神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

“可憐”なサイボーグ

「僕の彼女はサイボーグ」に於ける『彼女』(綾瀬はるか)は、アンドロイドで、本来“サイボーグ”ではない、というのが私の持論。幼少時代「変身サイボーグ」にハマッた世代としては、やはり“サイボーグ”といえば改造人間、つまり生身の人間と機械との融合に…

イリア

「イリア」といっても“ジューシーフルーツ”ではない(これってわかるかな ) 雨宮慶太監督による特撮アクション映画『ゼイラム』に登場する女賞金稼ぎのことである。 この作品は、生物兵器“ゼイラム”とその捕獲を試みる異星人賞金稼ぎ・イリアとの死闘を描い…

“広島発のサイボーグ”綾瀬はるか

今日、CSで『僕の彼女はサイボーグ』を放映していた。綾瀬はるかが未来から来たサイボーグを演じているある種“ヒロインアクションムービー”の範疇に入る作品だが、だからといって“勧善懲悪”のストーリーとはいえず(冒頭言い寄ってきたチンピラたちを完膚…

広島発ヒロインアクション“千年王国”の野望

このブログは、古今東西のヒロインアクション”ムービー・ドラマを知りうる限り紹介していく、というテーマで今まで書き続けてきたけれど、そこにはただ単に「ヒロインアクションが好き」というだけでなく、根底には、自ら(そしてサークル)が撮り続けている…

予定調和

今日はちょっと、ウチのサークルの映画について…… 当映画制作団体イチヱンポッポフィルムで過去3本撮ってきた『天使諜報★神宮寺真琴』シリーズ。これは当団体が2007年より提唱してきた“広島発ヒロインアクション”の一環として撮っている作品群だが、ど…

29000アクセス!

今日早く、おかげさまで29000アクセスまで到達しました。皆さま有り難うございます。 今回、日記の更新を頻繁に行ったせいか、毎日100前後のアクセスを頂き、僅か10日で大台に届きました。ブログ開設時、約3ヶ月で1000アクセスに到達したことを考えると雲泥…

機能的なヒロイン

セーラー服は“学園の戦闘服”だが、そういう観念ではなく、現実に戦闘服といえば、こういったものをさすのだろう。 このスチールは、東宝映画「GUNHED(ガンヘッド)」に登場するニム伍長のもの。女レンジャーである彼女のこの服は戦闘服というよりも軍服とい…

赤ネクタイの変遷

セーラー服のスカーフ、正式名称はセーラーネクタイというらしい。そこで“ヒロインアクション”におけるセーラー赤ネクタイの変遷を、拾いものの画像で辿ってみたい(笑) 何といっても初代麻宮サキの斉藤由貴。彼女の変身ぶりには感動すら覚えた(笑) まさ…

ヒロインと助っ人

このスチール、ご存じ東映特撮ドラマ「キカイダー01」のゼロワンことイチローとビジンダーことマリの2ショットだが、この背中合わせのポーズってのが、いかにも“昭和”していて嬉しい(笑) このポーズ、近年では松浦亜弥版「スケバン刑事」で再現されて…

神宮寺真琴DVD

現在『特命探偵☆葛城アキ』のロケが進行中の当映画制作団体イチヱンポッポフィルムですが、その直前まで制作・上映してきた“広島発ヒロインアクションムービー”の看板作品『天使諜報★神宮寺真琴』三部作に関して、現在DVDを鋭意発売中です。 タイトルは「…

華やかすぎる“徒花”

このスチールを見て、ピンと来られた方は、80年代に青春を送った同志とお見受けするが……(笑) あたかもアメコミのヒロインを彷彿させるコスチュームを身にまとったこの女性、大川めぐみという女優である。70年代後半より現在まで連綿と続く“東映スーパー戦…

真っ赤なスカーフは戦闘色!

80年代東映系ヒロインアクションに限らず、映画・ドラマではおなじみのセーラー服・赤スカーフ。 特に夏服・冬服問わず、正統派の「紺に白のライン」のセーラー襟と赤スカーフとの組み合わせは定番だが、意外にも、私が知り得る限り、実際の学校のセーラー…

可憐なナンノ

ここでちょっと休憩、ではないが、少し視点を変えて……… 胸に「ⅡB」のクラス章があるので、おそらく「スケバン刑事」麻宮サキのスチールなのだろうが、実に朗らかな表情だ。思うに劇中、こんな笑顔を魅せたことなんてあったんだろうか? イメージとしては物…

おれはレッドファイター

昨晩、CSのチャンネルNECOで、往年の円谷特撮「トリプルファイター」を観た。思えばこの作品、スチールや主題歌は雑誌やCDで何度も見聞きしてきたが、実写放映を観るのはおそらく小学生以来、ウン十年ぶりのことだ(笑) 今回再見してみて、10分足ら…

出自・広島の特撮ヒロイン

さて、先日は“元帝都・廣嶋”について書いたが、なんといってもこのブログの趣旨は“アクションヒロイン”の紹介が主である。よって今回は“出自「広島」の特撮ヒロイン”について書いてみたい。 ここでいう“出自「広島」”とは、別に広島生まれの俳優が演じるヒロ…

28000アクセス御礼!

本日夜半、ついさっきに前、おかげさまで28000アクセスに到達しました! 皆さま有り難うございました! ここ最近、従来の“法則”を破り、1000アクセスを積み重ねる時期がどんどん早くなってきましたが、今回も、比較的頻繁にブログを更新したり、ドラマ分野に…

広島だって“帝都”だ!

「帝都」という呼称は、戦中の1945年まで使われた、現在ではあまりなじまない表現だが、今でいうところの東京である。ではその前は……というと、実は広島(厳密には「廣嶋」)だったのである。 元来、この国が“大日本帝國”と名乗り始めてから「帝都」という言…

“特命”戦隊!

この一月から始まる“東映戦隊シリーズ”最新作のタイトルが、何と『特命戦隊ゴーバスターズ』なのだそうだ。丁度、ウチが昨年末から年度末にかけてロケし、今夏~今秋に公開予定している最新作が『特命探偵☆葛城アキ』だということは考えると、なんたる奇遇!…

不屈のロゼッタ

変身ヒロインのことを考えていて、ふと思い出したのが『仮面天使ロゼッタ』。かの老舗・円谷映像の特撮ヒロイン活劇ドラマである。 生憎テレビ東京は広島に系列局を持ってないため、本作を観たことはないが、時折雑誌などでスチールを見ると、それこそ「アン…

イアル姫

“VS映画”といえば、東映のお家芸だが、そんな“VS映画”が他社にも存在する。そのタイトルは『女子大寮VS看護学園寮』!(笑)。何と“にっかつロマンポルノ”の逸品である(笑) 思えば学生時代、私が諸事情あって(ここら辺の複雑な事情は、いずれ記述した…

悪の華!

昨年公開された“魂の一作”、劇場版「電人ザボーガー」で、「大門豊がミスボーグと恋仲になった故ザボーガーを失う」云々の情報を知った時、「どうせ大門がミスボーグの色香の罠にはまってしまう展開なんだろ」と高をくくっていたので、実際映画を観て、本当…

白川エツ子

「好き! すき! 魔女先生」の主題歌も歌っていた、我々の世代に於けるアニメ・特撮界の歌姫、“ミッチー”こと堀江美都子。その迫力ある歌声もさることながら、実に可憐な容姿も相まって、当時の我々の“アイドル”といっても過言でなかった(笑) そんな彼女が…

かぐや姫先生!

『美少女仮面ポワトリン』のみならず、日本に於ける“特撮変身ヒロイン”の草分け的存在“アンドロ仮面” 彼女が登場する、石森章太郎原作による特撮ドラマ「好き! すき! 魔女先生」について考察したい。 放映当時、私は腕白盛りの小学生。変な気負いから「こ…

愛ある限り戦いましょう!

“80年代系ヒロインアクション”ということで、「スケバン刑事」三部作は言うに及ばず、「少女コマンドーいづみ」「セーラー服反逆同盟」「花のあすか組」「禁じられたマリコ」、果ては前回の「こんな学園みたことない!」に至るまで、思いつくまま書いてきた…

こんな学園みたことない!

久々に80年代系ヒロインアクションドラマのネタを……… 広島出身で、当時アイドルだった奥田圭子が主演した『こんな学園みたことない!』という30分ドラマが日テレ系で放映されていた。女教師を軸にしたたわいのない学園ドラマの様なノリながら、ラストでは主…

“掟破り”の27000アクセス!

ここん所、「法則」といっていいくらい、決まって8日と23日に1000アクセスの上積みをしてきましたが、実は今日6日夕刻に、予定(?)より2日早く、27000アクセスの大台に到達しました。皆さま有り難うございます。 26000アクセスから今日に至るまで、例の…

物理の不可能を映像が可能にした

“天使諜報シリーズ”の神宮寺真琴は、事件の黒幕の前に現れるとき、決まって変装した衣装を脱ぎ捨て、赤い戦闘服姿に“早変わり”する。それがたとえ制服でもスーツでも、そしてタイトなウェディングドレスであってもお構いなし。物理的な不可能を映像的な可能…

ダイヤモンドライン

「日活ダイヤモンドライン」という言葉に昔から心惹かれていた。これは、日活アクション全盛期に、石原裕次郎・小林旭・赤木圭一郎・和田浩治という、日活アクションの一翼を担っていた役者(およびその主演作)を総称したもので、確かこのダイヤモンドライ…

あばよ2011 よろしく2012

一日遅れとなりましたが、皆さまあけましておめでとうございます! 2009年4月より始めたこのブログ「神宮寺真琴のつぶやき」もおかげさまで4年目に突入しました。 肝心の「古今東西のヒロインアクション」ネタに関しては、ご存じのように滞りがちですが、…