悪しき現実が“虚構”を超えてどうする?
先日、凄惨なホラー映画のことを書いたばっかりだけど、まさかそんな事件が現実に起こるとは……世も末である(-_-メ;)
室内に9人分の頭部と大量の骨、27歳男を逮捕 肉や内臓は「ごみとして捨てた」
http://www.sankei.com/affairs/news/171031/afr1710310028-n1.html
欧米、特にアメリカでは、猟奇的大量殺人は何度も繰り返されている。ざっと思い起こしても、「殺人ピエロ」ことジョン・ウェイン・ゲーシー、「ミルウォーキーの食人鬼」ことジェフリー・ダーマー、そしてかの『悪魔のいけにえ』のモデルとなったエド・ゲイン等々、枚挙に暇がない。しかしそんな猟奇事件は遠い他国のことで、こんな狭い島国に一億人以上が肩寄せ合って生きている日本では無縁の問題だと思っていた。事実、宮崎勤や「酒鬼薔薇」事件などあっても、そして実際遺体を切断してトイレに流した“畜生”はいても、僅か2、3ヶ月で9人もの人間を殺害し、バラバラにし、かつその生首を保管していたなんて、前代未聞の惨事だ。こういう意味での“欧米化”は御免被りたい!
まだ事件の全貌が明らかになっていないし、犯人もあくまでまだ“容疑者”なんで、結論が下されるのはうんと後になろうが、事件の手口や証拠は掴めても、動機がなんであるか、なぜそんな行動が出来たのか、等々、“藪の中”になってしまうことも多かろう。
でも、本当に一番重要なのは、容疑者の「心の闇」なんで、まかり間違っても同様の事件が再発しないよう、真相を徹底的に究明して貰いたい。こんなことは虚構の世界で結構!