神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“記念日映画”で悪ノリヾ(ーー )

 今日はクリスマス。先程この日の早朝(深夜)恒例のミッションを終えてきたばかりだ(;^_^A

 さて、偏狭な映画マニアとしては、ことクリスマスが訪れる度に、サンタクロースよりも『サタンクロース』の方に思いを馳せてしまったりするヾ(ーー ) これはかのモンスター軍・高田総統をして「純度100%、混じりっ気のないプロレス」の旗手と言わしめた元WCWのビル・ゴールドバーグが主演(サタンクロース役)を演じたブラックコメディー映画である。

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 アメリカにおいては「記念日映画」というジャンルがあって、大抵はスラッシャー(殺人鬼)映画だったりするのだが、例えば『ハロウィン』『血のバレンタイン』『13日の金曜日』などが挙げられる。最近では『ホステル』のイーライ・ロスタランティーノ主催のイベント「グラインドハウス」用に撮り下ろしたフェイク予告編『感謝祭(Thanksgiving)』などが典型的なスラッシャー系記念日映画だったりする。

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 まあ「記念日映画」でいい話を撮っても、それは単なる「日常」にしかならないから、「最高に幸せな日に最悪の事態を」って映画的欲求から、幸せを妬む輩の凶行をテーマにした作品が多くなるんだろうねヾ(ーー ) まあそれを観てスカッとする、ってのも考えモノなんだろうけど……(;^_^A

 以前映画秘宝のムック本で「グラインドハウス」の特集があったとき、「日本で記念日スラッシャー映画は撮れないか」云々の話題が書かれていて、そこには「勤労感謝の日」にオッサンが怠けた若者を殺しまくるとか、「お正月」に羽根突きをして負けたら指をちょん切ったり、臼に入れて杵で殴り殺したりするとか等々と、それはもうえげつない話題で盛り上がっていたが、果たしてそのような記念日映画を日本独自の祝日・記念日を舞台に撮れるだろうが………?

 「建国記念日」に国中の原発にテロを仕掛けて日本国の壊滅を企てる『壊国記念日』とか、「海の日」と「山の日」がその覇権を巡って雌雄を決する『記念日の怪獣 山ダ対海ラ』とか、改憲論者を片っ端から殺戮する『実録 護憲記念日』とか、狂信的な歯科医が「地球上から虫歯を根絶する」との思いに狂い、片っ端から拉致監禁した挙げ句、被害者の虫歯を無差別に抜いていく『6.4』とか……何か書いていて空しくなってくるような馬鹿馬鹿しいことしか思いつかない……(;^_^A

 せめて、「女の子の日」とされている「桃の節句」に、それに因んだヒロインが誕生する物語くらいは、撮ってみようかな(;^_^A