奥田圭子出演作品“コンプリート”のすゝめ
昨日も話題にした、1985年公開の『パンツの穴 花柄畑でインプット』でデビューした、演技派アクション女優としての活躍も光る、広島出自の女優・歌手である奥田圭子。彼女の代表作ともいえる『こんな学園みたことない!』が未だソフト化・再放送もされない中、1999年を最後に芸能界の表舞台から消えてしまった彼女の活躍ぶりを観る機会は極めて限られている。
そんな中、何度か紹介させていただいた、『こんな学園みたことない!』ソフト化に向けての運動を展開しているリトルナーレさんのツイッターが、彼女の出演したドラマの再放映情報を細目に逐一掲載してくれているおかげで、今となっては数少ない奥田圭子の活躍を観たり録画したりすることが出来、大変ありがたく思っている。先日も1991年にオンエアされた、銭形平次第1シリーズ第11話「水底の鐘」を録画・観賞することが出来た。
実は以前もリトルナーレさんのツイッター情報で、1989年オンエアの「隠密・奥の細道第21話『炎に甦る女の涙』」や、彼女の現時点で最後のドラマ出演となった1999年オンエアの「暴れん坊将軍9第20話『燃え上る恋の炎! 出世を捨てた若大名』」もレコーダーに録画することが出来た。彼女は意外と時代劇への出演が多いので、網羅する作品やリピートの回数が半端ない時代劇専門チャンネルやBSで、彼女の出演作品を観賞する機会は今後も増えるかもしれない。
今、上記の3本を1枚のブルーレイに焼いたんだけれど、まだディスクに余裕がある。そこで、現在AXNで順番に放映が始まった『小京都ミステリー』シリーズの「13 豊後路石仏殺人事件」(1995年オンエア)の放映が控えているので、これを録画して件のディスクに焼くことで、ちょっとした“奥田圭子嬢プチコンプリートディスク”を作成したいと願っている(;^_^A
それはそうと、今手に入れた時代劇3作品における奥田圭子の着物姿は実に様になっていて、日本髪もよく似合う。あのどちらかといえばあか抜けて当世風な顔立ちも意外と時代劇にマッチしている。どちらかといえば誰彼となく翻弄される幸薄い役柄が多いが、あのつぶらな瞳にいっぱいの涙を湛える姿は何とも可憐で、しかも大抵はその不幸を乗り越えてくれるんで、観ていてホッとするよ(;^_^A
こうなると、他にもある数多の時代劇出演作品も集めたいし、過去は何度も放映されていたらしい『天使のアッパーカット』の再放映をそろそろ行ってほしいと思う。そしてその先には……言わずものがな、『こんな学園みたことない!』のソフト化を祈念ずるのみである!