神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

映画その他

準優勝校は我が母校の付属

またもやセンバツネタで…… 前にも書いたが、今年のセンバツは東海大相模の優勝で終わったが、私見ながら、実はどうしてももう一方の雄、明豊に優勝してほしかった。何故なら、明豊は我が母校の付属高校だったから。 九州の一角、大分に存在する我が出身大学…

天才“勝新”と台本の在り方

先日、時代劇専門チャンネルで、『座頭市』(1989年)が放映された。しかも「勝新太郎ディレクターズカット」版且つ4Kデジタルリマスター版、という触れ込みだった。広島の「みろくの里」でロケされたことでも印象深い、勝新にとって最後の「座頭市」は、…

インディーズに優しい夕刊紙

あいにく我が家では新聞なるものをとっていない。もう20年来そうである。まあ実家で暮らしていた頃は、地元の中国新聞をとってたけど、専ら見るのはスポーツ蘭とテレビ欄くらいだった。ちなみに広島の地元紙だけあって、広島東洋カープネタは、スポーツ紙並…

自由でしなやかな猫(キャット)たち(;^_^A

学生時代、先輩が下宿で猫を飼っていて(おそらくノラ猫だっと思う)、顔を出す度その猫をあやしていた記憶がある。もっとも私自身は幼少期に2度犬を飼った(うち一匹は逃げられ、もう一匹は親戚宅に引き取ってもらった)くらいで、動物にはほとんど縁がな…

敢えて「未来へ向かって脱出する」もありかな?

ホント、もし可能ならば、何もかもほっぽり出して、社会のしがらみから「脱出」したいなんて“現実逃避願望”は、いつも心の片隅にあるもんだ。それこそ土屋嘉男演じるX星人統制官(by『怪獣大戦争』)の有名なセリフではないが、「未来に向かって脱出する」…

方言と“広島発インディーズムービー”

近年は“広島発ヒロインアクションムービー”と称して、地元・広島をアピールした映画制作を行っている……とはいうものの、平和公園でロケをした『令嬢探偵★モロボシアイ』、消滅する直前の旧広島市民球場で撮った『天使諜報★神宮寺真琴』、呉市の有名な観光ス…

イチヱンポッポフィルム35周年と、初めての試み

ここんところずっと、CS(CATV)や地上波で観た映画やらドラマやらバラエティーやらの話題にばかり言及してきたけど、今回はインディーズムービーと当団体のことを書かせていただきます。 1986年(昭和61年)にそれまでの大分での大学生活を終えて帰広…

映画で「勝負」する?

今日1月8日は「勝負の日」なんだそうで……とはいってもギャンブルには無縁だし、喧嘩っ早い性格でもない(もっとも、何か圧を感じるとすぐに「喧嘩上等!」って粋がってしまう短気な人間だが……ヾ(- -;)ヾ(- -;)。だから「勝負」といっても、そこで丁々発止…

2021年の抱負と“験担ぎ”

月日は百代の過客にして行き交ふ年もまた旅人なり………(松尾芭蕉「奥の細道」) 時間が「永遠に歩みを止めない旅人」であるならば、人間か決めた暦の2020年が2021年に移り変わるのも、また時間が旅人なるが故である……なんて御託は置いておいて、要はもう2020…

クリスマスツリーにィ~明かりが灯りィ~♪

「クリスマスツリーの日」がクリスマスイブの24日やクリスマスの25日ではなく7日だったってのには驚いたが、確かにツリーはクリスマス前から飾り立てられるものだから、こんな時期が記念日でもおかしくないかもしれない。 ところで、クリスマスツリーと聞い…

デジタル映像編集故の”手作業”感覚

CSのディスカバリーチャンネルで「名車再生 クラシックカー・ディーラーズ」なる番組が放映されていて、機会があれば好んで観ている。この番組は、イギリスの制作会社が作ったバラエティーで、ディーラーのマイクが素材は素晴らしいがかなり傷んだほぼ“ク…

これもある種のインディーズ版“メディアミックス”?(;^_^A

先の「ひろしま映像ショーケース2020」において22年ぶりの公開となった拙作『シューリンクス』。本作はレトロな雰囲気漂う8ミリフィルムの作品ながら、実は今でいう所の“メディアミックス”もどきの活動をした作品でもあった。 本作の撮影は1991年ながら、な…

“8ミリ最後”の日と黒澤明監督と………

今から22年前の1998年は、奇しくも今年と曜日が一緒で、昨日9月6日も今年と同じ日曜日だった。 そんな1998(平成10)年9月6日に「Hiroshima発 Indies Movie」と銘打った上映会を、本当ならば「広島発ヒロインアクションチャンピオン…

2020年”後半”の挑戦!

「2020年の挑戦」(by『ウルトラQ』)もはや長月9月を迎え、もう残り4ヶ月。この歳になって「こんなことが起こるんだ」って言わんばかりの出来事の連続に、あっけにとられながら今日まで生きてきた感じだ。先週末の“一件”で多少“潮目”は変わるだろうが、…

「ひろしま映像ショーケース2020」

先日もここで紹介しましたが、来る8月29日に、広島市中区の広島市映像文化ライブラリーにて「ひろしま映像ショーケース2020」が開催されます。本来ならば、昨年度の3月に開催される予定でしたが、件の新型コロナウイルスによる広島市ガイドラインによる開催…

『劇場映画観賞』という選択肢が奪われかねない恐怖

新型コロナウイルス禍がなければ、2020年の幕開けと共に、続々とハリウッドから上陸するはずだった、あまたのヒロインアクションムービー。うち、『チャーリーズ・エンジェル』と『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』はすんでのところで上映が叶ったが、『A…

被爆75周年の8月と原爆(反核)自主映画

昨日の阪神讀賣戦で、阪神の選手の袖に「85周年」のステッカーを見つけ、確か今年創立70周年だった広島東洋カープのことを鑑みて、創世記に誕生した大阪タイガースと僅か15年の差しかないことに改めて驚いた。じつはもっともっと後になって誕生した球団だっ…

ヒロインアクションまつりへの機運

昨晩、新型コロナウイルス禍の中でも、インディーズの「ヒロインアクション」イベントは出来ないか、というテーマで簡単なブログを書いたところ、当ブログへ“引っ越し”後一番の数の思いがけないアクセスを頂き、当事者としてもびっくりしています(゚д゚)! j …

「強い先生」復活の狼煙

当初は大手のシネコンから始まった休業要請に伴う広島県内の映画館の休業が、いよいよ明日22日以降ミニシアターにまで波及することになってしまった。先日『野獣処刑人 ザ・ブロンソン』を観賞した際、以後の横川シネマ!!のラインナップが週替わりで実に豪快…

わたしの番です!

実は、このyahoo!ブログももはや更新“ラストウィーク”も佳境に入ってしまっている。変な話で、こんなせっぱ詰まったときはせめて気の利いた日記でも書こうと思いながら、どうもあくせくして単なる「更新」を徒に続けてしまうものである。今日の日記もその最…

邦画の知識を「晴“読”雨読」?

今日、以前Amazonで注文していた書籍が届いた。その中身は「Hotwax責任編集 映画監督・舛田利雄~アクション映画の巨星 舛田利雄のすべて~」と「下品こそ、この世の花: 映画・堕落論 」の2冊。片や邦画界随一の“職人監督”舛田利雄氏のインタビューを中心に編…

コラボ映画の可能性

以前「STU48」がデビューした頃、瀬戸内ローカル故こんなにメジャーになると思っていなくて、「本当に48人もいるんだったら、みんなメインってわけにもいかないだろうから、メインから外れた子を地元のインディー団体に貸し出してくれないだろうかな…

思いがけない『天気の子』観賞

先日の夕刻に、いきなり娘たちが「『天気の子』を観に行きたい」って言い出して、「そんなん、広島に帰ってから観に行きゃあええじゃろうが」なんて思ったものの、それでも出かけて情報誌などで探した結果、防府市の「イオンシネマ防府」で公開中のこと。そ…

知らぬ間に『アルマゲドン』

何やら知らぬ間に、何とも物騒な事態が起きていたらしい。 天文学者も数日前まで気付かず…… 直径約130メートルの小惑星が地球とニアミスしていた https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000004-binsider-int 巷に「地球に衝突」ネタのSF映画は数…

レンタル観賞

ここんところ思うところあって、結構レンタルビデオ(DVD?)を活用している。観るのは大抵MCU(マーベル・シネママティック・ユニバースの作品なんだけどね(;^_^A インディーズムービーを撮っている性か、観賞の趣向も元々どちらかといえば、人間ドラマ中心…

映画館の醍醐味

今回の映画観賞がよっぽど楽しかったらしく、娘たちは2人とも『アラジン』をもう一度観たいと宣う。DVD販売まで待てない様子。でも『アラジン』はこの先いつまで上映かわからず、生憎今週末はオヤジは仕事だ。 だからいっそ、家内にバルト11まで連れて行…

明日なき男

昨日は何かムシャクシャしてしょーもないこと書いてしまったけど、野球なんかで一喜一憂してる場合じゃないくらい、のっぴきならない日々を送っている。それこそ『明日なき男』(日活)とか『行き止まりの挽歌』(シネ・ロッポニカ)とか『死亡遊戯』(ゴル…

“先祖返り”の『凪いだ、あの夏の日』

例えば東映の「波バシャーンの三角マーク」を観るとB級アクション・バイオレンスを思い浮かべたり、松竹マークの「富士山」を観たら脳裏に『男はつらいよ』の前奏が駆けめぐったり、にっかつの「夕陽のNマーク」を観たら……(以下自主規制(;^_^A)と、それ…

「わかもの映画祭」感想(コンペティション)編②

また間が空いてしまっちゃったけど(;^_^A、去る10日の「わかもの映画祭」コンペティション参加作品の感想です。今回は、「若者をテーマに制作映画部門」の5作品です。この部門には私も『THE 争奪戦っ!』なる作品を出品しているので、感想なんておこがまし…

「わかもの映画祭」感想(コンペティション)編①

もう10日も経っちゃったけど……10日に開催された「わかもの映画祭」参加作品に対する感想の続きです(;^_^A 今回はコンペティション「若者が制作映画部門」の6本です。 『貞代』(葉月朔史監督) この作品は、去る2月に参加した「スクリーンライブHiroshima…