神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

華やかすぎる“徒花”

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 このスチールを見て、ピンと来られた方は、80年代に青春を送った同志とお見受けするが……(笑)
 
 あたかもアメコミのヒロインを彷彿させるコスチュームを身にまとったこの女性、大川めぐみという女優である。70年代後半より現在まで連綿と続く“東映スーパー戦隊シリーズ”の初期に放映された「大戦隊ゴーグルファイブ」の紅一点・ゴーグルピンクこtこ桃園ミキを演じた御仁である。
 
 新体操の選手というキャラ自体はマッチしていたものの、“闘うヒロイン”としてはあまりにも華奢で線が細いという印象はぬぐえなかった。その後、特撮マニアの“駆け込み寺”的雑誌「宇宙船」で、しばらくカバーガールを務めたこともあった。上記の写真はその際のスチールである。
 
 その後、本作を超えるキャラクターに恵まれず、現在は芸能界を引退。今回いろいろ調べる段階で、私よりも年上であることを知った。そうなると………時間は残酷である。
 
 ただ、かの異色作「魔拳!カンフーチェン」に出演していたり、「毎度毎度のお誘いに~♪」のフレーズがあまりにも有名な大正漢方胃腸薬(これを知ってる人も同志だ 笑)にも参加していたなど、彼女の来歴はなかなか興味深い。
 
 そう思うと、“徒花”というにはあまりにも華やかすぎるヒロインだったといえる。
 
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