シン・ゴジラは蛙の子?
『シン・ゴジラ』の過去と違う最大の特徴は、第2~4形態までの“変態”に尽きる。正直、呑川から上陸した第2形態を観たときには、他の多くの方の感想と同様、「こいつはレジェンダリー版の『ムトー』と同様、シン・ゴジラのライバル怪獣なんだ」って思ってしまったモンね。その後の変態云々より、このシン・ゴジラとは似ても似つかぬ第2形態が、本作の最大のサプライズ(2番目は牧博士役の岡本喜八監督!)だった。
さて、そのシン・ゴジラ変態なんだけど、これって“蛙”の成長をモチーフにしていたのかなぁなんて思った。第2形態はまさにオタマジャクシから「やがて~足が出る~♪」状態で、それが第三形態になると「手が出る~♪」、そして第四形態で完全に成長して陸に上がる、ってイメージで考えると、シン・ゴジラの変態に説明がつきそうだ(;^_^A
もっともこれは既に誰かが提唱している事かもしれないけど、上記のカットで第2形態がエラのような部分から体液(血?)を吹き出しながら進む(それも後ろ足で踏ん張って)姿をこの度再見して、直感的に思った次第(;^_^A