神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

映画館の喧騒再び

 映画館のあの独特の喧騒が好きだ。勿論、横川シネマのように「いかにも映画館」な雰囲気も大好きだが、最近ようやくシネコンの雰囲気にも慣れてきた。最近は、昨今の映画館事情もあるが、東宝シネマズ緑井で『ゴジラ・ファイナルウォーズ』を観て以降、横シネを除いてはシネコンでしか映画を観ていない。 

 

 それにしても、映画が斜陽といわれて久しいが、最近はシネコンでもぎりの前に長蛇の列ができるのも珍しくない。しかも世は「邦高洋低」らしい。それに対して、元来劇場では邦画しか観なかったのに、「月に一度は劇場映画観賞」を始めて以降、『天気の子』とこの度観た『今日から俺は!!劇場版』を除き、ずっと洋画ばかり観てる私は、やっぱり“天邪鬼”なんだろうなヾ(- -;)  もっともかつての「劇場では洋画」ってのも、その頃は週に何回も「〇〇洋画劇場」って番組があって、「洋画はテレビで観るもんだ」って習慣がついていたからだろう。それにしても、最近はメジャーヒット作を柄にもなく観るもんだから、心の中では「いずれムービープラスあたりで放送されるんだろうな」なんて思ってたりするんだけどね(;^_^A 


 しかしながら、もう何回書いたかしれないが、ここにきて新型コロナウィルス禍である。四月の緊急事態宣言を受けて、映画館は軒並み上映自粛の憂き目に遭い、まだウィルス禍が一向に収まらない中、入場制限などの面倒な事態も起こって、それまでの活況にいきなり急制動がかかったような状態に陥っている。事実今年度に入って、シネコンの劇場に入っても、一定間隔の座席指定や入場制限以上に、場内はガラガラって雰囲気を感じる(それでも『今日から俺は!!は劇場版』はいつになく入ってはいたかな? さすが「邦高洋低」!(;^_^A)。 


 もともと、多くの人出って苦手で、ガラガラの場内の方が好きな人間なんだけど、満員で熱気ムンムンの劇場も悪くない。だから早くあの喧騒が蘇ることを祈念して止まない。それにしても、幼い頃に『日本沈没』(勿論オリジナル版!)を観に連れて行ってもらった時の、今は亡き広島東宝の立錐の余地もないギュウギュウ詰めの場内で立ったまま観賞した時の思い出は、今での鮮明に覚えている(;^_^A