神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

#俳優、女優

沖雅也と森田健作~これも昭和の徒花~

先日AXNミステリーで『赤かぶ検事奮戦記』(フランキー堺版)の放映が始まった。当初は、各時間枠が5時間程度と長く、「もしかしたら『火曜ミステリー劇場』枠のスペシャルをまとめて放映するのかな?」なんて思ったけど、実際は第一シリーズから順番に…

“5人”のワンダーウーマン

今月刊行の「映画秘宝」の巻頭特集は『ワンダーウーマン1984』。6月の復刊後、本作が本誌の表紙を飾るのは2度目で、「映画秘宝」の「ワンダーウーマン」推しが伺えて嬉しい(^^) さて、そんな『ワンダーウーマン1984』特集で、興味深い記事を見つけた。“幻”…

「ガル」と「リンダ」 ~『ワンダーウーマン』古今東西~

『ワンダーウーマン1984』の“ぬか喜び”の上映予定日(10月9日)が過ぎて久しい……。「本当だったら、もうここにレビュー書いてるはずなのに……」なんて思うと残念な限りだが、一応12月25日(金)という正式な日程も発表されていることだし、後2か月、心待ち…

何をおっしゃいますやら、広瀬さん!(;^_^A

何気にネットニュースを見て、聞き捨てならぬ……否、“見”捨てならぬ記事を見つけた。 広瀬アリスの訴え、セーラー服衣装は「スカート長めで…」https://www.excite.co.jp/news/article/Narinari_20201009_61872/ この記事によると、今年26歳になる広瀬アリスが…

3年間 、待ちに待ったゼ! 『夜霧の慕情』!!

「石原裕次郎が主演した全作品をDVDで網羅する」との触れ込みで、2017年7月13日発売の創刊号『嵐を呼ぶ男』から始まった「石原裕次郎シアター DVDコレクション」。この存在を知った時、真っ先に(そして唯一)期待したのが、『夜霧の慕情』のソフト化で…

パンフに見る和製スプラッター映画の徒花『死霊の罠』

最近、自室にしまっていた往年のパンフレットを整理したんだけど、その中で“マニアック”という意味では究極といえるのが、この『死霊の罠』のパンフだろう。1988年……つまり実質的には昭和最後の年といっていい63年に公開された、最初から和製スプラッターを…

ヒロインのウィンク

今日10月11日は「ウインクの日」だそうで……どうもこの数字を横に寝かせたら、ちょうどウインクの仕草になるんだとか……(;^_^A そんな訳で、今日の「お題」はウインクで……… インディーズとはいえ、今まで23本の映画を撮ってきた(うち9本はヒロインアクション…

嗚呼、ミレーヌ・ホフマン………

岩佐真悠子が芸能界引退を発表 17年間に感謝「今後は介護の仕事に携わりたいと思います」https://news.yahoo.co.jp/articles/a84c7de99f8e82ad123ae87251dba9061d43b94f 今日、このニュースを見てまず思い浮かんだのは『009ノ1』のこと。本作で彼女は主人公…

斎藤洋介氏と『餓鬼魂』

ホラーであれ何であれ、とにかく自主映画(今でいう所のインディーズムービー)なるものをむさぼっていた学生時代、朝日ソノラマの「季刊(当時は隔月間)宇宙船」と同じように愛読していたのが「VZONE」なる雑誌。この本も隔月間発行だったが、丁度「…

磯山さやか ~健康さと妖艶さと~

磯山さやかが来月で芸能生活20周年だそうで……もう御年36歳なんだそうだが、キャリアの割にはまだまだ若々しい、っていうか幼さの残る女優(タレント)だ。 磯山さやか「とにかくやってみる」勇気/プロに聞くhttps://www.nikkansports.com/entertainment/new…

奥田圭子出演作品“コンプリート”のすゝめ

昨日も話題にした、1985年公開の『パンツの穴 花柄畑でインプット』でデビューした、演技派アクション女優としての活躍も光る、広島出自の女優・歌手である奥田圭子。彼女の代表作ともいえる『こんな学園みたことない!』が未だソフト化・再放送もされない中…

ワルキューレさやかと「女木島」と

『こんな学園みたことない!』ソフト化・再放送を目指して行動されているリトルナーレさんのツイートで、同様に本作品のソフト化を希望し、本作に特化したブログを展開されている天平(夢時次郎)さんのブログ「青い密蜂を探して・・」の最新回「女木島に渡ら…

”伍代聖羅”大いに羽ばたく!

2016年公開の拙作『学園特捜☆伍代聖羅~戦士の休息~』。この作品で主人公のヒロイン・聖羅役を務めてくれた山内美沙希さんに関して、ビックな情報が飛び込んできた。彼女がネットにUPされている短編映画(ドラマ)の主役に抜擢されていたのである!!( ゚Д…

70年代・日曜22時台“ヒロインアクション枠”の興奮

現在CSのAXNミステリーで『チャーリーズエンジェル』を放映しているのを知った。これはもちろん今年公開された映画ではなく、以前ドリュー・バリモア、キャメロン・ディアス、ルーシー・リューで映画化された2作品でもなく、正真正銘のオリジナルドラ…

『映像研に』でも『手を出す』か……(;^_^A

4月から『野獣処刑人ザ・ブロンソン』『スーパーティーチャー熱血格闘』『エジソンズ・ゲーム』『今日から俺は 劇場版』『ANNA/アナ』と来た、今年度の「週に一度は劇場で映画観賞」だが、なかなか今月(9月)の候補が見当たらない。お目当ては洋画(…

頑張る「セーラールナ」

TBSの「爆報THEフライデー」といえば、以前鹿沼えりの近況(闘病生活)や、だるま二郎(先輩)とかつての『秘密戦隊ゴレンジャー』メンバーとの“同窓会”を企画放映するなど、昭和世代にとっては見逃せない番組だ。最近とみにそのように考えるようになって…

『天気の子』とSTU48と……

件の『ひろしま映像ショーケーズ2020」上映イベントが終了した翌日の、8月最後の週末、家族サービスで近郊の呉市方面へドライブ。その折、沿線に広がる瀬戸内の風景が印象的だったんで、思わず車を停めて、積乱雲を湛えた瀬戸内の空を撮影した。 天気は暑い…

広島っ子の“絶対的エース”再降臨

モー娘。鞘師里保、所属事務所決定本格的に芸能活動再開へ【モデルプレス=2020/09/03】元モーニング娘。のメンバーで歌手の鞘師里保(22)が、株式会.......... ≪続きを読む≫ 「鞘師」という姓に、広島人の自分としては何かしらの“郷愁”を感じてしまう。珍…

島野ミチル(奥田圭子)のプロフィール

世が世なら、綾瀬はるかと並び、“広島出自の演技派アクションヒロイン”の称号を与えてもよいぐらいの活躍を、80年代に魅せてくれた奥田圭子。先日、自宅の戸棚に埋もれていたパンフレットを整理中、彼女が初主演した『パンツの穴 花柄畑でインプット」のパン…

小倉優香はマスメディアとの訣別を

最近になって、過去に書いた小倉優香に関するブログにアクセスが相次いでいる。「何故?」って思ったが、きっとこういうことなんだろう……… 小倉優香といえば、映画『レッド・ブレイド RED BLADE』で、セーラー服をアレンジしたくノ一衣装で大立ち回…

セーラー服の変遷と『シューリンクス』と

私が制作する映画で、何度も重要な役割を持って登場するのが“セーラー服”である(;^_^A こんなことを書くと、何かと誤解を受けるかもしれないが、このセーラー服という衣装は実に都合がいいアイテムで、近年は『スケバン刑事』以降提唱された「セーラー服は学…

我が「80年代アイドル映画」の“思い出”総まくり(;^_^A

先日、少し『テラ戦士ψBOY』の話題に触れ、「そういえば何処かにまだパンフレットが残ってたよなぁ」なんてごそごそ探したら、出るわ出るわ(;^_^A 本作に交じって、80年代の、俗に「アイドル映画」のカテゴリーに入っていそうなパンフが結構見つかった。…

菊池桃子をめぐる2つの映画・ドラマ

CS日本映画専門チャンネル期待の「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~」カテゴリーで、ついに『テラ戦士ψBOY』が放映された。かの鈴木則文御大の『パンツの穴』で鮮烈な銀幕デビューを果たした菊池桃子主演の、ジュブナイ…

『シンクロナイズドモンスター』 ~アン・ハサウエィの「怪獣使いの少女」~

もうかれこれ3年前の作品をDVDで観賞。公開時は、『バーバレラ』リメイク最有力候補の誉れ高き、あの『女性には誰にでも輝ける権利がある」のアン・ハサウェイが、文字通り怪しげな獣と“シンクロ”するバカバカしいCMが流れていて、興味津々だったんだ…

『ライリー・ノース -復讐の女神-』 ~『エレクトラ』のジェニファー・ガーナーは健在なり!!~

2017年にガル・ガドット主演の『ワンダーウーマン』が“固き扉”をこじ開けるまで、近年のハリウッドにおけるスーパーヒロインが“ピン”の活劇は不遇を強いられていた。そんな中での数少ないヒロインアクション活劇が、ヘレン・スレイターの『スーパーガール』…

歴史ドラマにおけるセーラー服のあれこれ

75周年目を迎えた終(敗)戦記念日の一昨晩、NHKではBSで18:00から『Akiko's Piano』、そして19:30からは地上波で『太陽の子』という2本のドラマを放映した。前者は廣嶋で被爆死した、ピアノをこよなく愛していた当時の女子学生のエピソードと、彼女…

渡哲也 ~敢えて石原裕次郎に殉じた俳優~

在りし日の石原裕次郎と、現在の渡哲也が最新の映像技術によって共演する……そんな「松竹梅」の最新版CFが今生の別れになろうとは……… 14日夜、ニュースで渡哲也氏の訃報を知った。最近テレビなどで拝見する氏の姿や異常なほどにしゃがれた声、しかも“終活”…

小林亜也子 ~『スケバン刑事』の徒花~

先日話題にした劇場版『スケバン刑事』なんだけど、公開は既に後発の『スケバン刑事Ⅲ少女忍法帖伝奇』が始まってから久しい1987年2月で、それ故現ヒロインがOGの戦いに助っ人参加した、って考えるのが正しいようだ。正確な時系列を確認するまでは、てっき…

「セーラー服は学園の戦闘服である」ことを検証してみた(;^_^A

待望の、日本映画専門チャンネル「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~」がいよいよスタートし、その口火を切って、去る3日に南野陽子主演の『スケバン刑事』が放映された。あいにく私は8日朝の回を観たんだけれど、改めて198…

奥田圭子から綾瀬はるかへ   ~“広島っ娘”「ヒロインアクション演技」の系譜~

先日のブログに書いたように、テレ東配給の『隠密・奥の細道』第21話「炎に甦る女の涙」を再見し、改めて、アクションヒロインとしての奥田圭子を再認識した。やはり彼女の、愛くるしさと共に闘志むき出しの情念を表現できるつぶらな瞳と、スレンダーでシャ…