神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

予定調和

 今日はちょっと、ウチのサークルの映画について……
 
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 当映画制作団体イチヱンポッポフィルムで過去3本撮ってきた『天使諜報★神宮寺真琴』シリーズ。これは当団体が2007年より提唱してきた“広島発ヒロインアクション”の一環として撮っている作品群だが、どれも“予定調和”“勧善懲悪”を基本方針にしている。
 
「なぜ秘密の犯行現場に真琴は颯爽と現れるのか?」
「なぜ真琴はどんな服を着ていても、その下からユニフォームが現れるのか?」
「なぜ都合よくマネージャーの桂が助っ人に現れれるのか?」
 
 これらの疑問、矛盾もお構いなし。ただひたすら悪人を懲らしめ、準主人公の女性の幸せを守ってやることがこのシリーズの毎度おなじみの展開となっている。
 
 そんな「神宮寺真琴」シリースに対して、これを「水戸黄門」になぞらえてくれる意見をもらったことがある。確かに「水戸黄門」は全く以て“予定調和”“勧善懲悪”……つまり“お約束”に満ちあふれたドラマだった。だが、そんなドラマを必死になって見続けるファンも数多く存在する。
 
 そう思うと、まんざら「神宮寺真琴」の展開も悪くはないかな、って思ったりする。そういうわけで、当方の“広島発ヒロインアクション”シリーズは、破天荒なくらいの“お約束”を満載して、これからもとり続けていきたいと思った次第。
 
 次回の400回記念の記事には、そんなことも含めて、大きな野望について描いてみたいと思っている。