神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

映画その他

IPFの歴史と“平成”と

本来なら、ここに「わかもの映画祭」コンペティション部門の作品感想が載るはずなんだけれど、それは後日に譲るとして…… 今年に入ってから、映画制作、作品出品と、殆ど自分の関心事はこの「わかもの映画祭」と「ひろしま映像シューケース」にばかり向かって…

「わかもの映画祭」感想(映画上映会)編

昨日で2週続いた広島インディーズムービー界の「黄金週間(ゴールデンウィーク)」は終了してしまい……その反動でちょっぴり放心状態に陥っているけれど(;^_^A 気を取り直して、今までおざなりになっていた上映作品の感想をここに認めたいと思う。まずは9日…

広島インディーズムービー界は恵まれている!

今回開催された「わかもの映画祭」。その2日目のコンペティションでは、会場の広島市青少年センター・ホールのステージ上にレッドカーペットが敷き詰められ、その上を、コンペに出品した監督たちが歩いて、観客に頭を下げる………未だかつて、広島の自主映画人…

シネコンこけら落とし

シネコンにはいろいろ“思い”はあるものの、最近はシネコンでしか劇場映画を観た記憶がない。そんな先週の昼下がり、娘たちにせがまれて、久々にシネコンに足を運んだ。お目当ての映画は広島市内の複数のシネコンで公開されていたんだけれど、時間帯の都合で…

シネコンの「罪」と「功」

昨年4月、広島市西部に誕生した「ジ・アウトレット広島」。イオン系のその商業施設には「イオンシネマ西風新都」も併設されていて、今のところ広島市内で一番新しい映画館(シネコン)だ。 広島の地に「ワーナーマイカル広島」(現イオンシネマ広島)が誕生…

祭りの後の祭り

怒濤の「丸1日ロケ」から一夜明けた今日、今までの数多のロケがそうであったように、何だか惚けた時間を過ごしてしまった。3連休を仕事と撮影で潰してしまった罪滅ぼしに、家族と出かけたり外食したり(“マック”だったけど(;^_^A)、そんな「家族サービス…

1年間“書き”抜けて……

いよいよ2018年も分刻みでカウントダウンが始まってしまいました。旧年に思いを馳せ、数十分後に訪れる新しい年に期待しつつ、今の時間を過ごしています…… 一昨年の2017年1月7日より毎日更新を今日まで続けてきたのですが、元旦の1月1日から丸々1年通し…

映画は元気の源!

例えば『太平洋奇跡の作戦キスカ』(丸山誠治監督)クライマックスのキスカ撤収シーン 例えば『燃えよドラゴン』(ロバート・クローズ監督)の肉弾戦闘シーン 例えば『暴走パニック大激突』(深作欣二監督)クライマックスの無茶苦茶カーチェイス 例えば『華…

2018広島バブルの行く末

広島を拠点に活動する映画制作団体イチヱンポッポフィルムは、ここ数年、霜月11月頃に慌ただしく映画のイベントを開催してきた。昨年は24日に『女子高生戦士☆英あいり』の封切上映をシネコンのイオンシネマ広島で行い、一昨年の27日には前の日記にあるように…

スウィングする映画

往年のハリウッドスラップスティックコメディの金字塔『ブルースブラザーズ』の中でも、特に好きなのが、前半のブルースブラザーズバンドがとあるカントリーバーのライブに乱入するシーン。カントリーソングにしか興味を示さず、気性が荒くて手当たり次第も…

火垂る

昨日のブログの続きだけれど…… 満天の星空の下、その輝きに対抗するかのように、仄かな、幽かな、それでいて意外に強い光を放つ蛍の群れ。我々の頭上の空間を文字通り“泳ぐ”ようなものもいれば、河原のそこの方からフワフワ浮かんでくるもの、お互いが図った…

「映画は事実より奇なり」のススメ

昨日、阪神vs広島戦の実況中、ABCのアナウンサーが試合の流れとは関係なく、広島東洋カープの野村祐輔と安部知裕が、この日6月24日が共に誕生日で、しかも同い年であることを披露した。その際解説者の中田良弘が「もしかして広島の病院?」なんて呟いて…

懐かしい焼酎片手に(;^_^A

先日百円ショップで見つけた陶器のコップ。デザインに「芋」と「麦」の2種類があったが、ためらうことなく「麦」を購入……だって学生生活を過ごした大分県は、「二階堂」「いいちご」に代表される麦焼酎のメッカだったから(;^_^A 当然入学時の新入生歓迎コン…

「人生体験」が織りなす映画制作の世界観

携帯電話の功罪が叫ばれ、若年層の携帯電話所持が問題視されていた時代から幾星霜……今や携帯電話どころか、スマホは現代人にとって必須のアイテムとなってしまった。故に映画界においてもごく自然に、そして当たり前のように登場する。また、こちらの方は時…

元年・上京・いか八郎……

もうすぐ「平成」が幕を閉じようとしているが……その元年に、手前味噌ながらおそらく今までの自主映画活動で間違いなく(自分にとって)一番大きな映画の賞を貰った。それが当時日本テレビが主催していた「第17回日本映像フェスティバル」における「ドラマ部…

「郷土」の西条秀樹氏を悼む……

インターネットのニュース記事の即効性はいつも重宝しているんだけれど、時として"通り魔的訃報"に遭遇し、混乱且つ動揺することも多い。先の衣笠祥雄氏の訃報しかり、そして昨日の西条秀樹氏の訃報しかりだ。 桜田淳子・山口百恵・森昌子の俗に言う「花の高…

オーディションの夢(;^_^A

昨晩、家内から急に「迫田監督って人知っとる?」と唐突に聞かれた。何かと思ったら、ミニコミ誌で見つけた映画のオーディションの記事で、その迫田監督という方は、「君がいる、いた、そんな時」という作品の演出をするのだそうだ。呉でロケされる作品とい…

忙中故の目標

新年度を迎えて半月近くなったけれど、職場での忙しさが半端ない……昨年までの“昼行灯”ぶりが嘘のように、自分で言うのもなんだが、毎日ヒーヒーやっている。その毎日に必ず想定外の事態が発生し、その都度対応に追われつづけるのは、まさに「ジェットコース…

たまにはこんなこともある

どうもこの日の日記では、『男たちの挽歌Ⅱ』に関するかなり長文の文章を書いていたようですが、UP直前にPCのトラブルで全文消えてしまったようです。それでその後もなんとか復元も試みたようですが叶わず、長い間描きかけで“放置”してありました。 ただ…

映画で“大輪の花”を

先日の“四月馬鹿"はいささか度が過ぎたようで、お叱りの言葉も頂いております……実は、私の思いとしては、まさに先日の内容の真逆こそ、2018年度を迎える上での決意表明のつもりでした(;^_^A というわけで、今年はライフワークともいえる映画製作を、より一層…

『かわひらこ』

去る18日、広島市西区民文化センターにて、QMF『かわひらこ』(吉松幸四郎監督)を観賞してきました。インディーズムービーの観賞は、 2月10日の「スクリーンライブHiroshima7th」、3月10日の「ひろしま映像ショーケース」に続いて今年3回目となりま…

「ひろしま映像ショーケース2018」感想

日付が変わって昨日、行って参りました「ひろしま映像ショーケース」! もちろん上映開始から最後まで……挙げ句は関係者の一人としてIPF代表の立場で、挨拶をする羽目にまでなってしまいましたが……(;^_^A それにしても、これだけの様々な監督作品を一会場で…

「ひろしま映像ショーケース2018」本日開催!

いよいよ本日です!「ひろしま映像ショーケース」! 広島で活動する自主映画人・団体の作品が一同に介する、まさに“ショーケース”なイベントです(^^) 今、広島ではいくつもの団体・監督が映画制作・上映を続けていますが、ここ近年は個別の上映個別のイベン…

『ビターズエンドPart1』inひろしま映像ショーケース2018

今月25日は広島・横川シネマにて「広島発ヒロインアクションまつり2018」が控えていますが、その前にもう一つ、広島インディーズムービー界の一大イベントが待ちかまえています。その名も「ひろしま映像ショーケース」! 既に当ブログでも紹介したこのイベン…

ひろしま映像ショーケース 2018

各団体の皆さんが既にPRされているので、遅ればせながら…… 今年も恒例のひろしま映像ショーケースが,広島市映像文化ライブラリー主催で開催されます。我がIPFからの出品は、鏑木悟道監督の『ビターズエンドPart1』。ここ最近ヒロインアクションが続いて…

スクリーンライブ Hiroshima7th

今日は広島で活動している「Hiroshimaピープルズ」主催の映画イベント「スクリーンライブHiroshima7th」に参加して、映画とライブ演奏を観てきました(^^) 上映された作品は計4本。順を追って紹介すると…… 『記念寫眞』 脚本・監督・主演は、何と『電光石火☆…

動画が普通な「新世代」(;^_^A

“映画バカ”でかつては“カメラ青年”だった親父の影響か、娘の一人は園児の頃からカメラに興味を持って、最初は親父のお古から始まったんだけど、今やミラーレス一眼にコンパクトカメラと、すっかりカメラマン気取り(^^) 誕生日のプレゼントもサンタへのお願い…

B級映画とはなんぞや?

やたら“B級映画”という言葉が好きで、自作もインディーズムービーの中でも“B級映画”を撮ってきたつもりでいたんだけど、そもそも「“B級”映画の定義は?」となると、明確な答えを持っているわけではないことに、今更ながら気づいた。そこで「B級映画とは…

40年前の映画界を振り返って

今年は『スターウォーズ」の日本公開から40周年、ってことは過日このブログでも触れたけど、その今年40周年の1978年にどんな映画が日本で封切られたか気になって検索してみると、なかなかどうして凄いものがあったよ!!Σ(゚д゚;) 当時はまだ松竹の『男はつら…

2018年も映画、映画、映画!(;^_^A

いよいよ新しい年、2018年が幕を開けました。恒例とはいえ、気分が一新且つ高揚する時でもあります 今年もまたいろんな形で映画に関わっていく所存です 昨年の余勢を駆って、上映イベントを早くから仕掛けていきたいと考えていますし、制作の方も、毎年の“命…