神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ヒロインは黒歴史?

 「スカッとJAPAN」の天然系意地悪娘“りなっしぃ”役でプチブレイク気味の中村静香。そのせいか、近頃バラエティなどにも良く出演し、今日も朝の番組の旅企画で元気いっぱいの姿を見せていた。

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 さて、そんな彼女も、かつては『THE MASKED GIRL 女子高生は改造人間』なる作品で、主人公に対抗するサイボーグ片桐由美役を演じ、激しいバトルシーンを繰り広げた生粋の“アクションヒロイン”だ。あの時のキレキレの動きと精悍な表情と、今の天然キャラぶりを比較すると、果たして彼女にとって『~女子高生は改造人間』は“黒歴史”だったかどうか、多少なりとも気になるところだ。

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 かつては、男優女優を問わず、“子供番組”“怪獣映画”の話題を避ける傾向があったように思う。今や「ゴジラ俳優」として反核平和を訴えるようになった宝田明でさえ、以前はあまり怪獣映画への出演を良くは思っていなかった節がある。ひし美ゆり子森永奈緒美のように、特撮ドラマ出演後、その過去を払拭するかのように、映画やVシネマで大胆なヌードや濡れ場を演じた女優もいる。

 ただ、かつては「若気の至り」と思う時期があったとしても、その時のファンはやがて大人になり、それでも彼ら彼女らの活躍を忘れず応援してくれたりする。そのおかげでバラエティーやドラマへ招かれる者だっている。近年はハリウッドでブレイクした北川景子でさえ、「セーラームーン」時代の盟友たちと交流をし結婚式にも招待したことを公の場で堂々と公表したりしている。

 いつか「徹子の部屋」辺りで、件の中村静香が「あの時はヒロインアクションで大変だったけど、とっても楽しかったですぅ~」と、あの天真爛漫な笑顔で答えてくれることを祈念してやまない(;^_^A