神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

花の1980年代アイドル映画!

 この度、CSの日本映画専門チャンネルにおいて「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~」なる、我が感性に“弩ストレート”な企画がスタートするらしい(゚д゚)! 先日、少女隊の『クララ白書・少女隊PHOON』について言及したが、確かに件の1980年代、私はアイドル映画に“ドはまり”していた(;^_^A

 

 『クララ白書』は言うに及ばず、斉藤由貴初主演映画の『雪の断章 情熱』も、小泉今日子主演の『生徒諸君!』(スタ~ダストメモ~リメモ~リメモ~リメモ~リメモ~リ~♪)も、菊池桃子の『テラ戦士ΨBOY』も映画館で観賞した。また大林宣彦監督の『時をかける少女』も『さびしんぼう』も『野ゆき山ゆき海辺ゆき』もそれぞれ原田知世富田靖子鷲尾いさ子のアイドル映画のノリで劇場観賞した。一連の薬師丸ひろ子主演の作品(『探偵物語』『野蛮人のように』)も、さらには高岡早紀映画デビュー作の『CFガール』も、私の中ではアイドル映画だった。原田貴和子主演の『彼のオートバイ、彼女の島』も。そして日活製作配給という“ハードル”から封切1年後のテレビ放映まで待たなければならなかった、木ノ内みどり主演の『野球狂の唄』も、女性初のNPB選手という“スーパーヒロイン”の物語だった……おお、かの奥田圭子・志水香のダブルヒロインだった『パンツの穴 花柄畑でインプット』を忘れていたよ(;^_^A

 

 

 個人的には、インディーズムービーを撮り続けて、今年で35周年。ここ最近は自称“ヒロインアクション監督”を標榜しているが、リアルアクションというよりは、「勧善懲悪」「予定調和」といった緩い“王道”を目指し、『スケバン刑事』以降連綿と続く「虫も殺さないようなアイドルに目いっぱい啖呵を切らせて無理矢理アクションヒロインを演じさせる」という手法を踏襲し続けているので、実は目指す方向性は、「ヒロイン活劇」よりも「アイドル映画」のベクトルに近いかもしれない。そう考えると、実際に広島のロコドル(ローカルアイドル)で近年は東京でも活躍する“ロコドルのスーパーエーズ”といっていい、ILKOVEU@あいり嬢を主演に撮った『女子高生戦士☆英あいり』は、“広島発ヒロインアクションムービー”と銘打ちながら、その実、まさに数十年越しの夢がかなって制作出来た、憧れの「アイドル映画」だったのかもしれない(;^_^A

 

 

 ところで、上記の「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~」では、前述の『テラ戦士ΨBOY』や南野陽子の『スケバン刑事』、そしてかの大問題作である、”ちょっとエッチなミルキーっ娘”中森明菜主演の『愛・旅立ち』も放映するらしい。他にも『はいからさんが通る』『ボクの女に手を出すな』『野菊の墓』といった作品がラインナップされているが、出来れは、『クララ白書』や『生徒諸君!』『CFガール』『パンツの穴』『パンツの穴 花柄畑でインプット』『瞳の中の訪問者』、さらには『アイコ十六歳』『ザ・オーディション』『夏の秘密』あたりも是非放映してほしいね! 欲を言えば、テレビドラマながら、菊池桃子の『卒業』(日テレ)や仙道敦子主演の『匂いガラス』(NHK)も観てみたい(;^_^A