神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『ゴジラvsコング』にいつ会える?

 また『ワンダーウーマン1984』や『ブラック・ウィドウ』の悪夢が繰り返されるのか……?( ノД`)

 

 本当ならば、昨日5月14日に封切られ、今日観賞していたであろう、ハリウッド版というか“レジェンダリー版”ゴジラシリーズの最新作『ゴジラvsコング(Godzilla vs. Kong)』が、再び上映延期の憂き目に遭ってしまった。

 

 

 

 元々昨年11月に公開予定だった。それが新型コロナウィルス禍(この言葉、今まで何度書いたことだろう(# ゚Д゚)によって上映延期となり、それでも今年3月にヨーロッパと台湾、そしてコロナ禍が日本以上にひどいアメリカでさえ上映され、ゴジラのお膝元である日本でもようやくこの14日に公開が発表されたわけで、ホント半年間待たされ続けての観賞のはずだった。しかし今回の緊急事態宣言で、それも水泡に帰してしまった……

 

 思えば、なんで今年の3月に他国と同じように日本でも封切ってもらえなかったのか? 何といっても『ゴジラvsコング』でしょ? ゴジラを世に送り出したのは日本(東宝)じゃん! それに今から59年前に日本では同様の『キングコング対ゴジラ』を世に送り出しているじゃん! だから本来上映の優先順位はヨーロッパでも台湾でもなく、日本にあったんじゃない? それで遅れた挙句に、そのタイミングで日本を襲った新型コロナの蔓延が、上映延期に繋がるなんて、もう目にも当てられない。

 

 確かに地元広島でも、関東関西には人数で及ばないものの、ついに緊急事態宣言が発令された。でも学校は相変わらず小さな教室に30~40人前後の生徒を入れて普通に授業が行われている。朝の通勤ラッシュも普段通りだ(勿論通勤・仕事に関しては各企業の実態があるので一概に否定はできないが……)。でも、映画館は営業自粛の憂き目に遭っている。少なくとも関東はそうであろう。しかし映画館は教室や通勤バス・列車とは比較にならないほどキープディスタンスを徹底しているし、換気もジェット旅客機並み、館内の飲食もほぼ禁止だし、勿論マスク着用は厳守。そんな劇場の営業を自粛して、上記の教室・通勤車両はお目こぼしとは、いかなる感覚か? といっても、学校や通勤を自粛せよとは言っていない。それなら映画館もOKにせよって言ってるんだ。

 

 幸いまだ広島では、宣言期間中も午後8時までは上映が可能だ。しかしこんな時も地方は都会追随で、東京で上映できなければ結局地方公開も延期ってのが悲しい。

 

 さすがにこのまま『ムーラン』のように劇場公開断念、有料ネット配信のみ、なんて事態は避けられるとは思うが、既にこれだけ全世界で上映された以上、今後ネット上で、御法度の“ネタバレ映像”が流れることを覚悟しなければならない。既に本作のトップシークレットであるはずの“〇カ〇ジ〇”の映像が広く流布されているし……(# ゚Д゚)

 

 何はともあれ、急速にコロナ禍が収束する見通しは立たないので、どこら辺りで折り合いをつけて封切るのか……配給会社の“英断”に期待するしかない……