神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

東映Vシネマ25周年!

 先ほどまでCSで、東映Vシネマ25周年の話題を放映していた。つい数年前我が映画製作団体イチヱンポッポフィルムは25周年を迎えたばかりだが、「もう東映Vシネマも四半世紀か」と感慨もひとしおだった。
 
 所謂“プログラムピクチャー”の位置にあったB級(SP)映画が、ロードショー公開形式の煽りを受け、2本立て上映から閉め出された結果、その活路を見いだすべくスタートした、レンタル・セルビデオ中心の映画製作方式が、元来の東映Vシネマの立ち位置だった。だから初期の作品はきちんとフィルムで撮られていたし、完全にゴラクに徹したであったと記憶している。後に他社も追随してビデオリリースオンリー(そして“劇場公開版”の“箔”を“つけるために新宿昭和館などで一夜限りの公開ってのもあった……)の“Vシネマ”を制作していくが、やはり東映Vシネマだけは、老舗といおうか、ある種“ブランド”化され他社と差別化されていたイメージがある。
 
 個人的には、そして当ブログ的には、何と云っても中村あずさ主演の『女バトルコップ』が筆頭にあげられるが、他にも夏樹陽子らの官能的な演技が光る“XXシリーズ”などもご贔屓だったよ
 
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 ところで、その東映Vシネマ25周年を記念した作品がこの11月に劇場公開される。タイトルはズバリ『25』!。25億円を巡り、「アウトエイジ」よろしく全員悪人のキャストが、『バトルロワイヤル』の如き“共食い”死闘を繰り広げる作品のようで、“Vシネマの帝王”哀川翔をはじめ、Vシネマゆかりのスターがキャストに名を連ねている。
 
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 広島での公開はまたもや“広島バルト11”!! 丁度広島で自主映画を撮り続けた頃と同時期に展開されて今日に至っているものなんで、自分の自主映画史を投影する意味でも、都合がつけば観賞したいと思っている。