神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

決定的スクープ! コングは北極の“土砂”をかき分けた?!

 前々から薄々は気付いていたものの、この度の日本映画専門チャンネルでのリピート放映で、図らずも露見した『キングコングの逆襲』の“決定的矛盾”について……それもズバリ、「北極は大陸だったんだ!」との衝撃映像を紹介したいΣ(゚д゚;)

 劇中、安価で高性能の核爆弾が作れる未知の核物質「エレメントX」が北極に貨車一台分埋まっていて、その掘り出しのため、モンド島のキングコングドクターフー一味によって文字通り“拉致”されて、南方から遙か遠い北極まで“連行”されるんだけれど………一時は“催眠”によってエレメントXの“掘削に荷担するも、やがて“覚醒”したコングは北極から日本の東京めがけて逃走を試みる。その過程で特筆すべきは、地下の檻を破壊して地表に姿を現す際、コングは多量の“土砂"をかき分けるのである。改めて書くけれど、その時コングは北極にいた……北極に、北極に、北極に………!

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 このシーンを観たとき、もう頭がクラクラしてしまったよ! 今月の「東宝特撮大国」のもう一本『妖星ゴラス』では、南極に設置したジェットパイプによって辛くもゴラス衝突を回避したものの、今度は軌道修正のため地表のない北極にいかにしてジェットパイプを建設するか、という大きな問題を残しつつ幕を閉じるが、その北極に"東宝特撮"の世界観では地表が存在することになってしまったから……そうなると『キン逆』は『ゴラス』世界観への大いなる“忖度”だったのか……?!

 そんなこと考えると、4月の『空の大怪獣ラドン』と『宇宙大怪獣ドゴラ』は“九州カップリング”、5月の『フランケンシュタイン対地底怪獣』『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」は“東宝フランケンシュタインカップリング”に対して、6月の『妖星ゴラス』『キングコングの逆襲』カップリングは、差し詰め“設定上不条理すぎるカップリング”とでも呼ぼうかな……ヾ(--;)