神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

広島ゆかりのヒロインあれこれ

   以前、ベースボールキングの企画で、「甲子園で活躍した強豪校出身の歴代NPB選手でベストナインを組んだら」というのがあって、その第4回目がわが母校だった。こんな早い回で母校が選ばれたのは驚きだし光栄だったが、確かに現役選手を見ても、投手では日ハムの有原・上原・吉川や、広島の野村、捕手では読売の小林や広島の中村、その他の野手でも、横浜の4番・佐野や阪神・広島の上本兄弟、オリックス・福田、阪神・俊介と豊富だし、他にも多数在籍していて、もしかしたら現役選手でもナインが組めるんじゃないか、って勢いだ(;^_^A  もっとも地元広島以外の球団に結構いるってのがご愛敬だが(;^_^A(;^_^A

https://news.yahoo.co.jp/articles/adae30f89d80f1bdbe6b66ef22ba56629fb8a89c

 

 さて、そんな感じで、当ブログテーマの“アクションヒロイン”を、わがご当地広島に特化してリストアップしたらどうなるだろうか、なんて考えたら、意外に面白い結果が出てきた。

 

 ここではアクションヒロインを、アクションが堪能なヒロインから、実際にそんなにアクションが伴わなくてもそれ系のドラマ・映画に関わっている女優も含めてリストアップしてみた。それも「出自広島」ヒロインと「設定広島」ヒロインというカテゴリーで探してみた。

 

 まず「出自広島」で考えると、なんといっても筆頭は広島市出身の綾瀬はるかだろう。彼女のメジャー級の活躍と、意外にも『僕の彼女はサイボーグ』『ICHI』『奥様は、取扱注意』『八重の桜』といったアクションがメインだったりアクションが伴う作品への主演格での出演は、目を見張るものがある。他にも、『ミラーマン』の対インベーダーチーム「SGM」・野村隊員役の市地洋子も東広島市の出身。SGM・村上チーフ役の和崎俊哉も呉市出身なんで、SGMは極めて“広島度”の高いチームだったといえる(;^_^A 彼女は後に一時広島を意識させる「安芸晶子」という芸名に改名した時期もあり、これまたアクション映画の『狼の紋章』や『殺人拳2』なんてのにも出演している。ファンタジー色の強いスーパーヒロインそのもので登場しているのが、ZENピクチャーズ・「太陽の戦士レオーナ」シリーズに主人公で相次いで出演した及川奈央と古﨑瞳。及川は戦隊シリーズの悪の幹部・害水大臣ケガレシアや、“劇場版ライダー”『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』での「蜂女」といったキワモノの役などでも活躍しているし、古崎は同レーベルの『女捜査官危機一髪』でも華奢な体で痛々しい肉弾バトルを展開している。それと、忘れてはならないのが、ワルキューレさやかこと『こんな学園みたことない!』の一条寺さやか先生役・広島県三原市出身の奥田圭子だ。学校の熱血教師と悪を懲らすスーパーヒロインとのコントラストは絶妙だし、彼女は『天使のアッパーカット』でもアクションヒロインを演じている。

 

 

 続いて「設定広島」だが、こちらの方は充実している。まず広島発のヒロインアクション“劇場”ムービー『サルベージ・マイス』からは、怪盗マイス(真唯)役の谷村美月と広島自警団の格闘少女・美緒役の長野じゅりあ。長野にいたってはリアルアクションヒロインだ。また円谷プロの『ウルトラマンA』でシリーズ中盤まで北斗星司と合体変身を見せるTAC隊員・南夕子(星光子)も、第一話では超獣ベロクロンに蹂躙される広島県福山市の看護婦だった(ちなみに北斗は同じく福山市で給食のパンを運ぶドライバー)。東宝特撮『フランケンシュタイン対地底怪獣』の前半は広島が舞台だが、その広島の国際放射線医学研究所の博士助手としてストーリーに深くかかわっていく戸上季子役を妖艶・水野久美が務めていた。彼女の設定も広島人だ。生粋のリアルアクションヒロインである武田梨奈が、『ワカコ酒』の主人公にして“広島出身のOL”という設定を持つ(それ故時折広島に里帰りするエピソードもある)村崎ワカコ役を演じてくれたおかげで「設定広島」ヒロインに仲間入りしてくれたのは何とも心強い(;^_^A CMの世界では、数年前に地元広島の企業・中国電力「メガエッグ」のCMで、『3年B組金八先生』第8シリーズなどに出演した水沢奈子が、まるで「ワンダーウーマンとスーパーガールを足して二で割ったようなコテコテのヒロインコスチュームで出演していたことも記憶に新しい。

 

 

 こうやって、思いつくままに書き出してみたが、本当は「もう少しいたんじゃないかな?」って印象を持った。おそらく上記の女優以外にも、もっともっと「広島ゆかり」のヒロインはいるような気がする。また思い出したら、改めて改訂版を書いてみたいと思うが、ご当地ヒロインに思いを馳せるのは何とも楽しいものだ(;^_^A