神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ヒロインアクション

“ぬか喜び”の『ワンダーウーマン1984』

先週末からいよいよ神無月10月を迎えた。待ちに待った『ワンダーウーマン1984』の公開月だ。はっきり言って今年の超目玉映画といえる。 本来ならば昨年末に公開されているはずだった。憎むべきは新型コロナウィルス禍。このウィルスが世界で猛威を振るってし…

未来のヒロイン企画を“妄想”する(;^_^A

一昨日は「ヒロインの日」(「10(テン)4(し)=「天使」=「ヒロイン})にかこつけて、我が“広島発ヒロインアクションムービー”の変遷について書いたが、今日は「過去」ではなく「未来」について、つまり新たな作品の構想について簡単に思いつくまま挙…

「ヒロイン」の日

「天使行動」と書いて「ヒロインアクション」と読ませる……香港映画のとある作品タイトルからそんなイメージを持った。ところで、もう日付は変わってしまったんだけれど、昨日の10月4日は、「10(テン)」「4(し)」の語呂で「天使の日」なんだと教えても…

嗚呼、ミレーヌ・ホフマン………

岩佐真悠子が芸能界引退を発表 17年間に感謝「今後は介護の仕事に携わりたいと思います」https://news.yahoo.co.jp/articles/a84c7de99f8e82ad123ae87251dba9061d43b94f 今日、このニュースを見てまず思い浮かんだのは『009ノ1』のこと。本作で彼女は主人公…

ヒロインとブーツ 昭和ヒロイン編

昨年度末辺りから書き始めた、ヒロインとアイテム(武器・装備品など)に特化したシリーズ記事の一環として、「ヒロインとブーツ」を過去3回テーマにした(「ヒロインとブーツ」「ヒロインとブーツ 番外編」「ヒロインとブーツ インディーズ編」)が、掲載…

「挑戦」の2020年も残り3か月……今から「倍返し」は可能か……?

長月最後の週末(週初め?)に放映された『半沢直樹2』の最終話を観賞。今までストーリーもいまいちわからないまま時折“垣間見”していただけだったが最終回だけは、過去の鬱屈したものを一気に解放してくれるものと期待して観ることにした。あいにく今ここ…

ワルキューレさやかと「女木島」と

『こんな学園みたことない!』ソフト化・再放送を目指して行動されているリトルナーレさんのツイートで、同様に本作品のソフト化を希望し、本作に特化したブログを展開されている天平(夢時次郎)さんのブログ「青い密蜂を探して・・」の最新回「女木島に渡ら…

70年代・日曜22時台“ヒロインアクション枠”の興奮

現在CSのAXNミステリーで『チャーリーズエンジェル』を放映しているのを知った。これはもちろん今年公開された映画ではなく、以前ドリュー・バリモア、キャメロン・ディアス、ルーシー・リューで映画化された2作品でもなく、正真正銘のオリジナルドラ…

『ワンダーウーマン1984』公開日決定!!

先日、広島のシネコン・広島バルト11に顔を出した際、そこで配布されている9・10月の上映ラインナップを記した冊子を入手した。いつもならば、きちんとチラシのように印刷されているものなのに、今回は普通紙に両面カラーコピーの至ってシンプルなもの。映…

頑張る「セーラールナ」

TBSの「爆報THEフライデー」といえば、以前鹿沼えりの近況(闘病生活)や、だるま二郎(先輩)とかつての『秘密戦隊ゴレンジャー』メンバーとの“同窓会”を企画放映するなど、昭和世代にとっては見逃せない番組だ。最近とみにそのように考えるようになって…

小倉優香はマスメディアとの訣別を

最近になって、過去に書いた小倉優香に関するブログにアクセスが相次いでいる。「何故?」って思ったが、きっとこういうことなんだろう……… 小倉優香といえば、映画『レッド・ブレイド RED BLADE』で、セーラー服をアレンジしたくノ一衣装で大立ち回…

『劇場映画観賞』という選択肢が奪われかねない恐怖

新型コロナウイルス禍がなければ、2020年の幕開けと共に、続々とハリウッドから上陸するはずだった、あまたのヒロインアクションムービー。うち、『チャーリーズ・エンジェル』と『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』はすんでのところで上映が叶ったが、『A…

『シンクロナイズドモンスター』 ~アン・ハサウエィの「怪獣使いの少女」~

もうかれこれ3年前の作品をDVDで観賞。公開時は、『バーバレラ』リメイク最有力候補の誉れ高き、あの『女性には誰にでも輝ける権利がある」のアン・ハサウェイが、文字通り怪しげな獣と“シンクロ”するバカバカしいCMが流れていて、興味津々だったんだ…

『ライリー・ノース -復讐の女神-』 ~『エレクトラ』のジェニファー・ガーナーは健在なり!!~

2017年にガル・ガドット主演の『ワンダーウーマン』が“固き扉”をこじ開けるまで、近年のハリウッドにおけるスーパーヒロインが“ピン”の活劇は不遇を強いられていた。そんな中での数少ないヒロインアクション活劇が、ヘレン・スレイターの『スーパーガール』…

『ANNA/アナ』 ~愛すべき“予定調和”のヒロインアクション~

恒例(マイブーム?)の「月に一度は劇場で映画観賞」。今月(8月)選んだのは、リュック・ベンソン監督の『ANNA/アナ』。この作品の存在を知ったのは、今年6月のこと。件の新型コロナウィルス禍によって広島での公開が7月末日までずれ込んでしまった…

A-JARIと「白いセーラー服」と「ロケットランチャー」と

昭和60年代ヒロインアクションを語るうえで忘れてはならないのが、ロックバンド「A-JARI」の存在である。 A-JARIは1984年から1989年まで、まさに昭和60年代ヒロインアクションが百花繚乱の如く放映されていたその時代と併せるかの如く活動したバンドである。…

小林亜也子 ~『スケバン刑事』の徒花~

先日話題にした劇場版『スケバン刑事』なんだけど、公開は既に後発の『スケバン刑事Ⅲ少女忍法帖伝奇』が始まってから久しい1987年2月で、それ故現ヒロインがOGの戦いに助っ人参加した、って考えるのが正しいようだ。正確な時系列を確認するまでは、てっき…

「セーラー服は学園の戦闘服である」ことを検証してみた(;^_^A

待望の、日本映画専門チャンネル「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~」がいよいよスタートし、その口火を切って、去る3日に南野陽子主演の『スケバン刑事』が放映された。あいにく私は8日朝の回を観たんだけれど、改めて198…

奥田圭子から綾瀬はるかへ   ~“広島っ娘”「ヒロインアクション演技」の系譜~

先日のブログに書いたように、テレ東配給の『隠密・奥の細道』第21話「炎に甦る女の涙」を再見し、改めて、アクションヒロインとしての奥田圭子を再認識した。やはり彼女の、愛くるしさと共に闘志むき出しの情念を表現できるつぶらな瞳と、スレンダーでシャ…

奥田圭子 八面六臂!! ~『隠密・奥の細道』第22話「炎に甦る女の涙」考察~

やはりこの世に“映画(ドラマ)の神様”はいるようで……(;^_^A、先日たまたま仕事が早番で帰宅したところ、そのタイミングで始まったのがCS・時代劇専門チャンネルの『隠密・奥の細道』第22話「炎に甦る女の涙」! 何を隠そう、『こんな学園みたことない!』…

「悪趣味洋画劇場2020」!!

復活創刊号から購入を続けている「映画秘宝」だけど、プロ野球選手の連続試合出場記録のように「一度集め続けると止められなくなる」性分なんで、毎回1320円の出費も厳しいため、当初は「創刊号は絶対手に入れてやるつもりだったけど、以後はただ集めるので…

ヒロインアクションまつりへの機運

昨晩、新型コロナウイルス禍の中でも、インディーズの「ヒロインアクション」イベントは出来ないか、というテーマで簡単なブログを書いたところ、当ブログへ“引っ越し”後一番の数の思いがけないアクセスを頂き、当事者としてもびっくりしています(゚д゚)! j …

今こそ上映イベントの再開を!

まだ収束の兆しすら見えない新型コロナウイルス禍。ひどい花粉症ながら、それでももともとマスクを着用することなんて、インフルエンザ罹患でもなければ皆無だった身にとって、もう盛夏を迎えようとしている今でもマスク着用なんて、人生でも初めての体験だ…

奥田圭子と時代劇との親和性

昭和60年代ヒロインアクションドラマつながりで、『こんな学園みたことない!』について去る2012年1月7日に初めて言及して以来、この番組に対する数多くの方の熱い思いに気づかされると共に、貴重な“出自広島”のアクションヒロインである奥田圭子について…

奥田圭子の“ファッションショー”という側面

かつて、同時に日本プロレスの中継を行った日本テレビとテレビ朝日(旧NET)は、その因縁からか、後に馬場の全日本プロレスと猪木の新日本プロレスに“代理戦争“を仕掛けたきらいがあるが(諸説あり)、ことヒロインアクションドラマ界においては、『スケ…

一条寺さやか “戦う化身”か”教師が化身”か……?

今年度観賞した映画の中で、今のところマイ・フェイバリットだった作品は何といっても『スーパーティーチャー熱血格闘』。“宇宙最強”ドニー・イェンが完全無欠の熱血教師を演じた“ライト・マイ・ファイヤー”(by Doors)な作品だ(;^_^A 何といっても、香港教…

ヒロインの覚醒 ~『The Witch 魔女』に期待!~

先日、ウチのサークルのメンバーから紹介されたのが、『The Witch 魔女』というタイトルの韓流映画。最近当ブログで何度か『悪女/AKUJO』について言及していたので、この作品もきっと興味を持つだろうということで紹介してもらった次第である(^^)。その…

『悪女/AKUJO』は“洋画”である

先の休日、たまたま用事もなかったので、朝からCATVで映画やドラマをダラダラ観る機会があり、その際にようやく『悪女/AKUJO』を最初から最後まで観賞することができた。 ストーリーそのものはある程度知っていたし、アクションがらみのシーンは既…

花の1980年代アイドル映画!

この度、CSの日本映画専門チャンネルにおいて「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~」なる、我が感性に“弩ストレート”な企画がスタートするらしい(゚д゚)! 先日、少女隊の『クララ白書・少女隊PHOON』について言及したが、確か…

“アクション女優”を超えて行け!

まずこの見出しを見て驚いたね!(゚Д゚;) 清野菜名、経験積み得た“自信” “アクション女優”の肩書き「嫌な時期あった」 清野菜名といえば、武田梨奈、山本千尋と並ぶ、日本映画ドラマ界きっての“リアルアクションヒロイン御三家”の一人で、しかも現在一番露出度…