神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

映画で「勝負」する?

 今日1月8日は「勝負の日」なんだそうで……とはいってもギャンブルには無縁だし、喧嘩っ早い性格でもない(もっとも、何か圧を感じるとすぐに「喧嘩上等!」って粋がってしまう短気な人間だが……ヾ(- -;)ヾ(- -;)。だから「勝負」といっても、そこで丁々発止と激論を応酬するとか、誰かに先んじて何かをしようとか考えるのではなく、自分の中で、何かしら仕掛けていこう、くらいの思いしかない。しかし、そんな気持ちこそが自分を衝き動かす“原動力”だったりする。

 

 だから「勝負」といっても、さしあたり映画を撮ってやろうとか、映画に関わるイベントを仕掛けようとか思うくらいである。ただ今の新型コロナウイルス禍では、それさえもある種世論に対する「勝負」というか「挑戦」になってしまったようである。

 

 実は、新型コロナ禍が今以上にヒステリックにとらえられていた昨年、こんな企画を思いついた。主人公は看護師で、病院に詰めて業務を行うために、着替えや携行品を旅行鞄に詰めて自宅から病院に向かったところ、とある男につけ狙われる(ちなみに看護師は女性という設定)。男は俗にいう“自粛警察”で、彼女を「こんな非常時に旅行を楽しむ不届きもの」と思い込んで、やたらと看護師に付きまとう。彼女は男の言ってることは誤解で、自分は看護師であると伝えても、一向に信じようとしない。そこで彼女は思い余って看護師である自分の姿を男に示す(うちの「天使諜報★神宮寺真琴」でお馴染みの、服をはぎ取ったら下に戦闘コスチューム、ってパターン(;^_^A)。すると男は、今度は彼女をあたかも新型コロナウイルスに院内感染したとでもいうような心無い暴言を吐き、しかも「俺が隔離してやる」などと嘯きながらイヤらしく迫った来たために、ついに看護師の怒りが爆発、パンチとキックで男を伸して、それでも傷ついた彼のために包帯などを巻いてやりながら、「ウイルスを心配するのは結構だが、それが偏見になってはダメ」と伝えて、その場を後にしていく。そんなストーリーの短編だ。

 

 今こうして文章にすると、とんでもない誤解を受けそうな、極めてヤバい物語だが、当時はどうも「自分の正義感」を振りかざす“自粛警察”の存在に辟易していたので、このくらいおバカな短編をこしらえてもいいかな、なんて思って考えてみた。実はもし仮にこの企画がスタートしたならば、この2人の登場人物は別々に取って、それをカット割りや登場人物の主観撮影などを駆使して、しかもオールロケーションで徹底して「三密」を避けて撮ろうと考えていた。一応、看護師のアクションってのも撮ってみたかったしねヾ(- -;)ヾ(- -;)(ちなみに「令嬢探偵★モロボシアイ」と「神宮寺真琴」第一作には、主人公の変装による看護師が登場したが、そのアクションはなかった)。

 

 こちらは“広島発ヒロインアクションムービー”を彩る”アイと真琴”(;^_^A  『令嬢探偵★モロボシアイ~広島より愛をこめて~』(左)と『天使諜報★神宮寺真琴~狙われた生徒会長~』(右)の、ともに貴重な看護師スタイル。

 

 

 それにしても、こんなこと書くとクレームが来るかもしれない………って結局「勝負」してるじゃないかヾ(- -;)ヾ(- -;) まあ、あくまでたわいのない、そして企画倒れの話なんで、何卒ご容赦を(;^_^A(;^_^A

 

 それはそうと、所属団体イチヱンポッポフィルムの結成35周年にあたる今年は、上記の企画ではないものの、何とか記念映画、記念上映会を、たとえリモート配信でもいいから、仕掛けていきたいなぁ。これもまた上記のように、一つの「勝負」けど(;^_^A