敢えて「未来へ向かって脱出する」もありかな?
ホント、もし可能ならば、何もかもほっぽり出して、社会のしがらみから「脱出」したいなんて“現実逃避願望”は、いつも心の片隅にあるもんだ。それこそ土屋嘉男演じるX星人統制官(by『怪獣大戦争』)の有名なセリフではないが、「未来に向かって脱出する」って叫びたくなるくらいだヾ(- -;)
もっとも、劇中は破滅(自決)するX星人の断末魔として登場するこのセリフもy、よく考えてみれば実に示唆的であり、取りようでは、現状を回避し、将来に捲土重来を期す、なんて解釈もできる。
どうも今の世の中や人生は、猛スピードで駆け抜ける列車のようであり、一度乗り遅れたり途中下車したら、もう二度と同じ列車には乗れないような切迫感がある。しかし、どうしても現状に生き詰まったら、言った人生のレールから外れて、また次の列車に乗ればいい。意外と後から乗った列車の方が、乗り遅れたり途中下車してしまった先発の列車を追い越すことがあるかもしれないし。
と考えると「未来へ向かって脱出する」は大いに結構な話である(;^_^A