2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧
今までは主に「等身大」と言おうか生身のヒロインアクションについて書いてきた。また私自身が撮ってきた“ヒロインアクションもの”も、どれも破天荒な(物理的に不可能な)展開はあるものの、一応生身のヒロインが活躍する“非SFもの”ばかりだった。 だから…
ここ最近、時代劇専門チャンネルで立て続けに『大江戸捜査網』を観る機会に恵まれた。今は松方弘樹篇が放映中だが、驚いたのは殺陣の迫力。松方篇のクライマックスの“チャンバラ”を初めて観た時には、「これはスペシャル版か?」と思わせるぐらい、緻密にか…
『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』の舞台となった旧広島市民球場で、今日高校野球広島県予選の準決勝2試合が行われた。第2試合は戦前より広島を2分するほどのライバル関係にあった広陵vs広島商業という伝統の一戦。試合結果は2-1の…
上映会を前後して、PCとプリンターの具合が悪くなった。特にプリンターは、インク交換をしてからどうもまともに印刷されない。インクタンクを何度も入れ直したり、ヘッドのクリーニング(そして“強力クリーニングも)やヘッド位置調整など、色々チャレンジ…
“広島発ヒロインアクションの夕べ”こと『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』上映会が終わってから1週間が過ぎてしまった。思えば5月の『狙われた生徒会長』上映会の準備を3月末から初めて以来、先週までずっと気を揉みながら日々を過ごし…
件の「広島市民球場映画祭」の広報をする際、「この作品はアクションコメディーですよね」と関係者から言われて、つい「はい」と答えてしまったことがあった。勿論、ストーリーも作り手の熱意も決して“コメディー”を目指したものではなかったが、どうしても…
ブルースリーの“ドラゴン”以来、アクション映画(ヒロインも含む)の続編は「ききいっぱつ」と相場が決まっている。それも「危機一髪」ではなく、かのマイク水野大先生が“007”(“ゼロゼロセブン”って読んでね 笑)で命名した「危機一発」と漢字を当てるの…
『天使諜報★神宮寺真琴』を企画した頃は、その存在(というかタイトル・主演)だけしか知らず、第1作『狙われた生徒会長』を撮り終え、第2作に着手して後に拝見し、その作品世界の素晴らしさ、私の感性へのシンクロ度合いに思わずのけぞってしまった(笑)…
映画を撮るときに悩むのが、登場人物のネーミングをどうするかだ。少なくとも特殊な場合を除いては、出来るだけ自分の身の回りにいない(変に名前から人物を連想しなくていい)名前をつけるように心がけているが、時にはある種の“遊び心”をもってネーミング…
さて、昨日はまだ観ぬ新作の夢を書いたが、今日は過去の『天使諜報★神宮寺真琴』2作品について振り返ってみたい。 元々、四半世紀前に頓挫した企画『スケバン刑事広島篇』に端を発して始まった『神宮寺真琴』の第1作『狙われた生徒会長』。これは元ネタか…
この度、何とか相次いで上映(お披露目)を終えた『天使諜報(エージェントエンジェル)★神宮寺真琴』シリーズ。このシリーズに着手する前、人から新作のことを問われる度に私が口にしていたのが「『キューティハニー』か『チャーリーズエンジェル』みたいな…
昨日行われた『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』上映会、無事終了いたしました。ご来場頂いた観客の皆様、作品の関係者の皆様、そしていろんな場で情宣活動を手伝って下さった方々、本当にありがとうございました! 心配していた雨も、何…
いよいよ今日、旧広島市民球場を舞台にしたヒロインアクション活劇『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』の上映日を迎えました。 思い起こせば丁度去年の今頃、旧市民球場で広島カープの公式戦を観戦したことがきっかけで思いついた、ラスト…
いよいよ明日に迫った『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』上映会。土壇場でようやく最終的な上映ラインナップ(予告編も含み)も決定し、後は機材にチェックなどを残すのみとなりました。 そんな中で朗報です。前回の上映会では惜しくも諸…
「中学生は人を殺して罪にならない」……この一言で全てを言い表すことの出来るヒロインアクション映画がこの世に存在する。その名も『餓鬼ハンター』。タイトルから想像できるように、少年法をかさに着て悪行三昧に走る不埒な残虐“中学生”を、文字通り“HUN…
私にとっても初のシリーズ物となった『天使諜報★神宮寺真琴』。広島のインディーズムービー界でも、余り聞いたことのない“ヒロインアクションムービー”という珍しいジャンルであることもさることながら、それ以外にもいくつか見所がある。 今回の見所は何と…
『市民の敵は場外へ飛ばせ!』がクランクアップしたのが3月末。それに先駆けること「神宮寺」シリーズ第1弾の「狙われた生徒会長」が完成したのが前年5月。『令嬢探偵★モロボシアイ~広島より愛をこめて~』上映時に予告編を流してから早1年近い年月が経…
3月も下旬、そろそろ桜が満開を迎えようとしていた。しかし、真冬が舞台の『市民の敵は場外へ飛ばせ!』にとっては、もう作品世界を維持できる限界に対していた。決して順撮りをしたわけではないので、吐く息の白いシーンの前に桜のカットなど入ったりした…
2月15日のロケから3月14日まで、およそ1ヶ月間が空いてしまったが、その間何があったかというと、広島フィルムコミッション主催の『市民球場映画祭』なるイベントがあり、そこに本作が参加したからだ。 元々市民球場ロケの相談をフィルムコミッションに打…
翌15日には、前の週に撮れなかった桂絡みのシーンを、市民球場と公園で撮り、この日で準主役の桂の出のシーンはクランクアップした。前作では真琴のマネージェー役に徹した桂も、今回は天使諜報の一員としてアクションもこなす。結構凛々しいシーンが撮れた…
さて、1月24日に惜しくも豪雪のため中止の憂き目にあった、件のクライマックスシーンだが、何とかその後の調整もつき、翌月7日に再チャレンジと相成った。 前回とは打って変わって、天候にも(晴天でなく“逆光”の心配から解放されたという意味も含め)恵ま…
この作品、もう一週間後に完全版が上映されるので、完成したチラシと共にストーリーを紹介したいと思う。 51年間に渡るカープ球団フランチャイズとしての役目を全うした旧広島市民球場。その跡地利用を立案する市街地活性化プロジェクトの主査・堀江が、白…
『天使諜報★神宮寺誠~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』のクライマックスシーンは、スタンドでだけならば、との条件の下、再び旧市民球場で行える運びとなった。そこで、準備万端、日程調整も整えてきたのだが……撮影日程の24日午前。強烈な寒波が広島県南部も襲…
それまでの水面下での地道な交渉(そして多くの皆さんのご尽力)によって、何とか09年1月17日『~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』のロケは再開した。 この日は朝から昼過ぎまで公園などを使って、真琴が市民球場跡地再開発のリーダーである“市街地活性化プロ…
11月の市民球場ロケは何とか終了できた。しかしその時点で決定していたキャストは主人公格の真琴と桂の2名のみ。この作品の総出演者の内、まだ主要キャストを含めて残り9名がまだ未定という前代未聞の事態。何はともあれ11月22日のロケだけは終了せねば、…
午前中という条件付きながら、ラストイヤーで多忙を極める広島市民球場で、唯一グラウンド内外も含めての撮影が可能だった08年11月22日、我々のチームは真琴、桂の「神宮寺シリーズ」主要2人と、撮影・スチール担当のIPF所属カトリーヌさん(愛称)を含…
08年5月にクランクアップした“広島発ヒロインアクションムービー”『天使諜報★神宮寺真琴~狙われた生徒会長~』は、結局本年5月23日に一般公開の運びとなったが、その前に、前年9月28日に関係者を招いてささやかな試写会を行った。この日は奇しくも…
紹介した『天使諜報★神宮寺真琴~狙われた生徒会長~』の物語はこちら(企画書より)。 厳島高校で生徒会費が横領されるという事件が発生した。その嫌疑をかけられたのが生徒会長・白石江津子。匿名の“たれ込み”が原因で彼女は身柄を拘束されたが、後に証拠…
前回の『令嬢探偵★モロボシアイ』がそうであったように、今回の『天使諜報★神宮寺真琴~狙われた生徒会長~』のチラシも、第三者の手によってチャッカリヤフオクに流れていた(笑) 今回私が入手した情報は二件だが、一件は830円、もう一件は何と1100…
怒濤の連休ロケも終わり、少し余裕を見つつ、後半戦ロケがスタートした。 4日目は、主人公が看護士になりすまし、病院で内偵をするシーンのみの撮影。某大学の医務室を病院に仕立て、およそ2時間で撮り終えた。今回の作品では、主人公は「女子高生」「ホス…