神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『天気の子』とSTU48と……

 件の『ひろしま映像ショーケーズ2020」上映イベントが終了した翌日の、8月最後の週末、家族サービスで近郊の呉市方面へドライブ。その折、沿線に広がる瀬戸内の風景が印象的だったんで、思わず車を停めて、積乱雲を湛えた瀬戸内の空を撮影した。

 

 天気は暑いくらいで、空も青々と輝いていたんだけど、その青とのコントラストが眩しい雲の様子は、よく見ると実に荒々しく、あたかも『天気の子』のワンシーンを見ているような錯覚を覚えたね(;^_^A

 

 

 

 そういえば、もう公開から1年も経過したけれど、あの『天気の子』に対する自分なりの評価は、やはりエンターティナーに徹した『君の名は』と比べると、あまりにも観念的でカタルシスに欠け、あまり面白いとは思わなかったけれど、他方、『天気の子』を絶賛して『君の名』よりもうんと素晴らしかったって評価する人もいて、その印象はまちまち。これは、かの塚本晋也監督の問題作である『鉄男』と『鉄男2』のどちらが面白かったかで意見が二分するのと同様、映画人・映画ファンにおけるある種の“リトマス試験紙”といえるのかもしれない。事実、『天気の子』推しの映画人の方とは、嗜好も作風も全く異なっていたし(;^_^A

 

 それはそうと、瀬戸内といえば、当地を中心に展開するアイドルユニット「STU48」がある。かの「AKB48」のようなユニットをこの瀬戸内圏というローカルな場所で結成するって聞いた時には、「どうせマイナーの域を出ることはないだろう」って勝手に思い込んでいたけど、CSでの冠番組展開や、客船を改造して常打ち劇場をこしらえるなど、けた外れの展開で、すっかり有名なアイドルグループに成長していった。これじゃあ、結成当時の目論見でもある「メンバーの売れない子をインディーズムービー界が個々に預かって、映画デビューさせる」って我が脳内の試みも、とてもじゃないが実現は夢のまた夢になってしまったよヾ(- -;) まあ、それはそれとして、瀬戸内という“SEA”をテーマにしているだけに、メンバーの衣装がセーラー服風ってのは好感が持てるね(;^_^A

 

 

 まあ、何はともあれ、日常の風景に思いを馳せるくらい感性を磨き直しながら、今は新たな映画制作を模索するのみだ(;^_^A