神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

”伍代聖羅”大いに羽ばたく!

 2016年公開の拙作『学園特捜☆伍代聖羅~戦士の休息~』。この作品で主人公のヒロイン・聖羅役を務めてくれた山内美沙希さんに関して、ビックな情報が飛び込んできた。彼女がネットにUPされている短編映画(ドラマ)の主役に抜擢されていたのである!!( ゚Д゚)  短編とはいっても、インディーズの団体ではなく、「株式会社優プロ」というれっきとしたプロダクションの制作だ。彼女が大学を卒業し、声優を目指して上京したいってことまでは聞いていたが、既にここまで活躍をしていたなんて、今回情報をもらうまで知らなかったし驚きだ。なんだ、こんなうれしく晴れがましい話、連絡してくれればいいのに、水臭い………(;^_^A

 

 

※映像を貼り付けておくので、ぜひ全編をご観賞ください。

 

 さて上記の通り、ウチでは主人公のアクションヒロインを演じてくれた山内さんだが、それは演技ができて空手経験もある彼女の身体能力を期待しての抜擢だった。彼女もそれに応えて、台詞・演技・表情共に表現力豊かに演じてくれたし、アクションシーンにおける“連続パンチ”も「これはコマ落としか」と指摘いただくほどスピーディーで実に様になっていた。そんなわけでアクションにも類まれなる身体能力を発揮してくれた山内さんだが、実際は高校時代所属した放送部でキャスト・演出と八面六臂の活躍を魅せ、その役柄もファタジーやホラーなど多種多彩だった(うち彼女が主人公を務めたホラー『ジェラシー・ワルツ』は、学校を超えて、ひろしま映像ショーケースなど外部でも公開された)。

 

 

 

 

 

こちらは『ジェラシー・ワルツ』のスチール

 

 今回の短編映画『HA・NA・TA・BA』では、単身赴任の夫を待ちわびる余命幾ばくもない薄幸の妻役という難しい役にチャレンジしているが、過去数多の役柄をこなしてきた彼女の演技は一切のブレもなく、プロの現場の初主演にしては、なかなか堂に入っていたと思ったね。もっとも、つい“親”の視点で彼女の演技を観てしまうきらいはあったけど……(;^_^A 

 

 それにしてもだ……件の『学園特捜☆伍代聖羅』をはじめ、近年はずっと緩い“ヒロインアクションムービー”ばかり撮り続けてきたけど、ここに来て29年前制作のファンタジー作品『シューリンクス』をひろしま映像ショーケースで上映してもらったり、先日は『れいこいるか』を横川シネマ!!で観賞したり、そしてこの『HA・NA・TA・BA』の存在を知ったりと、図らずも俄かに私の周りが“ファンタジー・ヒューマンドラマ包囲網”に固められ、すっかり“外堀”を埋められてしまったようだ(;^_^A  それこそ、松尾芭蕉奥の細道』の一節「そぞろ神のものに憑きてわが心を狂はせ」ではないが、いろんなところから私に「ファンタジーを撮れ」っていう“そぞろ神”がけしかけているようで、何とも悩ましい(;^_^A  まさに文字通り“神のお告げ”……ちょっと本気で考えてみないといけないな……(;^_^A 

 

※ちなみに以下は優プロHP内にある山内さんのプロフィール記事です。スチールを見る限りすっかり女優然として写っていますが、その芸歴に律義にも「『学園特捜☆伍代聖羅』主演」と記してくれているのはうれしいですね(;^_^A