神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

稀代のアクションヒロインの吉報に、それでも素直に喜べない理由

 『BLACK FOX』の山本千尋や、現在『ワカコ酒』で“開店休業”中の武田梨奈を含め、現在現役リアルアクションヒロイン“御三家”の一人で、『少女は異世界で戦った。』『今日から俺は』『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』でも、その身体能力を遺憾なく発揮した清野菜名の結婚報道が、今芸能界を席巻している。

 

 相手の生田斗新との十歳差婚らしい。まあ、長年のヒロインアクションファンとしては、応援してきた女優のおめでたで拍手喝采とならなければならないところだが、正直な思いとして不安でいっぱいである。

 

 それというのも、上記のように稀有なリアルアクションヒロインの一角が、この結婚を機に、アクションからの、そしてその先にある芸能界からの引退の可能性を心配するからである。さしあたり女優業は結婚後も可能だろうが、この先出産・育児が控えていることを考えると、これから今までの通りヒロインアクションを演じてくれることが期待できないからだ。

 

 現在に至るまで、究極のリアルアクションヒロインの金字塔といっていい志穂美の悦ちゃんも、確かに年齢的に高かったものの、長渕剛と結婚してからは、アクションはおろか芸能界自体からFOしてしまったきらいがある。映画でさんざん「麻薬捜査官」を演じじた彼女がヘタレの“麻薬常習者”と結婚したのは、まさに運命の皮肉だが、それはともかく、この結婚が稀代のアクションヒロインに引導を渡してしまったのは、いまさらながら勿体ない。  

 

 そんな忌まわしき過去が再現されないことを祈るばかりである。しかも清野菜名はまだ御年25歳の若者である。出産・育児のことに口をはさむことはできないが、目下武田梨奈を差し置いて、現代劇におけるアクションヒロインの座をほしいままにしている彼女故、ほとぼりが冷めたらもう一度“ヒロインアクション”のフィールドに立ってほしいものである。

 

 


生田斗真清野菜名と結婚、20歳の新鋭が「女優になるまで待つ」5年愛の誠意
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bb5c26d5b48a13a385b21a8529bc156c54688c5

《私共、生田斗真清野菜名はこのたび結婚致しました事をご報告させて頂きます》
 6月1日に婚姻届を提出した事を明らかにした生田斗真清野菜名。新郎は35歳、新婦は25歳と年の差10歳の夫婦となった。
 彼らの交際が明らかになったのは2015年8月、『週刊女性』のスクープだった。同年1月クールのドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(TBS系)にて、警察官の先輩後輩役を演じたのだった。
「撮影中はまさに先輩後輩で、生田は熱心に清野に演技指導をしていたと言います。彼の芝居に対する熱意に、次第に彼女も惹かれていったのでしょう。恋人同士になるのに、そう時間はかからなかったようです」(スポーツ紙芸能デスク)

 

交際時、すでに結婚を意識
 この時、生田はすでに結婚を意識していたようだ。というのも、
「30歳を迎えていた彼は、すでに家庭を持っていた親友の小栗旬や、弟でフジテレビアナウンサーの生田竜聖らに触発されたのか、結婚願望を強く持っていたそうです。温かい家庭を早く作りたかったのでしょう」(前出・スポーツ紙芸能デスク)
 一方の清野はこの時、若干20歳。結婚というにはまだ早すぎた。何よりも、「中学生の頃から芸能活動を始めている彼女ですが、2014年ごろから映画やドラマで重要な役をもらえるようになりました。彼女の事務所は、松竹芸能から独立した元オセロの松嶋尚美さんの個人事務所からスタートした小さな芸能プロですが、当時の社長を務めていたのは笑福亭鶴瓶師匠に俳優業を勧めた敏腕マネージャー。
 手塩にかけて育て、ようやく大成しようとする新鋭女優に“手をつけられた”のです。社長はカンカンだったそうですよ」(芸能プロ関係者)
 別れることも選択肢としてあったのだろうが、彼女はこれを拒んだようだ。
「何でも、生田さんは“責任はとります。彼女が女優として大きくなるまで待ちます”との旨を先方に伝えたのだと言います。もともとお酒が大好きな彼ですが、この頃には派手に飲み歩くことなく、夜遊びも、もちろん浮気なんかしたら一発でアウトですからね。彼女との愛を育んでいったそうでう」(前出・芸能プロ関係者)
 その後、清野は順調に女優としてステップアップしていく。2017年には『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』(日本テレビ系)、『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)などの話題作に出演。そして『トットちゃん!』(テレビ朝日系)で松下奈緒とW主演で黒柳徹子役を演じた。

 

生田の誠意が伝わった
 翌2018年には『今日から俺は!!』(日本テレビ系)で橋本環奈とWヒロインを演じ、そして今年1月に『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(読売テレビ)で横浜流星とW主演。その間、映画や舞台でも活躍し、演技の幅を広げているのだ。
「交際からちょうど5年、清野も今年で26歳を迎えますし、何より待ち続けた彼の誠意に応えたのでしょう。残念ながら“育ての親”で恩師の社長は昨年に亡くなってしまいましたが、生田さんとともに結婚報告と感謝を述べたのではないでしょうか」(前出・芸能プロ関係者)
 10歳年下妻を支えていける、温かな家庭を築けそうだ。