神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

戦闘(軍)服ヒロインの極致!

 過日、久しぶりに『ゴジラ×メガギラスG消滅作戦』を観賞したが、なかなかの傑作だった(^^)  本作の翌年に公開された、金子“ガメラ”修介監督の『ゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃』があまりにもマニア受けする傑作だったので、すっかり印象が薄れてしまっていたが、思い起こせば、封切り当時はとても感激して、当時i壱万円もするDVDボックスを購入したほどだったよ(^^)
 
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 本作は田中美里演じる自衛隊(というかGグラスパー)の女性隊長・辻森桐子の“ヒロインアクション”といっても過言ではない作品といえる。とにかく凛々しい。引詰め髪のへアースタイルで女性らしさを極力廃し(それ故ラストの解いた髪が魅力的!)、表情も常に硬く、そして隊長として屈強の男たちの上に立つ、という立場もさることながら、戦闘機を縦横に操り、ラストにはその戦闘機グリフォンを使って、ゴジラ消滅のために捨て身の飛行を試みる迫真の演技と、諸悪の根源(政財界の黒幕的立場)であった伊武雅刀に怒りのパンチをぶち込む爽快感で、主人公の怪獣たちを見事に凌駕する存在感だった。
 
 この辻森隊長に代表される、「戦闘服着て戦う(活躍する)ヒロイン像」は手塚昌明監督の“お家芸”のようで、他にも釈由美子吉岡美穂高山侑子といった、いかにもな女優(もしくはわたし個人の好み?)に“戦闘服・制服を着せる”という、特撮マニアの夢(妄想)を見事に具現化してくれている稀有な監督だ(^^)  わたしもあやかりたいね(^^)
 
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  もしまた日本でゴジラが復活、なんて運びになったら、またこの手の「戦闘するヒロイン」を登場させてほしいね。そうなるとまた“機龍”(メカゴジラ)にも是非とも復活してもらわなければ……(^^))