神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

氷点下の戦い……にならず

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 『天使諜報★神宮寺誠~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』のクライマックスシーンは、スタンドでだけならば、との条件の下、再び旧市民球場で行える運びとなった。そこで、準備万端、日程調整も整えてきたのだが……撮影日程の24日午前。強烈な寒波が広島県南部も襲い、午前7時時点で広島市街地は一面の銀世界。それでもしばらく様子を伺ったものの、雪は一向に止む気配がなく、参加メンバーと日程調整のやりとりをした上で、撮影開始一時間前に「撮影延期」の断を下した。

①先週撮ったシーンと同一日となるため、雪模様のカットは絵的に繋がらない。
②メンバーの健康面への留意(-1℃故)
③別の日に撮影する調整の目処がついた。
というのが延期の理由だが(特に③が大きい)、実際に現場へ行ってみると、撮影予定の市民球場の正面玄関に市民球場管理事務所より
 「本日は積雪により、安全確保のためスタンドの見学(つまり入場)は中止」
との張り紙が早くから貼られていたり、球場前の、広島市内中心である相生橋(中心故原爆投下の目印となった橋)まで路面が凍結していたことを考えると、中止はやむなしだったと思う。

 ただ、連絡がつかず現地に来てしまったメンバーを家に送ったり、連絡不徹底で球場撮影後に行くロケ地の関係者に中止の報が伝わっていなかったり、と大変申し訳ない事態がその後起こった。

 奇跡のように天候に恵まれすぎた前作『~狙われた生徒会長~』のロケに慣れ、危機管理態勢が整っていなかったことを深く反省し、当事者には謝罪の上、また改めて完成に向けての調整を行っていくことになってしまったのであった……(続く)

※写真は前回のロケの一コマ。24日もこんな晴天がほしかった……