市民球場でリベンジ！
前回とは打って変わって、天候にも（晴天でなく“逆光”の心配から解放されたという意味も含め）恵まれ、いよいよこの作品のテーマでもある「市民球場最初のアクション活劇」シーンの撮影が開始された。
この日も前回と同じくキャストの出だしの激しい現場で、かつ当初は寒さもあってなかなか予定通り事が運ばなかったが、逆にこんな寒い日だからこそ般の球場見物客も余り多くおらず、本来無人であるという設定上、かえって人払いの必要が殆ど無くて助かった位だった。
今思うと、この日は何故か演出面でももたもたしてしまったが、参加メンバーの協力もあって、予定より10分押しで球場に於ける撮影も終了した。２つあるアクションシーンは、その当事者がこの日にどうしても都合つかなかったため、後日抜き撮りして編集でくっつける荒技をする必要が生じたが、はたしてその成果は如何ばかりか……また本件上映の折に確認して頂けたら幸いである。
その後、場所を平和公園・レストハウスに移しての、関東のゼネコン・渡邊建設社長室のシーンロケも完了し、およそ午後２時までには予定の撮影分を終えることが出来た。この日をもって全体のほぼ８割の撮影が終了、前出の抜き撮りシーンを含め撮影も残り３日となった。しかし、そのうち２日分のロケに必要な配役がまだ決まらず、まだまだクランクアップには予断を許さない状況であった……（続く）
※写真上 市民球場でのロケの一コマ。本当に寒かった！
※写真中 不敵な笑みを浮かべる神宮寺真琴！
※写真下 悪の相談に余念がない、渡邊建設一派
