神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

嗚呼、スペースワールド……(TmT)

 映画の話題ではないけれど、これはかなりショッキングな出来事だった………スペースワールドがなくなるなんて……(TmT)

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 北九州といえば、高速を使ったら日帰りでいける距離。100万都市ながら古くは「楽々園」「ナタリー」から「呉ポートピアランド」へと、近郊のテーマパークがことごとく閉園していった広島に住む者としては、値段も含め一番身近にあるビッグなレジャー施設だった。

 新婚当時、初めて家内と行ったのがかれこれ16~17年前のこと。当時は「ルナスイング」なんて粋なアトラクションもあり、新幹線「こだま」や長距離バスを使ったツアーに参加したり、または自家用車をすっ飛ばして何度も行ったものだった。

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 それから10数年ご無沙汰だったが、昨年8月に初めて娘たちを連れて久々に行ってみたら……当時と大分装いが違っていたが、娘たちはひどく気に入ってしまい、翌9月には、比較的率がいいということもあって、とうとう年間パスポートを購入。今年9月まで、殆ど日帰りで何度も娘たちと一緒に通ったものだった。ちなみに娘たちの一番のお気に入りは「ブギウギスペースコースター」と室内ジェットコースターの「ブラックホールスクランブル」だった。“ラッキー”“ビッキー”といったキャラクターの着ぐるみとも、何度も記念撮影をしたっけ。そのキャラクターの大きな縫いぐるみも家に飾ってあったりする。

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 娘たちは年間パスポートの更新を願うほどこのテーマパークが気に入ってしまっていたが、果てさて、娘たちにこの事実をどう伝えてやるべきか………「レノマワールド」のように、いつか復活してくれることを祈念して、来年12月までに、何度か家族を連れて行ってやろう……


北九州のスペースワールド、閉園へ 経営難理由か、2017年末

 北九州市八幡東区東田地区にあるテーマパーク「スペースワールド」が、2017年12月末で閉園することが16日、西日本新聞の取材で分かった。経営難が理由とみられる。同園が同日午後にもホームページ上で発表する。新日本製鉄八幡製鉄所(現・新日鉄住金八幡製鉄所)の遊休地に1990年に開業し、九州を代表するテーマパークの一つだった同園は、営業開始から四半世紀超で幕を閉じることになる。

 関係者によると、同園は15日に従業員らへの説明を終えた。

100人以上いた正社員を一気に半減

 総面積24万平方メートルでヤフオクドーム(福岡市)3個分超の同園は約300億円を投じて、宇宙をテーマにしたレジャー施設として90年4月22日にオープン。宇宙体験学習施設や“絶叫マシン”と言われる大型アトラクションが人気を集め、ピーク時の97年度には、年間216万人の入場者数を記録した。98年からは北九州市の成人式も行われた。

  その後は、他のテーマパークとの競争激化などで、徐々に客足が遠のき、親会社の新日鉄は2005年5月、民事再生法の適用を申請。同年7月に加森観光(札幌市)に営業譲渡し、同社が運営を継続してきた。

  加森観光は08年春、大人1万4700円の年間フリーパスを5千円以上値下げ。収益構造を抜本的に改善するため、100人以上いた正社員を一気に半減させた。前後して集客力向上に向けた冬場のアイススケート場や夏場のプールなどを計20億円近くかけて相次いで整備していた。12年度の入場者数は約164万人。近年は入場者数を公表していなかった。

  今年11月には、魚など5千匹を氷漬けにしたスケートリンクを来場者に滑らせる企画にインターネット上で「残酷」などと批判が相次ぎ、中止していた。

  同社は「今は回答を控えたい」としている。

 =2016/12/16付 西日本新聞夕刊