神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ラストイヤーの市民球場ロケ

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 午前中という条件付きながら、ラストイヤーで多忙を極める広島市民球場で、唯一グラウンド内外も含めての撮影が可能だった08年11月22日、我々のチームは真琴、桂の「神宮寺シリーズ」主要2人と、撮影・スチール担当のIPF所属カトリーヌさん(愛称)を含めた4人で撮影に臨んだ。

 その頃は条件から主人公・真琴がマネージャーの桂から事件の詳細と捜査の命令を下される(シリーズお約束の)シーンのみを撮ることになっていた。キャストに先駆けること30分前に到着した私は、少しでも球場のインサートカットを撮ろうと、当日は許可されていたグラウンドに降り立って、中からスタンドやスコアボードなどを撮って回った。この地に生を受けて40年余りにもなるが、当然と言おうか市民球場のグラウンドに降りたのは生まれて初めてで、勿論天然芝を踏みしめたのも初めて。感想は、
「なんて柔らかく気持ちいいんだ!」
という感慨。これなら外野手がダイビングキャッチを試みようとうする気持ちもわかった(笑)

 今思えば、少しでもグラウンド内でキャストのシーンを撮れてたら、と後悔しているが、当日は時間的制約に加え「市民球場を映像に残そうプロジェクト」的なイベントで、他にも多くの映像団体がロケに来ていたために、その交通整理もままならず、とても余裕を持って色々撮る状況でもなかった。そこでやはり、予定通りのシーンを粛々と撮ることに。

 結構台詞も多く、なかなか落ち着かない状況での撮影となったが、流石に両役者ともしっかり台本を入れてきてくれていて、素晴らしい演技を魅せてくれた。ただ一塁側で撮ったため、隣接のバスセンターのノイズをかなり拾ったり、昇る朝日の日差しを避けての撮影となったのは、我が計画性のなさと深く反省している。このシーンは結局、アフレコ(当てレコ)になったし。

 ただ、予定通り撮影を終え、この日は無事終了した。尤も、その日以外は役者のスケジュールが会わず、次回の撮影は、年の明けた09年1月まで延びることなってしまった……(続く)

※写真上 当日のシーン。天使諜報・真琴(右)に指令を伝えるマネージャー桂(左)
※写真下 プロフィールにもしているグラウンド内で撮影中の私。自分が死んだら遺影にしてもらいたいと思って       いる(笑) ちなみに上下ともスチールはカトリーヌさん。