神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

マギー! マギー!

 『エクスペンダブルズ』といえば“男の男による男臭い物語"のイメージが強い。だから第一作では、主人公のバーニーとつかの間に恋に落ちるヴェレーナの将軍の娘・サンドラ(ジゼル・イティエ)ぐらいしか女性キャラとして印象に残る者はいなかった。
 
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 しかしながら、件の『エクスペンダブルズ2』では、ユー・ナン演じるCIAのエージェントが登場する。黒ずくめのかっこいいコスチュームに身を包み、単なる“添え物”“足手まとい”にはならず、しっかり“アクションヒロイン”を演じてくれた。いくら男臭いアクション映画とはいえ、こんな“添え物ヒロイン”ではない女戦士が登場することによって、いい意味でスパイスを利かせてくれる。“いい味”出してたよ
 
 ところで、このエージェントの役名が、何と「マギー・チャン」? マギー・チャンって……香港を代表する大物女優(張曼玉)と同姓同名ではないか? 最初台詞でこの名を聞いたときには耳を疑ったね。確かにユー・ナンは東洋系の顔立ちをしているけれど、西洋人には東洋の女は皆マギー・チャンにでも見えるのかね? その名しか思いつかなかったのかね? それとも……果たして“オリジナル”のマギー・チャンへのオマージュだったのだろうか? 

 ちなみに、多くの映画賞を受賞し、もう大御所の名をほしいままにしているマギー・チャンだが、さすが香港女優、『ワンダー・ガールズ 東方三侠』シリーズでは、しっかり“薹の立った”アクションヒロインを演じていたよ。さすが張曼玉
 
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