) そこでもう少し加筆してみたい(;^_^A シリーズ処女作の『令嬢探偵★モロボシアイ』に関しては、まず「ヒロインアクションムービー」ありきだったんで、「東京から来たヒロインが広島で戦…

「広島発ヒロインアクション」の行く末

未だ余韻から醒めやらぬ「広島発ヒロインアクションまつり2016」だったりするが(;^_^A、この時当該団体イチヱンポッポフィルム(IPF)作品として上映したのが『令嬢探偵★モロボシアイ』『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』『電光石火☆八城…

小野寺と玲子 『続日本沈没』映画化実現を望む……

まだ小学生の頃、今は亡き宝塚会館地下2階の広島東宝でオリジナルの(と敢えて書く)『日本沈没』(1973)を観た際、まだ幼くて状況が飲み込めていなかったからか、ラスト、阿部玲子(いしだあゆみ)を乗せた列車と小野寺(藤岡弘)を乗せた列車が続けて映…

「ヒロインアクションまつり」の余韻(;^_^A

2年前に思いつきで考えたイベントタイトルが、こうして「活字」となって紙面に載る日が来るとは……改めてこと(イベント)の重大さを実感……(;^_^A (中国新聞朝刊 2016年11月27日《日曜日》25面)

「広島」の後押し

「広島」が後押ししてくれた…… 「広島発ヒロインアクションムービー」と称してこれまで10年間、計7作品に関わってきたけれど、これはぶっちゃけて言うと、単に広島人だったから。それに折角“地方”にいて、写り込む映像は広島のものなんだから、敢えて“東京…

5人のヒロイン(in 広島発ヒロインアクションまつり)

「広島発ヒロインアクションまつり2016」の舞台となった横川シネマ!!は、もともとピンク系映画館だったこともあって、以前は巨大なエアコンが客席の中にドーンとあって上映中も大きな音を立てていたり、隣接する山陽本線及び山陽新幹線のガードの影響で上映…