神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『天使諜報★神宮寺真琴~狙われた生徒会長~』②

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 怒濤の連休ロケも終わり、少し余裕を見つつ、後半戦ロケがスタートした。

 4日目は、主人公が看護士になりすまし、病院で内偵をするシーンのみの撮影。某大学の医務室を病院に仕立て、およそ2時間で撮り終えた。今回の作品では、主人公は「女子高生」「ホステス(コンパニオン?)」「看護士」に三変化する。というか、傍から見たら単なる"コスプレ"なんだけどね(笑) ただ監督の願望爆発の企画が実現したわけだ(爆)

 ところで、この頃は撮影と編集を同時進行でこなしていたので、この日の撮影が早めに済んだ分、ここまでの編集シーンを主役に見せることが出来た。今までならば信じられないことだ。主役の子も喜んでくれた模様。

 さて、この時点で撮影はクライマックスシーンを除き殆ど終了。翌週にはクランクアップの予定だったが……急遽その日に重要なキャストの一人がどうしても来れなくなり、始めて撮影は延期。するとそれを待っていたかのように、その中断日に限って大雨が降った。実はそれ以前も含めてこの作品は奇跡的に天候に恵まれてきた。朝ちらついていたはずの雨が、ロケ現場に着くと止んでいた、ということもしばしば。尤もその分(同録も多い故)風には結構悩まされたが……


 やがて再撮影日(4月)も決まり、ロケ地もフィルムコミッションの尽力で、再び『カスタムメイド』のロケ地(主人公の住処)であった某ビル屋上に決定し、準備も万端整ったが、何とそのロケ日は降水確率60%以上。ほぼ絶望的な気持ちで当日を迎えたが、意外にも朝の時点でまだ降っていない! 慌てて天気とにらめっこしながらの撮影がスタートした。結局最後の最後で雨は落ち始めたものの、順取りだったことが功を奏して事なきを得、この日を以て無事クランクアップした。撮影期間僅か2ヶ月。しかも翌5月には完パケも出来上がるという、過去の自分の監督作品としても異例の早さで出来上がった。ただ肝心の封切り上映まではその後丸1年間の月日を重ねることになるのだが……

※写真上 クライマックスのロケシーン
※写真下 クランクアップ直後の主人公二人