神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

#邦画

『れいこいるか』と阪神淡路大震災と……

今、広島市はあいにくの雨ですが、午後からは回復しそうです。というわけで、今週水曜日より広島市西区横川町の「横川シネマ!!」で絶賛公開中の、「朝日映劇第一回作品」にして川本じゅんき氏プロデュース・いまおかしんじ監督の『れいこいるか』ですが、今…

「神宮寺まこと」の絆

私が初めてSNSを始めたのは、2007年2月開始のmixiから。その時に“ミク名”を「神宮寺真琴」にしたのが、のちに同名の『天使諜報★神宮寺真琴』シリーズを制作したり、当ブログ名を「神宮寺真琴のつぶやき」にしたきっかけだった。もう今から13年も前の話だ…

『映像研に』でも『手を出す』か……(;^_^A

4月から『野獣処刑人ザ・ブロンソン』『スーパーティーチャー熱血格闘』『エジソンズ・ゲーム』『今日から俺は 劇場版』『ANNA/アナ』と来た、今年度の「週に一度は劇場で映画観賞」だが、なかなか今月(9月)の候補が見当たらない。お目当ては洋画(…

島野ミチル(奥田圭子)のプロフィール

世が世なら、綾瀬はるかと並び、“広島出自の演技派アクションヒロイン”の称号を与えてもよいぐらいの活躍を、80年代に魅せてくれた奥田圭子。先日、自宅の戸棚に埋もれていたパンフレットを整理中、彼女が初主演した『パンツの穴 花柄畑でインプット」のパン…

我が「80年代アイドル映画」の“思い出”総まくり(;^_^A

先日、少し『テラ戦士ψBOY』の話題に触れ、「そういえば何処かにまだパンフレットが残ってたよなぁ」なんてごそごそ探したら、出るわ出るわ(;^_^A 本作に交じって、80年代の、俗に「アイドル映画」のカテゴリーに入っていそうなパンフが結構見つかった。…

菊池桃子をめぐる2つの映画・ドラマ

CS日本映画専門チャンネル期待の「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~」カテゴリーで、ついに『テラ戦士ψBOY』が放映された。かの鈴木則文御大の『パンツの穴』で鮮烈な銀幕デビューを果たした菊池桃子主演の、ジュブナイ…

渡哲也 ~敢えて石原裕次郎に殉じた俳優~

在りし日の石原裕次郎と、現在の渡哲也が最新の映像技術によって共演する……そんな「松竹梅」の最新版CFが今生の別れになろうとは……… 14日夜、ニュースで渡哲也氏の訃報を知った。最近テレビなどで拝見する氏の姿や異常なほどにしゃがれた声、しかも“終活”…

映画館の喧騒再び

映画館のあの独特の喧騒が好きだ。勿論、横川シネマのように「いかにも映画館」な雰囲気も大好きだが、最近ようやくシネコンの雰囲気にも慣れてきた。最近は、昨今の映画館事情もあるが、東宝シネマズ緑井で『ゴジラ・ファイナルウォーズ』を観て以降、横シ…

“文月”の観賞は『今日から俺は!!劇場版』!(;^_^A

昨年4月より始まった”月に一度は劇場で映画観賞”も、昨今は新型コロナウイルス禍による、公開延期・上映自粛が相次ぎ、年度当初は果敢にも公開を続ける横川シネマ!!のおかげで4月5月と劇場観賞が叶ったわけだが(しかもそのおかげで『野獣処刑人ザ・ブロ…

花の1980年代アイドル映画!

この度、CSの日本映画専門チャンネルにおいて「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~」なる、我が感性に“弩ストレート”な企画がスタートするらしい(゚д゚)! 先日、少女隊の『クララ白書・少女隊PHOON』について言及したが、確か…

綾瀬はるかと深田恭子

先日CSで久しぶりに劇場版『ひみつのアッコちゃん』を観賞した。“劇場版”といっても当然、往年の「東映まんがまつり」版のアニメではない。綾瀬はるか主演の実写版リメイクだ(とはいっても設定以外はほぼオリジナルの作品といっていい)。 本作については…

待ち焦がれる、広島+裕次郎の『夜霧の慕情』

ホント、新型コロナ禍のみならず、ろくなことのない2020年なんだけど、実はこの年に期待していたことがある。それは、おそらく今年の11月あたりに、待ちに待った『夜霧の慕情』のDVDが発売されるからだ。 2017年6月より刊行が始まった「石原裕次郎シアター…

港町で日活無国籍アクションに思いを馳せる

いよいよ“最後”の朝を迎えました。今日は機会ある間、このyahoo!ブログ更新を続けていきたいと考えています。 というわけで、門司港の朝です。朝日に輝く関門海峡は、行き来する大型船舶の勇姿など、あたかも「日活無国籍アクション」のロケ場所を彷彿させる…

「東宝特撮まつり」百花繚乱!

CSの話で恐縮ながら、今日9日の日本映画専門チャンネルは「東宝チャンピオンまつり版ゴジラ一挙放送!」の集大成として、午後0時30分より文字通り「チャンピオンまつり」版7作品を一挙放映する。ラインナップも『モスラ対ゴジラ』『怪獣大戦争 キングギ…

邦画界「軒を貸して母屋を取られる」に甘んじるなかれ

『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ・エンドゲーム』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』と、最近劇場で観たり観たかったりする映画で、且つ実際に世界で大ヒットしている映画群(『ゴジラ~』については今からだが、下馬評ででは大ヒット必至らし…

『麻雀放浪記2020』とニアミス?

何の因果か……昨日、『麻雀放浪記2020』の舞台挨拶&上映に湧くシネコン「広島バルト11」を湛える「イオンモール広島府中」に行って参りました。もっとも「イオンモール」と書く以上、目的は家族の買い物。斉藤工が来ないと知ってすっかり醒めてしまった家族…

「わかもの映画祭」は凄い!!

「わかもの映画祭」初日、行ってきました(^^) あいにく午後の回からの参加になってしまいましたが、素晴らしいイベントでした。当方の『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』も公開された、新旧取り混ぜての広島自主制作映画一挙上映は、広島…

『シン・ゴジラ』再見

今日、テレ朝で『シン・ゴジラ』が放映されていた。思えば昨年11月12日以来の放映。あの時は、スペースワールド最終年で訪れたホテルの部屋で観賞したんだけれど、今やそのスペースワールドも閉園し、そのほぼ1年後の今年11月20日には、テーマパークの象徴…

志穂美悦子の『華麗なる追跡』

貿易商だった父を、密輸の濡れ衣を着せられた挙げ句殺害された主人公・八代忍は、国際的なレーサーという世を忍ぶ仮の姿で再来日し、父を罠に陥れた悪徳代議士らへの復讐に奔走する……アクションあり、小ネタあり、そして意外にもエロスまでサービスした、ア…

鈴木則文監督と『色情大名』の顛末②

池玲子や杉本美樹を輩出した「東映ポルノ路線」。その先鞭を切る形で石井輝男や牧口雄二といった監督らが牽引した「東映異常性愛路線」よりもソフトで、その分いかがわしさとユーモア(ブラックではない!)、バカバカしさが誇張されたこのシリーズは、70年…

鈴木則文監督と『色情大名』の顛末①

かの野田幸男監督の名作にして超問題作『0課の女 赤い手錠(ワッパ)』の非情な女刑事・零役や、我が“魂の一本”深作欣二監督の『暴走パニック 大激突』の薄幸のヒロイン・ミチ役によって、杉本美樹は自分の中で「東映プログラムピクチャー界一の女優」とし…

AKB(ASG)と「ヒロインアクション」

『リンキング・ラブ』のクライマックスで、劇中1991年に青山星陵学院大学の女子大生で結成された“ASG16”は、26年前の時代にAKB48の曲を披露するわけだが、そこでラインナップされたのが「Every day,カチューシャ」「フライングゲット」「恋するフォーチュン…

ゴラスと『スペース1999』

今日も日本映画専門チャンネルで『妖星ゴラス』のリピート放映がされていたので、NPBの広島vs讀賣戦と平行して観賞。劇中の時代設定によれば、我が高三の冬に地球に最接近するゴラスだが、広島歓喜の五連勝達成の瞬間と“隼号の悲劇”が時間的にカブる中、それ…

若松孝二監督作品“パーソナル”フィルムマラソン!

最近、思うところあって、以前購入した「若松孝二 性と暴力の革命」(現代書館・鈴木義昭/若松孝二著)を読み始めたんだけど、これが面白いのなんの……! まだ途中までしか読んでないんだけれど、また改めて親愛なる若松孝二監督の作品が無性に観たくなって…

棟居刑事と健さん 『君よ憤怒の河を渡れ』

角川映画の歴史と裏側を綴った著「いつかギラギラする日」の中に、『人間の証明』に関わる記述があった。その中で、主演の棟居刑事役に、高倉健が非常に乗り気であって、且つ自分が演じられるものと確信していたのに、プロデューサーの角川春樹が未完の『オ…

『眠狂四郎炎情剣』~圧巻!玉緒のヴァンプぶり!~

昨日、日本映画専門チャンネルで『眠狂四郎 炎情剣』を観た。実は往年の邦画ファンを標榜しながら、まともにこの大映の稀代の名作シリーズを観たことがなく、しかも例によって途中からの観賞になってしまったんだけれど、面白いのなんのって……しっかり作品世…

『孤狼の血』を観に行かなくては!

広島が今一番期待をかけている映画が『孤狼の血』だ!(だよね?) いろんなところで絶賛されて、さぞや大ヒットしているものと思っていたが、どうやら観客動員で少々苦戦しているらしい。その真偽は定かではないが、やはり「ここは一つ劇場へ」と気張っては…

唐突すぎるぜ! マイトガイ!

ヒロインの浅丘ルリ子を小型ボートに乗せ、まんまと洋上に二人きりで連れ出した宍戸錠。そこでやにわにルリ子を我がものにするべく、彼女を手込めにしようとする。激しく抵抗するルリ子に「どんなにわめいても、誰も助けに来ないぜ」とうそぶく錠。その瞬間…

『女子高生戦士(JKファイター)☆英あいり』公開に向けて

いよいよ、映画制作団体イチヱンポッポフィルムの“広島発ヒロインアクションムービー”シリーズ第8弾にして最新作、『女子高生戦士(JKファイター)☆英あいり』封切公開まで、残りあと10日となりました! ここに、既に広島市内各所に配布が始まった、本作の…

『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』雑感

過日、テレビで『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』を観賞。昔は、渥美清が演じるフーテンの寅が、ぶらり帰ったとらやの家族の前で自慢話を芝居がかって語るシーンぐらいしか好きじゃなかったシリーズなのに、齢を重ねたせいか、今観るとドラマパートも胸にキ…