神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

「2700更新」「600連続」御礼!

 奇しくも前回の更新記事によって、当ブログ「神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~」は「2700更新」と「連続600日投稿」に到達しました(^^)

 

 

 

 

 長年続けてきた「yahoo!ブログ」の閉鎖に伴い、現在のHatenaブログに移行してから早や2年余り。“引っ越し”当初はしばらくお休みしていたものの、再開後は今日まで“曲りなり”に毎日更新を続け、今日(厳密には昨日)を迎えました。

 

 もっとも、こうやって更新を続けられるのは、拙ブログを読んでくださる方々があってのこと。この誌面を通して深く深く感謝いたしますm(_ _)m

 

 昨年はいろんなことがありまして、当ブログの投稿ネタに尽きない1年でしたが、年始に幸先のいい節目を迎えた今年も、一層の飛躍の年にしたいと願っていますし、より充実した内容のブログを書けたら、と願っています(;^_^A

2022年の幕開けに

 元旦の夜も静かに更けていき……改めまして、2022年新春のお慶び申し上げます!!(^^)

 

 

 昨晩は、恒例となった新年を迎えた瞬間の写真を、今回欲張って迎える前と迎えた後の両瞬間を収めようと、動画撮影したんだけれど、何ともコントラストの乏しいぼやけた写真になってしまったよ(;^_^A

 

 

 

 今日は一日自宅に籠ったままでのんびりダラダラした生活を過ごし、最初の夕食は、何と三段おせち重にふく刺し、ふく鍋と超豪華な料理が並んだ。とはいうものの、これ全部「ふるさと納税」の返礼品である(;^_^A  この日ばかりは、前日買っておいた本物のビール(一番搾り)と熱燗で、大変優雅な夕食を楽しませてもらったよ(;^_^A(;^_^A

 

 

「ふく鍋」の方は家内の調理によるもの

 

 ところで、昨年の元旦のブログを読み返してみると、前年の2020年が上映会の延期を含め、何もできなかったことを反映してか、何とも控えめな……てうか悲観的な雰囲気を醸し出すような内容だった。験担ぎに「一富士二鷹」の写真を載せるくらいだったもの……もっともその2021年は、後半に集中したとは言うものの、映画的には、所属団体の結成35周年にふさわしい、実に充実したものとなったけどね(;^_^A だから今年の元旦は比較的穏やかな気持ちで迎えることが出来ている。

 

 

 今年は既に、1月辺りに自作のシナリオが掲載される「文芸ひろしま第32号」が発刊されることが決まっているし、『YOSHIKOを探せ!!』完全版の年跨ぎのポスプロ作業を何が何でも早く終了させる、という命題も残っている。また、未公開のヒロインアクションムービー『台車ガール』(斉藤克幸監督)も、何とか今年こそ、上映できる状況に仕上げることも大きな目標である。

 

 それ以外にも、2月辺りには別の“ミッション”が計画されているし、もし可能ならば件の応募シナリオの映画化も視野に入れているし、ヒロインアクション的には、長編は難しいが、『THE 争奪戦っ!』や『YOSHIKOを探せ!!』のようなタイプとは異なる、ヒロインの立場と名前をタイトルに冠した、従来の「広島発ヒロインアクションチャンピオンムービー」のフォーマットに則った短編映画も撮ってみたいな。かのGIGAがついに非AVの純然たるヒロイン活劇を制作・放映し始めたことだし、そんなノリの映画もいい。実は今回の「フォンテーヌ」のキャラとコスチュームは結構気に入っていたから、そんなSFチックなのが撮れたらいいんだけどなぁ(;^_^A  それと、うんとヒロインの衣装に拘った、『特命探偵☆葛城アキ』的なノリの作品もいいかもしれない(;^_^A

 

 

 

 もう年も跨いだので、こんなこと書いても鬼も笑わないだろうから、大風呂敷を広げてみた(;^_^A  まあ、このうちどれだけ実現するかなんて、今年の大晦日を迎えるまでは知りようもないが、もう残りの人生を考えたら一年一年が貴重になってきているので、何はともあれ、有意義に過ごしたいものである(;^_^A

 

 

ポスプロ作業で跨いだ新年、迎えた新年2022年

 新年あけましておめでとうございます!!(^^)

 一年の計は元旦にあり! 現在年跨ぎで、『YOSHIKOを探せ!!』完全版を鋭意編集中です! こうやって映画活動をしながら年末年始を過ごせるなんて、映画人冥利に尽きますね(^^)

 


 本作以外にも、すでに別のプロジェクトが水面下で進行していますし、それ以外のものを含め、「一兎も二兎も追う」思いで、とにかく今年は“仕掛けて”いきたいと考えています。そうなると、皆さんに今まで以上にお声掛けをすることもあるかと思いますは、その折には何卒よろしくい願いいたします!!m(_ _)m

 

 さしあたり新年のご挨拶まで(^^)

2021年の大晦日に思う

 遅く起きて、家族を連れてラーメンを食べに行き、一人「替え玉」をして、その後市内のディスカウント店とスーパー、ホームセンターに通い、家族の買い物に交じって年始用のアルコールやつまみ、プリンターインク、額縁など買って、最後に愛車のガソリンを満タンにして帰宅。夕食はカップ麺の年越し蕎麦に買ったばかりの第三のビール。でもいつものイオンのトップバリューより奮発して、サッポロのゴールドスター(;^_^A

 

 

 CSの日本映画専門チャンネルでは、昼からずっとゴジラ映画の4K版を次々上映している。『怪獣大戦争』が終わって、今は『三大怪獣地球最大の決戦』を放映している。これって私が生まれた年に封切られた映画だ。思えば私の生まれた年って、唯一ゴジラ映画が年2本撮られた年だった。それにしても、まだレンタルビデオもなかった中高生の頃は、年に一度テレビで放映されるかどうかだったゴジラ映画に夢中だったけど、こうやってCSとはいえ、ずっとゴジラ映画を観続けられるなんて、ホント時代の趨勢を感じさせる。

 

 

 

 

 昨晩、既に去り行く2021年の私なりの総括をして、ブログ的には今年の最終回を終えた気分なんで、この大晦日は「日記」ぐらいしか書くことがない。とはいうものの、現在、最新作『YOSHIKOを探せ!!』完全版の編集を鋭意行っている。この編集、11月には既にロケが終了しているのに遅々として進んでいなく、今日にいたるまでその作業は続いているんだけれど、考え方を変えれば、大好きな映画の作業しながら年を越そうとしているのはこの上ない幸せでもある。まさに映画の神様に感謝しなければ……

 

 

 そんなわけで、2021年は後残り僅かで終了する。昨年が何一つ「2020年の挑戦」も出来ずに終わってしまい、その原因ともいえる新型コロナ禍が相も変わらず猛威を振るうまま迎えた2021年も、全く期待が持てないまま迎えた。そして前半は、映画館に通い続けることに明け暮れ、しかも異動によってこの歳で職場環境も大きく変化し、本来の意味での映画活動なんて夢のまた夢、という感じで推移していった。それが、後半、新作映画のオファー、応募したシナリオの二席入選の報、上映イベント(「チャンピオンまつり」)の開催、そして新作の公開と、思いがけない形で、昨年の悶々としたツケを払うかの如き充実した日々を送ることが出来た。これは私一人の力ではどうにもならないことだったと、いつも以上に関係各方面の方々の尽力、心意気に深く感謝している次第である。

 

 とはいうものの、上記の完全版完成作業を筆頭に、まだまだ今年積み残したことはいっぱいあるし、また来年以降積み重ねていきたいこともいっぱいある。歳のせいにしてはいけないんだけれど、最近めっきり「エンジンのかかりが遅くなった」自分だけど、何とか気分を鼓舞して、少しでも夢の実現に向けて尽力していきたい所存である。

 

 当ブログをいつもご覧いただいている皆さま、今年も大変お世話になりました。曲がりなりにも今年、何とか「365日毎日更新」をこの記事で実現しましたが、来年度も“曲りなり”に続けていきたいと考えていますので、目の前に迫った来る2022年も何卒ご愛顧のほど、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

“結成35周年”の2021年を総括する

 気が付けば、もう年の瀬。何かと思い出深い2021年も、あと1日で終わってしまう。そこで例年に倣って、今年の総括を……

 

 今年も、年度跨ぎの3月までは、新型コロナ禍の影響はあったものの、比較的いつも通りの日々送っていた。しかし、3月末になって急遽職場の異動が決定し、4月から新たな職場での生活がスタートした。6年間を過ごした前の職場と比較しても、新たに赴任した職場はかなり環境の異なる所だったんで、戸惑いと焦りに振り回された前半だったような気がする。未だに慣れてはいなんだけどね(;^_^A

 

 映画の方も前半は専ら「劇場観賞」が中心だったが、年度替わりくらいに、今まで2度の延期の憂き目に遭った「広島発ヒロインアクションチャンピオンまつり」開催を決意し、会場を押さえ、新型コロナ禍の推移を見守りながら準備を進めていった。するとその間の6月辺りに、10月に開催される「広島殺陣フェス2021」への作品出品を打診され、急遽2年ぶりの新作映画『YOSHIKOを探せ!!』の制作に取り掛かることになった。実際のロケは、奇しくも件の「チャンピオンまつり」開催日と同日の8月28日にインすることになってしまったが、午前~昼にかけれロケを行い、夕刻会場入りし上映会を行うことで、過密日程だったが何とか事なきを得た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『YOSHIKOを探せ!!』の方も、アクションを中心に編集したバージョンを、無事10月の「殺陣フェス」で公開でき、その後も、完全版の撮影を11月中旬まで行い、現在来年の公開を目指し、鋭意編集中である。

 

 

 

 

 

 

 

 あと、個人的には「第32回市民文芸」に応募したシナリオが「小説シナリオ部門」で二席を頂戴するなど、いろいろと幸運が重なった年でもあった。

 

 

 私が主宰する映画制作団体イチヱンポッポフィルム(IPF)は今年が結成35周年の節目の年だったが、1月には初の試みであるリモート配信イベント、7月には14年ぶりの8ミリフィルム上映会、と、いろいろ仕掛けていくことが出来た。記念の年にふさわしい1年になったんじゃないかな。

 

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 3年目の「月に一度は劇場で映画観賞」も、今年に関してはおそらく我が人生で最多となる年25本の映画観賞を実現した。本当に、観る方も撮る方も、そして上映する方も、意外に充実した、映画人としては理想的な一年だったかもしれない(;^_^A  ついでに書くならば、新たな職場の紹介ビデオも制作したし(;^_^A

 

 

 こんなことを書いていると今年2021年への思いは尽きないなぁ……(;^_^A

20数年前の……

 今日から「御用納め」というのに、早速家族から「ドライブに行きたい」ときたもんだ(;^_^A  しかも今まで行ったことのないコースがいいんだそうで、北部は雪が心配だったので、選んだのが県南部のコース。そしてその目標点にしたのが、とある高校だった。

 

 実は今から20年以上前、知人の依頼で、この高校で「予餞会」に流すミニムービーを撮ったことがあった。「何気に笑えて『卒業おめでとう』ってノリで」とのオーダーを受け、丸1日のロケで10分強の物語を撮影した。出演される有志の先生方のノリが実によく、楽しく撮れたのを覚えている。

 

 

 

 


 その懐かしさから、今回この地をドライブの目標点にしたんだけれど、おそらくその時以来訪れたこの学校、この校舎は、閉庁中故遠目にしか眺められなかったものの、それでもあの20数年前の思い出が克明に甦り、その映像のエンディングに使用した、校歌のメロディーが、ずっと脳裏に鳴り響いてしまったよ。記憶って、つい最近のことはすぐに忘れてしまうけど、もっと過去の思い出は、意外にも鮮明に残っているもんだ(;^_^A

 

 

 

 ところで、家内に聞いたところ「ここに来たことがある」とのこと。どうも結婚2年目の頃だったんで、件の元同僚と打ち合わせした時に一緒に連れていったらしい。まだ娘たちが生まれるうんと前の出来事だけど、こうやって昔の思い出を共有できたのは、ちょっとした収穫だったかな(;^_^A

 

 それはともかく、このショートムービーと、1997年開催の「第9回午下がり上映会『会議室宣言横川』」のオープニングフィルムとして、役者を立てて尾道までロケに行った、通称「尾道迷宮篇」と銘打った3分のファンタジー仕立ての8ミリフィルムは、今まで私のフィルムグラフィーには入れてこなかったけれど、もしこれらの作品も加えたら、自分の生涯で撮った映画は計26作になる(;^_^A

『魔法美少女戦士フォンテーヌ』配信! ~ヒロインアクションの夢と可能性~

 2021年も暮れようとしているこの12月に、何とも衝撃的な映像を発見してしまった。この衝撃は福田雄一監督・桐谷美玲(他にも有村架純高畑充希山本美月ら)主演のヒロインアクションムービー『女子ーズ』の存在を知った時と同等の衝撃かもしれない。その映像がこれだ!!

 

 

 

 昭和から平成初期にかけての特撮ヒロインをモチーフにしながら、それをアダルトのカテゴリーで描き続ける“ヒロピン”に特化した制作会社GIGA。そのGIGAの看板シリーズでもある「魔法美少女戦士フォンテーヌ」が、何と非アダルトの純然たるヒロイン活劇(それこそ実写版『美少女戦士セーラームーン』のノリ)として制作・公開されているのである!! しかもyoutubeへの無料配信という形で!!(゚Д゚;) これはある種の“事件”である!!(;^_^A

 

 

 

 この『フォンテーヌ』に関しては、以前当ブログで触れたように、『美少女仮面ポワトリン』や『美少女戦麗舞パンシャーヌ 奥様はスーパーヒロイン!』におけるヒロインの出で立ちを、本家以上に可愛らしくしたキャラクターであるが、如何せん、そんな主人公のフォンテーヌが、えげつなく加虐されるのがGIGAのGIGAたる所以だったので、とてもじゃないが、このブログで内容や描写まで紹介できるような代物ではなかった。思えはこのフォンテーヌに限らず、GIGAのヒロインものは、主人公の出で立ちやアクションシーンがしっかりしているだけに、「何とか普通のヒロイン活劇を撮ってくれないかなぁ」なんて見果てぬ願望を抱いていた。だが今回、それが現実のものとなった! 「亦不説乎!(何と喜ばしいことではないか!)」(;^_^A

 

 

 そして今回拝見して、もっと惹かれたのは、製作スタッフが、そのルーツといっていい東映特撮ドラマにストレートなオマージュを捧げていると感じられる、物語の随所にみられる小ネタの数々だ。毎回19:30からの配信ということもあって、画面左上に「よる7:XX」と出すところとか、冒頭の「テレビをみるときには、部屋を明るくしてはなれてみてね!」のテロップ、アイキャッチと共に登場する嘘か真か関連商品のCM等々。本当にテレ朝の日曜早朝に放映しているのかと見紛うような“遊びっぷり”には大いに感激したね(;^_^A 当方も拙作「広島発ヒロインアクションムービー」シリーズの各作品では、メインタイトルテロップに「富士フイルム」のロゴを小さく入れたり、アイキャッチを入れたり、物語終了後には「この物語はフィクションであり~」云々のテロップを出したりするので、この小ネタには大いに共感した(;^_^A

 

 ところで、確かにGIGAの“非アダルトでのヒロイン活劇”を待望していたものの、実際拝見して、そのクオリティーの高さには正直舌を巻いている。しかもスタッフはいつものGIGAの監督陣が配置され、「日頃アダルトばっかりやってるけど、俺たち本気になったら、東映特撮に匹敵するくらいの画を撮ることだって出来るんだぜ!」っていう彼らの心意気が感じられる。半面、あれだけ待ち望んだGIGAの正統派ヒロイン活劇なのに、この手の作品が多く出回ったら、当方が“隙間産業”として続けてきた“昭和テイストのヒロイン活劇”マーケットに、強烈な商売敵が登場することになるかもしれない(;^_^A  実際今回の「魔法美少女戦士フォンテーヌ」に関しては、今まで以上に制作費が掛かっているようだったし。

 

 まあ、その分ウチでももっとしっかりしたものをこさえていかなければ……そんなわけで、この年の瀬は、これらの作品をしっかり観て、しっかり勉強しなくては……(;^_^A

 

 

 

 

 それにしても、一応「魔法美少女戦士フォンテーヌ」は4話で完結したが、GIGAは、次にどんな”隠し玉”を用意しているのだろうか……?(;^_^A

 

 

 

『日本沈没』あれこれ

 先日26日に、CSの本映画専門チャンネルで放映中だったドラマ『日本沈没』が最終回を迎えた。ドラマといっても、オリジナルの映画が放映された翌年の1974年に放映された方で、丁度、その映画の方と同時にこの度放映されたが、改めて観ると、特撮シーンも「姫路城倒壊」「清水寺倒壊」「金閣寺倒壊」「札幌破壊」といったドラマ用に撮られたものもあり、また映画版では話題でしか出てこなかった(と記憶している)深海潜航艇「ケルマディック」も頻繁に登場し、さらにドラマ版オリジナルのメカである大型飛行艇「おおくに」(わだつみをそのまま積んで飛行する)も出てくるなど、これはかの『マイティジャック』に次ぐ本格的な特撮一時間ドラマといっていい出来の作品シリーズだったよ。実はこのドラマも、小学生時代にリアルタイムで観てたんだけど、意外に硬派なストーリーや、それでいてナンパなメロドラマも同時進行するあたりが子供心についていけなかったせいか、殆ど記憶に残っていなかった。唯一、第6話終了後の予告編で「次回、『空の牙、黒い竜巻』にご期待ください」とのナレーションが入った際、「竜巻が来るのに『ご期待ください』はないよな」なんて思ったことが、今もやけに記憶に残っている(;^_^A

 

 

 

 さて、今回の再放映は、おそらく地上波でつい最近まで放映されていた新ドラマ「日本沈没ー希望のひとー」の影響が大きかったと思うが、今まで映画化2回、ドラマ化2回、そしてアニメ化もされた『日本沈没』だが、この原作があくまで「第一部」であり、この次の『日本漂流』こそが、原作者・小松左京氏が描きたかったところであり、こちらの方は氏の晩年、谷甲州氏との共著という形で『日本沈没 第二部』として2006年に出版された。

 

 

 ところで、この小説の中では、オリジナルの映画版で離れ離れになった主人公の小野寺と阿部玲子は25年ぶりの再会を果たすんだけれど、出来ればこれを是非映像化してほしい。先に観賞した『劇場版 ルパンの娘』においても、かつて小野寺役を務めた藤岡弘、も健在ぶりを魅せてくれたし、玲子役のいしだあゆみも、最近はあまりメディアで拝見することもなくなったが、元夫であったショーケンの2年前の逝去に際しては追悼のコメントを発表するなど、今もご健在なはずである。お互いに既に御年70歳を越えてはいるが、何はともあれ。2人が健在なうちに、48年前のラストシーンの“落とし前”として、2人が再会するシーンをどうしても観たいものである。

 

 

 

 

 立て続けにアニメ化やドラマ化がなされた今こそ、そのチャンスだと思うのだが……

「令和」の時代に50本

 未だに好きになれない「令和」という年号だけど、奇しくもその「令和元年度」(厳密にいえばまだ当時は「平成31年度」)から始めた「月に一度は劇場で映画観賞」もこの12月で3年目を終えようとしている。厳密には、19年2月に当時小学生だった娘たちを連れて『シュガー・ラッシュ:オンライン』を、そして翌3月には、「わかもの映画祭」において封切間がない『鯉のはなシアター』を審査委員長でもあった時川監督のご厚意で無料上映されたのを、それぞれ観賞しているので、そのスタートは19年2月からといっても過言ではない。

 

 そこから今日まで、19年には12本、20年には13本、そして今年22年は、去る12日の『そして、バトンは渡された』で25本と、今まで計50本もの映画を劇場で観賞した。数からすれば取るに足らないが、その前の10年間では『電人ザボーガー』『少女は異世界で戦った』『GODZILLA』『LUCY』『シン・ゴジラ』『ワンダーウーマン』と、他に娘たちを連れて観賞した作品を合わせても10本にも満たなかったことを考えると、驚くような数である(映画撮ってるのにねヾ(- -;))。

 

2019年

2月3日 『シュガー・ラッシュ:オンライン』(イオンシネマ西風新都

3月9日 『鯉のはなシアター』(青少年センター・ホール 無料公開)

4月24日 『キャプテン・マーベル』(109シネマズ広島)

5月29日 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(109シネマズ広島)

6月1日 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(広島バルト11

7月6日 『アラジン』(広島バルト11

8月12日 『天気の子』(イオンシネマ防府

9月7日 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(広島バルト11

10月20日 『ジョーカー』(広島バルト11

11月23日 『ターミネーター:ニュー・フェイド』(イオンシネマ広島)

11月24日 『海辺の映画館 キネマ玉手箱』(基町クレド

12月22日 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(広島バルト11

2020年

1月17日 『フォードvsフェラーリ』(イオンシネマ西風新都

2月24日 『チャーリーズ・エンジェル』(イオンシネマ西風新都

3月27日 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』(イオンシネマ西風新都

4月18日 『野獣処刑人ザ・ブロンソン』(横川シネマ

5月30日 『スーパーティーチャー熱血格闘』(横川シネマ

6月21日 『エジソンズ・ゲーム』(広島バルト11

7月30日 『今日から俺は!!劇場版』(広島バルト11

8月11日 『ANNA/アナ』(サロンシネマ)

9月12日 『れいこいるか』(横川シネマ

9月28日 『映像研には手を出すな!』(広島バルト11

10月24日 『みをつくし料理帖』(広島バルト11

11月15日 『ビューティフルドリーマー』(広島バルト11

12月18日 『ワンダーウーマン1984』(イオンシネマ西風新都

2021年

1月17日 『おかあさんの被爆ピアノ』(イオンシネマ西風新都

2月21日 『新デコトラの鷲』(イオンシネマ西風新都

2月23日 『花束みたいな恋をした』(イオンシネマ西風新都

3月1日 『ミッドナイトスワン』(イオンシネマ西風新都

3月27日 『奥様は、取り扱い注意』(イオンシネマ西風新都

4月10日 『ゾッキ』(イオンシネマ西風新都

4月24日 『AVA/エヴァ』(広島バルト11

5月3日 『砕け散るところを見せてあげる』(イオンシネマ西風新都

5月24日 『地獄の花園』(イオンシネマ西風新都

6月5日 『カムバック・トゥ・ハリウッド』(イオンシネマ西風新都

6月26日 『Mr.ノーバディ』(広島バルト11

6月28日 『映画大好きボノボちゃん』(広島バルト11

7月3日 『ゴジラvsコング』(イオンシネマ西風新都

7月10日 『夏への扉 キミのいる未来へ』(イオンシネマ西風新都

7月22日 『星空のむこうの国』(広島バルト11

7月24日 『ブラック・ウィドゥ』(イオンシネマ西風新都

7月31日 『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(イオンシネマ西風新都

8月6日 『キネマの神様』(イオンシネマ西風新都

9月18日 『スーパー戦隊 純烈ジャー』(広島バルト11

10月24日 『サマーフィルムにのって』(福山シネマモード2)

11月14日 『シノノメ色の週末』(イオンシネマ西風新都

11月16日 『海の底からモナムール』(横川シネマ

11月20日 『ドライブ・マイ・カー』(基町クレド

12月5日 『劇場版 ルパンの娘』(イオンシネマ西風新都

12月12日 『そして、バトンは渡された』

 

 

 これは以前にも書いたけど、最近は「週末に時間が取れたからシネコンでも行くか」という感じで、カジュアルに映画観賞が出来るようになったことが影響していると思うが、何といっても、イオンシネマに「ハッピー55割」料金という、シニア世代に優しい制度があるおかげで、これだけの回数劇場で映画観賞が出来たからに他ならない。これは歳を取って唯一といっていい得したことじゃないかな(;^_^A  そんなわけで、その制度を知った2020年以降は、基本「イオンシネマ西風新都」で観賞し、他所の映画館でしか上映されない場合のみ、その劇場(シネコン)に足を運ぶ、というスタイルでここまでやってきた。

 

 この「月に一度は劇場で映画観賞」を始めて以降、必ずパンフレットも手に入れようとしてきたので、その数も膨大な量になってきた。また最近のパンフは本当に高額になってきたので、結構な出費になる(それ故、パンフ代ぐらいの額になるイオンシネマの割引には大変ありがたく思っている(;^_^A)。もっとも、もう2年もしたら、パンフ代はおろか、その割引の入場料さえ厳しくなる生活が待ち構えているが、その時はレンタルDVDに切り替えてでも、映画観賞という至福の時間を、今後も大切にしたいと願っている。

 

 

クリスマスの夜に「クリスマスじゃない」話を……

 昨日がクリスマスイブで、今日がクリスマス。カラオケで十八番の「安奈」(甲斐バンド)を思い切り歌える時期だ(;^_^A

 

 それというのも、昔職場の呑みの二次会でカラオケに行った際、ただ好きだからという理由でこの「安奈」を歌ったところ、時節柄「クリスマスでもないのに」なんて揶揄されて、以後人前ではあまり選曲しなくなったという思い出(トラウマ?)があるからだ。だから今日は何の抵抗もなく歌える……もっとも今の御時勢、カラオケどころではないけど……(;^_^A

 

 ところで、この「安奈」の歌詞の世界観をモチーフした映画を撮りたいと考えていたことは、以前もここのブログにしたためたことがあるけど、この3月に応募したシナリオが、この「安奈」の企画だった。

 

 

 

 しかし、図らずも執筆中に頭を悩ませたのが、この「クリスマス」設定だった。歌詞に合わせると時期が限定されるので、なかなか物語がうまく構成できない。そこで思い切って、この歌詞の「故郷に残した愛しい人に再会する」という部分のみ拝借して“換骨奪胎”を図り、タイトル候補の『安奈』も別のものにして、独自の世界観で再構成して書いたのが、この度「第32回市民文芸」の「小説・シナリオ部門」で二席を戴いたシナリオである。

 

 

 新たにつけられたタイトルも含め、内容などに関しては、来年1月発売予定の「文芸ひろしま」32号発刊を待たなければならないんだけれど、その暁には是非ご覧いただけたら幸いである(;^_^A また、可能ならば映画化も考えている(;^_^A