神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

島野ミチル(奥田圭子)のプロフィール

 世が世なら、綾瀬はるかと並び、“広島出自の演技派アクションヒロイン”の称号を与えてもよいぐらいの活躍を、80年代に魅せてくれた奥田圭子。先日、自宅の戸棚に埋もれていたパンフレットを整理中、彼女が初主演した『パンツの穴 花柄畑でインプット」のパンフも見つかり、その中に当時の奥田圭子のプロフィールのページがあったから、記念に掲載してみたい(;^_^A

 

 

 本作では「島野ミチル」という役名で登場した奥田圭子だが、このプロフィールを観る限り、誕生日は3月1日とのこと。ということは、今年の同日に、卒業式にかこつけて、『こんな学園みたことない!』ネタでブログを書いた(「『制服ヒロイン』と『ヒロイン先生』と『卒業』と……」)その日、彼女は御年「知命」プラス4歳を迎えていたことになる(;^_^A  また、作品が『パンツの穴』だけに、下世話でイジワルなQ&Aが多いが、そこら辺は真面目に、それでいてアイドルらしくそつなく答えているのはさすがとしか言いようがない(;^_^A  共演者への配慮も忘れないのは、ますます好感が持てる(^^)  そして何よりも「出身地 広島県三原市」の記述が、広島人にとっては嬉しい(;^_^A

 

 

 最後に「機会があったらまた映画に出演したいです」とあるが、実際彼女のフィルムグラフィーでは、本作以外は『この胸のときめきを』しか映画主演作がない(しかもバスガイド・恭子役)のが、何とも切ない。『天使のアッパーカット』の手練れの敵役や『こんな学園みたことない!』のワルキューレさやか役などを観るにつけ、もっとアクション系でスクリーンを彩ることができなのではないかと悔やまれる。まあ、今となってはそんな思いすら“昭和の徒花”なのかもしれないけど……

 

 そう思うと、やはり『天使のアッパーカット』の再放映と共に、何が何でも彼女の魅力が炸裂している『こんな学園みたことない!』のソフト化・再放映を切実に望む! 何も問題がなければもういいでしょう。早くソフト化してください! 必ず買いますから(^^)

 

 

 ところで、本作で彼女と共に主役を張った志村香なる女優は、奥田圭子より5歳も年下の当時中学生。そんな彼女がオーディションで合格したのは、とにかく前作の主演・菊池桃子と似ていることが原因だったらしい。それで彼女は桃子と同じ事務所に所属し、桃子の後継者的なポジションで売り込みがされたそうだ。彼女が『パンツの穴』次作の事実上ヒロインであったり、放送局とタイトルは忘れたが、菊池桃子主演の『卒業-GRADUATION-』を彷彿させるような2時間サスペンスドラマに、同様の女子高生主人公役で出演したりしたことを今まで疑問に思っていたが、実はそれが真相だったようだ。もっとも、思いがけず早く、芸能界を引退してしまったようだけど……