邦画の知識を「晴“読”雨読」?
今日、以前Amazonで注文していた書籍が届いた。その中身は「Hotwax責任編集 映画監督・舛田利雄~アクション映画の巨星 舛田利雄のすべて~」と「下品こそ、この世の花: 映画・堕落論 」の2冊。片や邦画界随一の“職人監督”舛田利雄氏のインタビューを中心に編集・構成された(構成は「映画監督 佐藤純彌 映画よ憤怒の河を渉れ」に似ている)単行本、片や邦画娯楽の殿堂・鈴木則文監督の著によるエッセイ集だ。両方とも、なかなか書店で見つけられなかったので、この度の通販と相成ったわけだが、今まで探しあぐねていた2冊の単行本を遂に手に入れて、今興奮を禁じ得ないところだ(;^_^A
近年、自分の中では再評価を始めて久しい鈴木則文・佐藤純彌・舛田利雄といった。娯楽に殉じた日本プログラムピクチャー界の巨匠たちについて、少しでも知識を得たいといつも願っているのだけれど、生憎監督自身の著としては、文才に長けて、とてもロマンチックな文章・書物を書き残している鈴木則文監督と異なり、佐藤純彌と舛田利雄の両御大は、おそらく上記の書物以外監督の人となりを知りうるものはどうもないらしい。それ故、最近手に入れた「~映画よ憤怒の河を渉れ」に続き、とうとう「~アクション映画の巨星 舛田利雄のすべて~」を入手できたのが何とも嬉しい。結構高額だったけど、同じ「コウガク」でも“向学”のためにじっくり読み進んでいこう。また、鈴木即文監督の文学青年然とした文章運びの巧みさは、いつ読んでも感動すら覚えるので、こちらのエッセイも楽しんで読もう(;^_^A
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