神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『市民の敵は場外へ飛ばせ!』見どころはここだ!

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 私にとっても初のシリーズ物となった『天使諜報★神宮寺真琴』。広島のインディーズムービー界でも、余り聞いたことのない“ヒロインアクションムービー”という珍しいジャンルであることもさることながら、それ以外にもいくつか見所がある。

 今回の見所は何といっても旧広島市民球場を使ってのロケが行われたということ。特に当初の予定以上に、クライマックスのアクション(しかも“天使諜報”神宮寺真琴・真船桂初のそろい踏み!)が撮れたことが大きかった。予定では場末の小さな球場施設か、場合によっては人気のない公園ででも撮るしかないと思っていたシーンなので(候補としては新球場建設現場近くの空き地が挙がっていたが、実際には撮影なんてとても無理だった……)、それが“広島の聖地”で撮れたことは本当に意義深かった。それで、本作品を「市民球場最後の劇映画、最初のアクション活劇」と呼ぶことができた。

 また前作がとある高校の生徒会費横領に端を発した極めて狭義のドラマだったのに対し、今回はまさに広島市民・県民を始め全国のカープファンの皆の関心事でもある「旧市民球場」を巡るドラマになったので、世界観がぐっと広まったように思える。実際「旧市民球場の跡地利用」に関してはまだ完全な結論が出ていないし、広島市の一等地だけに、今後とも予断を許さないテーマである。もっとも本作ではとんでもない話になってはいるが(笑)

 アクションシーンもスケールアップ。特に前作の殺陣師が実際に役を演じてくれたので、派手な“受け”のアクションを見せてくれている。それもご期待願いたい。そして、前作上映時のアンケートで主人公の真琴と並んで人気を博した桂が、前出のような単なるマネージャー役だけではなく、先輩天使諜報として、かっこいいアクションを披露してくれている。桂ファンの期待にも応えられる作品になったと思う。

 映画を愛する人、ヒロインを愛する人カープを野球を愛する人、そして広島を愛する人、全てに観ていただきたい作品だ。当日、多くの方と会場でお会いできることを切に願って止まない。

※「市民球場映画祭」にお越しになった方にも、“こんな美味しいシーンがあったのか”というぐらい、あの時はいいところを外していましたので(笑)、十分楽しめる作品になっています。


■日時 2009年7月19日(日・祝前日) 17:30開場 18:00上映
■場所 広島市西区民文化センター スタジオ
 (広島市西区横川新町6-1 JR横川駅及び広電横川駅より徒歩3分)
■入場料 \1,000
 ※上映前後、スタッフキャストによる舞台挨拶を予定(“神宮寺真琴”も来場!)。
■後援 広島市文化財

■上映作品
『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』
『餓鬼ハンター』(高橋亨監督)
『天使諜報★神宮寺真琴~狙われた生徒会長~』
 上記以外にも映像を上映予定