神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

人選に悪戦苦闘!

 11月の市民球場ロケは何とか終了できた。しかしその時点で決定していたキャストは主人公格の真琴と桂の2名のみ。この作品の総出演者の内、まだ主要キャストを含めて残り9名がまだ未定という前代未聞の事態。何はともあれ11月22日のロケだけは終了せねば、との思いからの見切り発車であった。

 それから撮影再開目標の1月までにこれらのメンバーを決めるという、壮大且つ無謀な目標がスタートしたわけだが……敵役のゼネコン社長は元職場の同僚で自ら劇団を主宰している方へ、その配下には私の四半世紀前の作品に出演経験のある、最近再会した旧メンバーへ、そして用心棒役は殺陣をつけてくれる太極拳の先生に自ら演じてもらうこととなったが、それでも1月のロケにはまだメンバーが足りない。

 中でも事件の主人公でもある市民球場跡地利用プロジェクトのリーダー役や、その娘役といったドラマの根幹を成すメンバーがなかなか決まらない。娘役にしても、当初子役が見つかりそうだ、とのことでシナリオに入れたものの、そのルートからの人選は諸事情により頓挫。途方に暮れていたところ、件の広島フィルムコミッションが動いてくれたおかげで、多くの広島ロケ劇場公開作品でエキストラ参加してきた娘さんが出演してくれることになった。またリーダー役も、カメラマンのカトリーヌさんの尽力によって、「悪役でなければ」という条件のもと、やはり知り合いで広島演劇界の重鎮の方にでてもらうことになった。敵役側のチンピラ2名も、広島演劇協会の顔役である当団体のメンバーのおかげで、無事ロケ前に見つけることが出来た。

 それ以外のキャストはまだ未定ながら、何とか再開である1月17日のロケにたどり着くことが出来た……(続く)