“結成35周年”の2021年を総括する
気が付けば、もう年の瀬。何かと思い出深い2021年も、あと1日で終わってしまう。そこで例年に倣って、今年の総括を……
今年も、年度跨ぎの3月までは、新型コロナ禍の影響はあったものの、比較的いつも通りの日々送っていた。しかし、3月末になって急遽職場の異動が決定し、4月から新たな職場での生活がスタートした。6年間を過ごした前の職場と比較しても、新たに赴任した職場はかなり環境の異なる所だったんで、戸惑いと焦りに振り回された前半だったような気がする。未だに慣れてはいなんだけどね(;^_^A
映画の方も前半は専ら「劇場観賞」が中心だったが、年度替わりくらいに、今まで2度の延期の憂き目に遭った「広島発ヒロインアクションチャンピオンまつり」開催を決意し、会場を押さえ、新型コロナ禍の推移を見守りながら準備を進めていった。するとその間の6月辺りに、10月に開催される「広島殺陣フェス2021」への作品出品を打診され、急遽2年ぶりの新作映画『YOSHIKOを探せ!!』の制作に取り掛かることになった。実際のロケは、奇しくも件の「チャンピオンまつり」開催日と同日の8月28日にインすることになってしまったが、午前~昼にかけれロケを行い、夕刻会場入りし上映会を行うことで、過密日程だったが何とか事なきを得た。
『YOSHIKOを探せ!!』の方も、アクションを中心に編集したバージョンを、無事10月の「殺陣フェス」で公開でき、その後も、完全版の撮影を11月中旬まで行い、現在来年の公開を目指し、鋭意編集中である。
あと、個人的には「第32回市民文芸」に応募したシナリオが「小説シナリオ部門」で二席を頂戴するなど、いろいろと幸運が重なった年でもあった。
私が主宰する映画制作団体イチヱンポッポフィルム(IPF)は今年が結成35周年の節目の年だったが、1月には初の試みであるリモート配信イベント、7月には14年ぶりの8ミリフィルム上映会、と、いろいろ仕掛けていくことが出来た。記念の年にふさわしい1年になったんじゃないかな。