神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

#俳優、女優

リンゼイとファラ  二つの可能性

現在AXNで絶賛放映中の『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』である。オリジナルが日本で初放映されてから、早や44年の年月が経過したが、当時は日テレの日曜22:30からの一時間枠で、『バイオニック・ジェミー』の第1.2シーズンが放映された後、後…

『バイオニック・ジェミー』は“多羅尾伴内”?

先日話題にした『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』だが、先日放映の「ジェミーと気の弱い泥棒」で第二シーズンも終了した。AXNで毎日2話ずつ放映されている同シリーズを欠かさず録画していて、ようやくこれで録画も終了と思いきや、今日から第三…

『バイオニック・ジェミー』 悲壮感なきサイボーグ

現在、CSのAXNで『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』(原題『The Bionic Woman』)がシリーズ一挙放映されている。その前までは、順番からしたら後発の『地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル』(同『Charlie's Angels』)が同局で放映さ…

天才“勝新”と台本の在り方

先日、時代劇専門チャンネルで、『座頭市』(1989年)が放映された。しかも「勝新太郎ディレクターズカット」版且つ4Kデジタルリマスター版、という触れ込みだった。広島の「みろくの里」でロケされたことでも印象深い、勝新にとって最後の「座頭市」は、…

神宮寺真琴 七変化?

広島ローカルでありながら、東京他他都市でも放映されている“視聴者投票参加型ローカル深夜バラエティー番組”「恋とか愛とか(仮)」。毎回、視聴者から寄せられた実話をもとに作られたドラマが流れ、それに対して「恋愛マエストロ」なるコメンテーターがツ…

五十嵐?

オリジナル「一番星ブルース」の歌唱が光る、キンキンこと今は亡き愛川欽也が主演し、テレ朝の土曜ワイド劇場枠で放映された『美女殺しシリーズ』(別名「相田博士シリーズ」「考古学者シリーズ」)というドラマがあった。先日、日本映画専門チャンネルでそ…

今日も明日もありがとう~♪

昨日のことだけど、3月9日は「ありがとう」の日。まあ「3・9=サン・キュー」の語呂合わせだろうけど(;^_^A そんなわけで「ありがとう」といえば、はるか昔、それこそ小学生の頃(1970~1975年)に放映されていたドラマ『ありがとう』がまず脳裏に浮かぶ。と…

麗しのリンダ様!!

新型コロナウイルス禍の煽りを受けて再三にわたる延期を繰り返した『ワンダーウーマン1984』も昨年12月18日に、ようやく劇場公開された(しかも本国アメリカよりも先行公開!)。それからもう2カ月以上が経過し、上映も終了したようなので、そろそろ抑え切…

菊池桃子と斉藤由貴 ~初代麻宮サキを巡る可能性~

先日、斉藤由貴の楽曲に言及した、歌謡ポップスチャンネルの「80年代アイドルソングベストテン」だが、その前に放映されたのは菊池桃子の特集だった。 彼女のシングルといえば、「雪にかいたLOVE LETTER」「BOYのテーマ」「もう逢えないかもしれない」辺りの…

“メタモルフォーゼ”する斉藤由貴

歌謡ポップスチャンネルでも、日本映画専門チャンネルと同様“80年代アイドル”に特化した企画が進行中で、そのカテゴリーである「80年代女性アイドルソングベストテン」では、小泉今日子、菊池桃子と続き、斉藤由貴も登場した。 今の私にとって、斉藤由貴とは…

「こんな学園みたことない!」ソフト化に期待する“この胸のときめき”を!

日本映画専門チャンネルで1月から始まった「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~PART2」のラインナップについて、先日のブログで言及したけれど、実はその際に挙げた『パンツの穴』『ザ・オーディション』『夏の秘密』よりも、…

飛鳥五郎と『快傑ズバット』の運命と

東映特撮ドラマ『快傑ズバット』の第一話「さすらいは爆破のあとで」において、主人公・早川健(宮内洋)の大親友・飛鳥五郎(岡崎二朗)が、悪の組織ダッカーの魔の手によって殺害される姿が最初に放映されたのは、今を去ること24年前の1977年2月2日。そ…

尾道とマドンナと映画と

ここ数年は、家族のリクエストで「こもん」のワッフル目当てで尾道に向かうんだけれど、何といっても尾道は、私にとっての“聖地”である。正直なところ一人旅で、且つ時間が許せば、じっくりロケ地巡り(勿論初代の“尾道三部作”の)をしてみたいって、いつも…

1983年のカンヌに思いを馳せる………

かの『スケバン刑事』が放映される2年前の1983年、今村昌平監督作品『楢山節考』が、カンヌ映画祭でパルム・ドールを獲得した。本来ならばあのカンヌで邦画がグランプリを獲ったんだから手放しで喜んでもよさそうなものだったが、当時の日本人の多くがこの…

石原プロ・フェニックス

この1月で、ついに石原プロモーションがその長い歴史に幕を閉じた。それもあってだろうが、「映画にかけた夢 石原プロモーション58年の軌跡」なるムック本が刊行された。この石原プロに関しては、どうしても「太陽にほえろ」、「大都会」シリーズ、そして「…

『ミステリーゾーン』発の『ロッキー』行?

先日来より録画を開始した『ミステリーゾーン』。30分という時間設定は実に手頃で見やすく、観始めるとつい2~3話分は続けて観てしまう。そんな中、この度観賞したのは、第8話の『廃墟』だった。 主人公の銀行員ヘンリー・ビーミスはひどい近眼で“瓶底”の…

ヒロインのアクションと「Don't Stop Lullaby」と「エスケイプ!」と

昭和60年代ヒロインアクションドラマのムーブメントに、日テレは『セーラー服反逆同盟』で“新規参入”し、その翌年に、このジャンルでは“老舗”のフジは、それまでの「スケバン刑事」ブランドを捨てて新機軸のヒロインアクション新シリーズ(とはいっても単発…

高城れにのリアクションコントと、ももクロのひたむきさ

正月2日に『逃走中×千鳥のクセがスゴいネタGP新春合体5時間SP』なる番組があって、家族のリクエストで録画した。家族の目当ては『逃走中』の方で、後半の『千鳥のクセがスゴいネタGP』の方は、CM抜きの際、一部(『逃走中』に関わる部分)を除いては消去…

沢木組長は「チャンバラトリオ」

ゆうき哲也といえば、今ではすっかりVシネ『難波金融伝・ミナミの帝王』における沢木組長のイメージが定着している感があり、あの貫禄たっぷりで口髭にオールバック、あたかもスティーブン・セガールを彷彿させる容姿こそゆうき氏であると思う人も多いと思…

「頑張る『鹿沼えり』」と「爆報! THE フライデー」

当ブログの中で比較的アクセスを戴いている記事に、今から4年前の12月に書いた「頑張る『鹿沼えり』」という記事がある。よくうんと前の記事を掘り下げてご覧いただいている方がいらっしゃるんだと、何だか嬉しくなってしまう(;^_^A j 彼女の全盛期といえば…

黒木華 七変化!

年末にTBSチャンネル2で『凪のお暇』の一挙放送があった。主題歌の絡みで娘が大好きだったドラマなんだけど、あいにく地上波放送では最初の数話が録画できず、しかも先だってこのチャンネルで放映された時も、始まってしばらくしてからそのここを知った…

ここに“山陽美女の典型”が! by『劇場版 奥様は、取り扱い注意』

新型コロナウイルス禍による「ヒロインアクションムービー」の受難は、何もハリウッドばかりではない。この日本でも、久々かつ稀代の〝ヒロインアクション”といっていいドラマ『奥様は、取り扱い注意』の劇場版が、当初の本年6月5日の公開が、これも新型コ…

飛び出す「東宝特撮女優大全集」! ~「ゴジラとヒロイン」~

先日BSPにて『ゴジラとヒロイン 特撮怪獣映画を彩る美しきヒロインたち!27本の映画が大集合!』なる番組が放映された。〝広島発ヒロインアクションムービー”シリーズと称し、初のシリーズ自作品のタイトルを『天使諜報★〝神宮寺真琴』と名付け、登場人物…

ボンドガールはバスガール

かの「007シリーズ」唯一の日本ロケ作品『007は二度死ぬ』において、後半主人公ジェームズ・ボンドの“偽装妻”となる諜報部員を演じた浜美枝。彼女が若林映子と共に“ボンドガール”に抜擢されたのは、「007」のスタッフが2人が主演する『キングコング対ゴジラ…

芦田愛菜は“平成の吉永小百合”か……?

「芦田愛菜」といえば、どうしても『パシフィックリム』の赤い靴抱えた少女のイメージが先走るが、そんな彼女も既に16歳、高校一年生なのだそうだ。 間下このみや宮川オサム、宮脇康之の例を挙げるまでもなく、子役で一世を風靡した役者が、そのまま大人の俳…

「三億円事件の日」で思い出すのは………

今日12月10日は、今から42年前にかの「三億円事件」が発生した日らしい。その頃は勿論生まれていたけれど、まだ物心がつく前だったんで、事件当時の喧騒は記憶にない。ただどんな事件かも知らず、子供心に「三億円事件」というフレーズと、あのモンタージュ…

「野村君!」 ~ジャンボーグAとミラーマンがクロスオーバーする時?~

現在CSの「チャンネルNECO」で再放映されているミラーマン。その注釈に「円谷プロが『ウルトラ』シリーズ以外で初めて製作した巨大特撮ヒーロー」とあって、なるほどと思ってしまった。確かに東映における『人造人間キカイダー』『イナズマン』「ロボ…

”ナタリー”のキャンディーズと「およげ!たいやきくん」との“仁義なき戦い”

歌謡ポップスチャンネル恒例の「70年代アイドルソングベストテン」。今回観た(聴いた?)のは、伝説のグループ・キャンディーズだった。 キャンディーズといえば、何といっても今は亡き広島市近郊の一大テーマパーク「ナタリー」のイメージガールの印象がま…

『映像研』に『手を出』した! その② ~観賞レビュー「不条理劇が愛くるしさに変わる時」~

“映像研”というタイトルといい、乃木坂46の綺麗どころ3人を主人公に据えたキャスティングの妙といい、早くから興味・関心が尽きなかったのが、「月に一度は劇場で映画観賞」の9月作品に選んだ『映像研には手を出すな!』だった。このタイトルとキャスティ…

榊原郁恵 永遠のヒロイン

先日も話題にした、CS歌謡ポップスチャンネルの「70年代女性アイドルソングベストテン」で、麻丘めぐみに続いて特集されたのが榊原郁恵。彼女も70年代の一時代を築いた、ていうか還暦を過ぎた今も大活躍の女優である。 デビュー当時は、あの底抜けに明るい…