神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ザボーガーが帰ってきたァ!

 一応、ここは“ヒロインアクション”に特化したブログなんで………(笑)
 
 昨日は、家族を連れて広島府中「ダイヤモンドシティーソレイユ」へ。目的は来週に迫った“広島発ヒロインアクションムービー”『サルベージ・マイス』の前売り券を手に入れるため。何と云ってもここのシネコン「バルト11」では、22日の広島先行封切り日・午後1時からの部で、関係スタッフキャストの舞台挨拶があるのだ。早く手に入れて座席を確保しなければ、と思った次第だったのだが、前売りコーナーのお姉さんに聞くと、座席指定(およびどの日のどの回に入場するか)は、当日チケット購入時に決定するので、事前に前売りを買っても関係ないとのこと。
 
 そうか、シネコンってそんなシステムだったのか……なんせ私が頻繁に映画館へ足を運んでいた頃は、広島東映東映パラス・宝塚劇場・松竹東洋座・朝日会館・スカラ座・広島リッツ・ステーションシネマが健在だった頃(つまり座席指定などなく、観たけりゃいつまでの劇場に居座れた時代)で、シネコン経験は未だ東宝シネマズ緑井で観た『ゴジラファイナルウォーズ』『あらしのよるに』『子ぎつねヘレン』の3本と、今はなきアルパークシネマでの『恋に落ちたシェークスピア』『NIGHT HEAD』の2本しかない。それもガラガラの状態だったので、座席指定の細かなシステムなど、今の今まで全然気にもとめていなかった。おそらくあまりにも当たり前すぎること聞く私に呆れていただろうが、それでも懇切丁寧にシステムを説明してくれたお姉さんには感謝感謝だ(笑)
 
 そんなわけで、当日チケットの方が割引率の高い券を持っているので、この日の前売り購入は中止したが、その足でチラシ置き場に行ってみると、先日の「Vドリーム広島地区予選」の時にはあれだけ束になっておいてあった『電人ザボーガー』のチラシが既に一枚残らず撤去されていた。その状況に改めて「ああ、遂に『電人ザボーガー』は全国公開されたんだ」ということを実感。何ともいえない感慨にふけってしまった。
 
 その横のグッズ売り場に目を向けると、そんな私の心を見透かしたように、『電人ザボーガー』の様々なグッズが並んでいた。そこで財布と相談しながらも、つい散財してしまった(苦笑)  それらをレジに持って行ったら、件のお姉さんがそこにいて、照れくさいやら、先ほどの“借り”は返せたと思うやら、何ともいえぬ思いで商品を差し出した(苦笑)  そうやって購入してしまったのが下の写真の“ブツ”だ(笑)
 
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 前に大量ゲットしていた、デザインが何とも“泣かせる”素敵すぎるチラシと、ザボーガーのクリアファイル。
 
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 この種のグッズと言えば定番中の定番(そして個人的好みもあり)のザボーガーマグカップ。何とその背面には、“ダンプ怪人”ブルガンダーの勇姿が……なんてマニアックなんだ!(笑)
 
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 ちなみにオリジナル(74年版)のブルガンダーはこんな姿……
 
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 何はともあれ、これらのグッズを見たり、ネットの情報を読んだり、改めて予告編を観たりすると、いやはやもう、居ても立ってもいられない衝動に駆られる。
 
 
 『サルベージ・マイス』と同じ封切り会場なので“ハシゴでもいっか”なんて考えていたが、これでは両作品に失礼だ。これは何とか今週中に都合つけて『電人ザボーガー』観に行こう! 万難を排して……ああもう、今回もしっかりオリジナルのまま歌われている主題歌を聴いただけで、観る前から目頭が熱くなりそうだ(笑)  まだ今回の歌い手・高野二郎氏のバージョンが流れてないので、ここではそのインストを(それでも菊池俊輔節炸裂!)
 
 
 ネットの意見も専ら好意的だし、同世代が多く来場しているみたいだし……とにかく今週は“映画三昧”だ!
 
 
 
板尾創路、ザボーガー初日は「加齢臭にビックリ」2011年10月15日 15:07
 
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 1970年代に放送された特撮シリーズを映画化した「電人ザボーガー」が10月15日、全国20スクリーンで封切られ、メガホンをとった井口昇監督をはじめ、板尾創路古原靖久佐津川愛美が東京・新宿バルト9で初日舞台挨拶に立った。会場には当時を知る“大きなお友だち”が集結し、配布されたザボーガーのお面に大はしゃぎ。板尾は「こんな加齢臭がいっぱいの映画館は初めてでビックリ」と目を白黒。それでも「今まで特撮ヒーローをリメイクした映画は全部失敗しているが、ザボーガーだけは成功した。30数年ぶりというのも中途半端でザボーガーらしい」と胸を張った。
 
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 主人公の秘密刑事・大門豊が相棒のロボット・電人ザボーガーとともに、地球を守るため犯罪組織Σ(シグマ)団に立ち向かう。古原が出演する「青年期の章」、板尾が出演する「熟年期の章」の2部構成。井口監督はザボーガーの大ファンだったといい「この日が来るのが夢でした。撮影中は泣きたくなる日もありましたが、今日はうれし涙が出そう。心臓がギュッとつかまれた感覚」と大入りの客席に感無量。「主人公が挫折からもう一度立ち上がる物語。いろんなことが起こった日本に、今こそ元気で頑張っていこうと伝えられたら」としみじみ語った。
板尾は「撮影中はテンションが上がりっぱなし。お弁当に何か入れられていたのかって思うほど」で、所属事務所に内緒で自らバイクスタントにも挑戦した。一方の古原は、本作のためにバイクの運転免許を取得。壇上のザボーガーを指さしながら「初めて乗ったバイクがあいつです」(古原)、「明らかに整備不良やけどな」(板尾)と笑いを誘った。
 
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 Σからの脱走者を演じた佐津川は「スタッフさんがとても楽しんでいて、カットがかかるたびに笑いが起こった。仕事って感じがしなかったし、こんな現場は初めて」と述懐。劇中衣装は“鉄製のセーラー服”という設定で「最初はどんなものか想像できなかった」。井口監督は「僕、セーラー服が大好きなんで(笑)、衣装合わせで思わず『おっ』と声が出てしまった」とご満悦だった。
(映画.com速報)