神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

麗しのリンダ様!!

 新型コロナウイルス禍の煽りを受けて再三にわたる延期を繰り返した『ワンダーウーマン1984』も昨年12月18日に、ようやく劇場公開された(しかも本国アメリカよりも先行公開!)。それからもう2カ月以上が経過し、上映も終了したようなので、そろそろ抑え切れない感情を吐露したい(;^_^A

 

 

 この件については、すでに『ワンダーウーマン1984』のwikiでも“ネタ晴らし”されているので、もしかしたら周知のことなのかもしれないけれど、本作の物語が一応完結した後の、ミッドクレジットシーン(エンドクレジットの途中に挿入される映像)に、とんでもないシーンが登場した。

 クライマックスの戦闘で、ダイアナことワンダーウーマンガル・ガドット)はゴールドアーマーを身に纏って戦うが、それはかつてアマゾン族を解放に導くために戦った伝説の女戦士「アステリア」がその時に身に纏っていたものであった。そんなエピソードがクライマックスに至るまでの過程で紹介されるんだけれど、その「アステリア」が先のミッドクレジットシーンに登場する。そしてそれを演じたのが、な、なんと! リンダ・カーター御大その人だったのである!!( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚) 最初後ろ姿で登場するし、ヘアスタイルもガル嬢のそれと似通っていたので、てっきりこの後ろ姿はダイアナか、ガルによる別キャラの“ボディダブルだと思い込んでいた。それが振り返った瞬間の衝撃といったら………!! 胸が締めつけられるような、息苦しいまでの感激に包まれたね! まさにこの瞬間を待ち望んでいたんだ!って思いで………(;^_^A

 

 

 我々の世代にとって、「ワンダーウーマン」はどうしてもリンダ・カーターである。あの、“鉄腕美女”にしてはいささかぽっちゃりした、それ故性的魅力に満ち溢れたリンダ嬢が、かの刺激的なコスチュームに身を包み、「虫も殺さない」ような表情のまま、ムービーマジックによって超人的なパワーを炸裂する、そんな彼女に惚れこんで幾星霜……すでに御年69歳の彼女に再びワンダーウーマン役を期待することはかなわないが、ガル・ガドット主演による一連の映画版『ワンダーウーマン』に、何らかの形で絡んでほしいって、ずっと願っていた。同じDCコミックの『スーパーガール』にはアメリカ大統領役で出演してるんだから、きっと無理な相談ではないはずだし、彼女が今の『ワンダーウーマン』に絡むことで、正式に「ワンダーウーマン」の称号がリンダからガルに継承されることにもなる、って思っていたもの。それにしても、往年の女戦士として、そしてゴールドアーマーをダイアナに“継承”するキャラクターという、この上ない役柄で映画版の世界に関わってくれるなんて……バティ・ジェンキンス監督の粋な計らいには、心の底から感謝したい(^^)

 

 

 それにしても、メイクやCGの効果もあろうが、リンダ・カーターは69歳という年齢を感じさせない表情で、短い時間ながら「アステリア」を見事に演じ切っていた。その表情に、私は往年のテレビ版「ワンダーウーマン」の姿を確実に感じ取ることが出来たよ。この瞬間、時間は見事に巻き戻された(;^_^A