神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

5人のヒロイン(in 広島発ヒロインアクションまつり)

 「広島発ヒロインアクションまつり2016」の舞台となった横川シネマ!!は、もともとピンク系映画館だったこともあって、以前は巨大なエアコンが客席の中にドーンとあって上映中も大きな音を立てていたり、隣接する山陽本線及び山陽新幹線のガードの影響で上映中も結構振動を受けたり(だから『痴漢電車』シリーズなどリアルに体感できた?!)した。しかし、その後現在のような“雑色系”名画座になって以来、うんとリニューアルされて、シートは豪華になり、ステージも広いものが備え付けられたりと、以前の面影もないくらい素敵な映画館となった。外観は昔ながらの場末の映画然としたまま、てのも素敵だ(^^)

 そんな素敵なステージを使っての計3回にわたる舞台あいさつでは、「ヒロインアクションまつり」の名にふさわしい、5人ものヒロインが登壇、トークを繰り広げてくれた。

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 まず最初は、『天使諜報★神宮寺真琴』シリーズ3部作にレギュラー出演してくれた、主人公「神宮寺真琴」こと山田明奈嬢と、真琴を裏で支える“謎多きマネージャー”「真船桂」こと藤岡真由子嬢の二人だ。(現時点での)シリーズ最終作『シンデレラの懸賞金』のクランクアップが2010年だったんで、もう7年ぶりくらいの“コンビ復活”だったが、意外にも他の作品舞台などで一緒になる機会もsくなかったらしく、まさに今回のイベントで久々の再会となった模様。今回の上映作品『市民の敵は場外へ飛ばせ!』というよりも、シリーズ全般についてトークを繰り広げてくれた。太極拳法の技を手探りで演じていったこと等、やはり殺陣にはいろいろ大変だったそうだ。またこのコンビでの演技(絡み)が実に楽しかった等、監督冥利に尽きるコメントもしてくれた(^^)

 続いて(というか登壇は最初だったけど……)、『電光石火☆八城忍』における主人公「八城忍」役の香川美夏嬢。当日は同じく『八城忍』で押川広吉役を務めてくれたJAY氏と共にMCまで務めてくれた。そんなわけで、この時ばかりはインタビューされる側に回ったが、当時の撮影現場の過酷な寒さのことや、殺陣を当日つけてもらってのアクションシーンの雰囲気などを語ってくれた。この時点で、タイトル冠の2大ヒロインが一堂に会するという、過去のヒロインアクション上映会では考えらなかった豪華なシーンが実現した。

 第二部最初のあいさつには、東京から遙々このイベントのために来広してくれた『アイドルスナイパー』シリーズのレギュラーであるエージェント・麻宮咲役の星野佳世嬢が、本シリーズ監督の稲葉司氏と共に登壇。私も直接お会いするのは初めてだったが、劇中でのクールなイメージとは裏腹に、とてもチャーミングな女性だった(^^) トークの中ではガンアクションに関わる話が多く、中でも「ドラグノフ」という重い狙撃銃を使っての演技の大変さを身振り手振りで語ってくれたのが印象的だった。

 第二部後半は、最新作『学園特捜☆伍代聖羅』の主人公・伍代聖羅役の山内美沙希嬢が、他のキャストと共に登壇。初対面のキャストばかりの中で緊張しっぱなしだったことや、スーツにパンフス履いた衣装での殺陣は動きづらく大変だった等々の話をしてくれた。最後の告知で、PRすべきもののタイトルをど忘れしてしまい、あたふたする姿に初々しさを感じさせた(^^)

 初めての方もいらっしゃったが、どこか“広島発ヒロインアクションムービー”同窓会のような舞台あいさつとなった(^^)

 実は今回のイベントにもう一人、『学園特捜☆伍代聖羅』でチンピラに絡まれる女子高生役を務めたロコドルのI LOVE U@あいり嬢も、キャストの一人として登壇した。彼女にとっては映画はおろか演技そのものが初めてだったようだが、この経験をきっかけに、そのような方面にも挑戦中のこと。これから上記の5人のヒロインの中に是非仲間入りするようなビッグな役・活躍をお願いしたいと考えている(^^)

 イベントに華を添え、大いに盛り上げてくれたヒロインのトークだったが、もしこのメンバーがフルに登場する映画が撮れたらどれだけ凄いだろう! なんて夢のようなことを考えてしまったよ(;^_^A でもいつかそんな夢を実現するためにも、このような映画やイベントをもっともっと仕掛けていかなければ、って痛感した次第。