神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

#映画レビュー

激アツ!『アンストッパブル』~ハッピーエンドなる「プロジェクトX」~

先日、CSのWOWOWプラスで『アンストッパブル』を再観賞。それというのも、今から7年前に、その感想をブログにしたためたことがあったからだ。 しかし当時は、途中からの観賞で、全貌はネットの情報頼りだったけど、今回は放映の情報を掴んで録画し、…

「令和」の時代に50本

未だに好きになれない「令和」という年号だけど、奇しくもその「令和元年度」(厳密にいえばまだ当時は「平成31年度」)から始めた「月に一度は劇場で映画観賞」もこの12月で3年目を終えようとしている。厳密には、19年2月に当時小学生だった娘たちを連れ…

『そして、バトンは渡された』~感涙へ導く「なぜ?の嵐」~

先々週末の『ルパンの娘劇場版』に続き、先週は同じくイオンシネマ西風新都で『そして、バトンは渡された』を観賞。今回は、本作がどうしても観たい、というよりは、折角週末に時間が取れたから映画でも観に行くか、というノリでシネコンに足を運んだ次第。…

『ルパンの娘劇場版』~タイムトラベルは“伝家の宝刀”~

“フカキョン”こと深田恭子は実に魅力的な女優である(;^_^A デビュー作における不治の病の女子高生役の頃は、えらく背伸びして「こまっしゃくれた」演技を魅せていたが、歳を重ねるうちに、逆に、あたかも“ベンジャミンバトン”のごとく、あどけなさというか可…

『ゴジラvsビオランテ』感動のラストに別の可能性があった!

現在、日本映画専門チャンネルの「ゴジラ4K」企画で、大森一樹監督の『ゴジラvsビオランテ』が放映されている。今まで何度も書いたが、私は昭和から平成、そしてレジェンダリー版も入れたら令和に至るまで連綿と続くゴジラ映画シリーズの中でも、本作が3…

一年越しの『思い、思われ、ふり、ふられ』

ここんところ、『ゴジラvsコング』『夏への扉』『星空のむこうの国』『ブラック・ウィドウ』『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』と来て、今月に入っても6日に『キネマの神様』を観るなど、ほぼ毎週のように劇場に足繁く通っているのに、今日はDVDで観たばか…

『もっと、素直に……』 by「懐かしの8mmフィルム自主映画上映会」

いよいよ2日後に迫った「懐かしの8mmフィルム自主映画上映会」。ここでは、そこで上映される当団体の8mm映画(作品)について記述します。今回は『もっと、素直に……』。 〈ストーリー〉 OL・榮子(石丸妙子)は、高校時代から年下の彼氏・裕也(石井清…

『ゴジラvsコング』は70年代日本特撮・アニメにオマージュを捧げた作品だった!

今日、観てきました、『ゴジラvsコング』! すでにyoutube上ではネタバレ映像が満載で、観賞前からクライマックスのシーンとエンディングをうっかり観てしまったという、何とも新鮮味に欠ける観賞となってしまった。それもこれも「ゴジラ」の生みの親でもあ…

ハッピーエンドな「浅丘ルリ子」

今年BS日テレは開局20周年だそうで、その記念の一環で、往年の石原裕次郎日活作品を集中的にオンエアしている。それでこの度放映されたのが『銀座の恋の物語』だ。 今まで『狂った果実』『俺は待ってるぜ』『錆びたナイフ』『零戦黒雲一家』『夜霧も今夜も…

永野芽郁の眼光に、初代スケバン刑事の面影を観た! ~『地獄の花園』最大のサプライズ~

よく映画の惹句で「理屈抜きで面白い」ってのがあるけど、本当の意味で「理屈抜き」なのが、映画『地獄の花園』の“先の見えない”展開だったりする。とにかく全編理屈抜き、伏線度外視の「ありえない」展開が相次ぎ(特に後半)、毎度毎度観る者の度肝を抜く。…

『カムバック★トゥ★ハリウッド』~ハリウッドの超一流が演じる、予定調和のB級娯楽ムービー~

この週末に、イオンシネマ広島西風新都で『カムバック★トゥ★ハリウッド』を観賞。ロバート・デニーロ、モーガン・フリーマン、トミー・リー・ジョーンズといった、泣く子も黙るハリウッドの重鎮が名を連ねた、それでいてとことんB級テイストに満ち溢れた、…

『新デコドラのシュウ 鷲』~剛力彩芽の新境地!~

いかにも安っぽそうなチラシデザイン(個人的には好物!)といい、いかにも「Vシネマ」って感じのタイトルといい、、しかも主演が哀川翔(!)といい 半年も待てば「チャンネルNECO]か「Vパラダイス」か「MONDOTV」辺りで放映されてもおかしく…

麗しのリンダ様!!

新型コロナウイルス禍の煽りを受けて再三にわたる延期を繰り返した『ワンダーウーマン1984』も昨年12月18日に、ようやく劇場公開された(しかも本国アメリカよりも先行公開!)。それからもう2カ月以上が経過し、上映も終了したようなので、そろそろ抑え切…

『おかあさんの被爆ピアノ』~タイトルに偽りなし!~

もう数年前の話なんだけれど、部でドキュメントを撮ることになって、その題材として「被爆ピアノ」を選んだことがある。これはメンバーにピアノに精通している子がいて、その子のピアノの先生が毎年平和公園で被爆ピアノのコンサートを開いていることがきっ…

『ビューティフルドリーマー』 ~我が学生映画時代追体験~

元々『ビューティフルドリーマー』(『本広克行監督)は全くの“ノーマーク”な作品だった。たまたま以前シネコンに足を運んだ時、他の作品と共にチラシはもらっていたんだけどね。それが、フォロワーのびっぐぴゅあさんのブログ記事(レビュー)を読んで俄然観…

『れいこいるか』観賞記② 〜「神」の「戸」の天使たちが織り成す23年の歳月〜

ここからは『れいこいるか』観賞後のレビューを……(ちょくちょくネタバレありますので読まれる際にはご注意を) 「先の阪神淡路大震災で娘を失い、のちに離婚した夫婦が、やがて時間をかけて娘の死を受け入れ、震災から23年後の2018年に再会し、娘との思い出…

「ひろしま映像ショーケース2020」観賞記

昨日(29日)、広島市映像文化ライブラリー主催の「ひろしま映像ショーケース」に参加してきました。勿論拙作『シューリンクス』が上映されるのもさることながら、年に一度の広島インディーズムービーの祭典、ということではせ参じた次第です(;^_^A 当日は、…

『シンクロナイズドモンスター』 ~アン・ハサウエィの「怪獣使いの少女」~

もうかれこれ3年前の作品をDVDで観賞。公開時は、『バーバレラ』リメイク最有力候補の誉れ高き、あの『女性には誰にでも輝ける権利がある」のアン・ハサウェイが、文字通り怪しげな獣と“シンクロ”するバカバカしいCMが流れていて、興味津々だったんだ…

『ANNA/アナ』 ~愛すべき“予定調和”のヒロインアクション~

恒例(マイブーム?)の「月に一度は劇場で映画観賞」。今月(8月)選んだのは、リュック・ベンソン監督の『ANNA/アナ』。この作品の存在を知ったのは、今年6月のこと。件の新型コロナウィルス禍によって広島での公開が7月末日までずれ込んでしまった…

『スーパーティーチャー熱血格闘』は破天荒な“王道”学園ドラマ!

最早先週の話になるだけれど。去る24日に、当ブログでも大絶賛した香港映画『スーパーティーチャー熱血格闘』のソフトが販売された。既にそのブルーレイの購入を考えていたんだけれど、当日ものは試しとレンタルショップを覗いてみたら、何とすでにレンタル…

『エジソンズ・ゲーム』 ~誰が“正義”か?~

昨年4月から始めた「月に一度は劇場映画観賞」。今月で15か月連続更新となったよ(;^_^A それにしても、こうやって「毎月必ず映画館へ行く」という“縛り”は結構面白いもので、特に「観たい」っていう映画がなくても、何とか1本だけは観ようとするから、普段…

『スーパーティーチャー熱血格闘』 ドニー・イェンは宇宙最強の“天使”だった!

今年度も続けている「月一回は劇場で映画観賞」。今月の作品は『スーパーティーチャー熱血格闘』。本来ならば今月初旬に横川シネマ!!で公開されるはずだったが、新型コロナウィルス感染防止に伴う非常事態宣言によって劇場が休館の憂き目に遭ったので、観賞…

『キャプテン・マーベル』~彼女に勝る究極のヒロインはなし!~

こんなご時世であっても、ヒロインアクションに思いを馳せるのが、当ブログである。そこで、昨年4月に観賞して、既に1年以上が経過しているんだけど、今までレビューを書けなかったことが心残りだったMCU初にして稀代のヒロインアクションムービー『キ…

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』~東映ズベ公映画の換骨奪胎~

最近インスタグラムで拝見したマーゴット・ロビーのアクションが素敵だったので、遡ってのレビュー掲載(;^_^A 昨年度4月より我が人生初の「年間毎月劇場映画観賞」の末尾を飾ったのが、件のマーゴット・ロビー主演の『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS…

『野獣処刑人ザ・ブロンソン』 洋画吹き替え版故の醍醐味

先日、ようやく『野獣処刑人ザ・ブロンソン』をレンタルした。数軒回ってようやく見つけたDVDだ。確かに本作は二年前に既に公開された作品だけど、観たのは前月末の横川シネマ。まだひと月も経っていない。他の映画が早くても3ヶ月もしないとソフトで再見…

『ジョーズ』と『激突!』にみる狂気と絶望感

昨晩久しぶりに第一作の『ジョーズ』を観た。この『ジョーズ』と、本作の監督スピルバーグの盟友ルーカスが撮った『スターウォーズ』によって空前のSF・パニックブームがハリウッドを席巻したが、結果的にそれはドライブインシアターを中心とした低予算B…

豪雨は『天気の子』の世界の中であってほしい

最近劇場で観た『天気の子』。素人の発言故生意気で申し訳ないが、なかなか丁寧に作り込んでいる印象を受けたものの、殊の外作品世界に乗れなかった一因として、全編「雨」に包まれていたことがあった。勿論「雨」は本作にとって重要なファクターだってのは…

『マンハント』 ~ジョン・ウー監督が描いた「角川」映画~

昨晩CSでジョン・ウー監督の『マンハント』を視聴。今回が初見だったんだけど、観終わった率直な感想は「何! 何! 凄んげぇ面白いジャン!!」って思い。ジョン・ウー監督と言えば、『男たちの挽歌(英雄本色)』シリーズがお気に入りなんだけど(特に『Ⅱ…

『天気の子』~作家性と娯楽性との狭間で~

いうまでもなく、新海誠監督の『君の名は』は、日本アニメ界はおろか、邦画界に燦然と輝く“奇跡”のような傑作である。今改めてそう思っている………その新海監督が『君の名は』から3年の月日を経て、遂に待望の次回作を発表した。タイトルは『天気の子』。前作…

『アントマン&ワスプ』~究極の予定調和なハッピーエンドの果てに~

『アントマン&ワスプ』を観てまず思ったのは、「これってヒロイン活劇じゃん」ってこと。確かに主人公であるアントマンことスコット・ラングは大活躍するけれど、メインキャラは、「アントマンスーツ」を開発したピム博士の娘ことホープが“変身”する2代目…